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ジョゼと虎と魚たち(通常版) [DVD]

ジョゼと虎と魚たち(通常版) [DVD]
監督: 犬童一心

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  • Amazon.co.jp ランキング: #2388 / DVD
  • 発売日: 2004-08-06
  • アスペクト比: 2.35:1
  • ディスク枚数: 1
  • 形式: Color, Dolby, DTS Stereo, Widescreen
  • オリジナル言語: 日本語
  • 字幕: 日本語, 英語
  • 実行時間: 116 分

エディターレビュー

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   大学生の恒夫は、乳母車に乗って祖母と散歩するのが日課の自称・ジョゼこと、くみ子と知り合う。くみ子は足が悪いというハンディキャップを背負っていたが、自分の世界を持つユーモラスで知的な女の子だった。そんな彼女に恒夫はどんどん引かれていき、くみ子も心を許すが、ふたりの関係は永遠ではなかった。
 『金髪の草原』の犬童一心監督が、田辺聖子の短編小説を映画化。くみ子演じる池脇千鶴は、関西弁でぶっきらぼうなくみ子の中の女性の部分をデリケートに見せて名演。妻夫木聡は、男の弱さ、ずるさ、情けなさを恒夫を通して見せていくが、恒夫が憎めない男になったのは、心の奥まで透けて見えるような彼の純な演技あってこそだろう。エロティックで美しくて切なくて泣けてしまうラブシーンも出色。恋愛の幸福感と背中合わせの残酷さを見事に描いた傑作だ。(斎藤 香)

内容(「キネマ旬報社」データベースより)
田辺聖子の同名小説を犬童一心が映画化。妻夫木聡、池脇千鶴共演で贈るピュアで切ない恋物語。ある日、大学生の恒夫は乳母車に乗った脚の不自由な少女・ジョゼと出会う。以来、恒夫はジョゼの不思議な魅力に惹かれていく。初回限定版終了後の通常版。

内容(「Oricon」データベースより)
田辺聖子原作の小説を「黄泉がえり」の脚本で知られる犬童一心監督が映画化。瑞々しくて切なくて、とてもリアル恋物語を恋愛映画初主演の妻夫木聡と「金髪の草原」の池脇千鶴が見事に演じている。


カスタマーレビュー

ジョゼに恋させてくれる116分間5
人からすごくいいよ、と奨められてみてみた。今流行り(といっても2年前の作品だが)
女性向の純愛ストーリーの邦画かと思っていたがぜんぜん違った。
男にもいやというほど伝わってくるこのせつなさはなんであろうか。
ジョゼと恒夫が結ばれるシーン。池脇千鶴が白いブラジャーをはずし胸を見せる。
池脇千鶴はグラビア、モデル出身でもないので胸は決して豊満ではなく美乳ともいいがたいの
だがそこが妙に愛しいのである。恒夫(妻夫木聡)がそこで「泣きそうだ」と
つぶやいてしまうのも本当に好きな娘の裸を初めて前にした男ならつい共感してしまうだろう。
(欲情とは別にある「あの」感情を知っている男に限ればの話だが。)
そしてラストに向かっていく恒夫の弱さや狡さも共感してしまう自分にやるせなさを感じた。
あるインタビューで監督が「この映画(で感動すること)はダメ男かどうかの踏絵です」と
言っていたそうだ。その通りかもしれない。忘れられない本気の恋をしたことある人ない人で
感想が違ってくるかもしれないけれどぜひ一度は見てもらいたい。

痛みが伝わる5
良い!

肩に力が入ってない映画なのに見た人の心に必ず何がしか残る。そんな映画。

妻夫木聡、池脇千鶴をはじめとする俳優人の自然体の、体当たりの演技が素晴らしい。原作の台詞はほとんど使っていないとのことだが、絶妙な間と俳優の表情でこの上もなく魅力的なものになっている。切なくも素敵な恋愛映画に仕上がっている。

コメンタリーでは、監督と妻夫木、池脇の仲の良さが伝わってきて、良い空気で映画が撮られたんだとわかる。

儚い5
人の多くが、いずれ同じ人には飽きるのではないでしょうか。

多かれ少なかれ、同じ体には飽き、依存には疲れ、重たく感じるものではないでしょうか。

サガンの小説の一節が、映画の中に出てきますが、ただ、その一文に尽きますよね。

恋が終わっても、一年ののち、ただ、同じ日々がめぐってくる。ただ、それだけのこと。


ツネオは何とも健常で、軽い、いまどきの男子大学生で・・・彼も例に漏れず、その恋愛の炎はくすぶり、消えるのです。
ジョゼに障害があるため、そういうどうしようもない現実が、より哀しく、よりドラマティックに見えるのかもしれません。

しかし、この映画の筋のようなことは、ごくふつうの、私たちのくらす日常で、そこいらへんにいるカップルの間で、起こるようなことではないかと思うのです。

私は、ツネオだけが悪者ではなく、ジョゼだけが聖人君子のような位置づけにはならないと思います。

二人は、もちつ、もたれつ。だからこそ、何も解決策が無くて、ただただ、やるせなくて、心を打つ。

あんなに愛し合った時代が、一瞬だけ輝いた、なつかしい宝石のように、心に浮かぶ。

そういうやるせなさ、人の心の弱さ、虚しさみたいなものを、淡々と、描ききっている作品でした。

男女の、はかない恋の行方が、とてもリアルに刻み付けられていました。