花とアリス 特別版 [DVD]
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #2788 / DVD
- 発売日: 2004-10-08
- アスペクト比: 1.33:1
- ディスク枚数: 2
- 形式: Color, Dolby, Limited Edition
- 字幕: 日本語
- 実行時間: 135 分
エディターレビュー
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岩井俊二監督が、高校生たちの揺れ動く心情をリリカルで繊細なタッチでつづった青春ドラマ。ネットで配信した4つの短編が、長編作品として再構成された。あこがれの先輩を「記憶喪失」だと信じこませ、つき合い始める花と、彼女の親友アリス。3人の微妙な思いがもつれていく。
細かいカットで紡がれるオープニングから、花とアリスの自然な会話に引き込まれる。恋の成就のための無謀な嘘や、親友が恋敵になるといった一見ありふれた展開も、演じる鈴木杏と蒼井優の等身大の演技で、高校生の生き生きとした日常に転化。通学中のときめきや海辺のデート、バレエ教室での稽古風景などノスタルジックな映像に、岩井監督自身が作曲した音楽が絶妙にかぶさる。物語に感動するとか、興奮することはないが、観ていること自体が心地よく、知らぬ間に胸をヒリヒリさせる一篇。やはり岩井俊二はただ者ではない。(斉藤博昭)
内容(「キネマ旬報社」データベースより)
『リリイ・シュシュのすべて』の岩井俊二監督が、誰もが経験する思春期の心情を綴った青春ラブストーリー。幼馴染みのふたりの少女・宴рニアリスが、友情と恋の狭間に戸惑いながら大人への階段を上り始める。ショートフィルム版なども収録した特別版。
内容(「Oricon」データベースより)
幼なじみでいつも一緒な、明るく素直な“花”と自由奔放で勝手な“アリス”の二人が友情と恋の狭間で戸惑いつつ、大人へと成長していく姿を描いた初恋物語。鈴木杏、蒼井優ほか出演。
カスタマーレビュー
若いっていいなと思った。
正直、全く期待はしていなかった。
作品としてどうこうと言うより、岩井監督が鈴木杏と蒼井優を撮りたかっただけなんだろうと安直に考えていた。
結果的にそれは事実なのだが、僕の想像を遙かに超えたすばらしい作品にまとまっていた。
特に際だってすばらしいのは鈴木杏と蒼井優の演技だろう。
この二人の演技力にはまったく脱帽だ。
脚本の良さもあるのだろうが、何よりコミカルな二人の会話は楽しくて楽しくてしょうがない。
絶妙な間だったり、表情だったり、しぐさだったり、何でこんなに見せ方がうまいんだろうと感心してしまう。
脇役陣も非常に魅力的で作品に彩りを添えているが、
こんな有名な人がたったこれだけ?と驚いてしまうような場面もある。
吉岡秀隆などは声だけの出演である(しかし、十分に存在感を感じさせるが)。
そうした実力者たちが出しゃばらず完全に脇役に徹しているという点もこの作品の魅力だろう。
物語としては冗談のようなストーリーだが、個人的にはアリス(蒼井)とその父との親子関係が物語に奥行きを与えている点が好印象である。
蒼井優は魅力的な女優だ。
これからも魅力的であり続けるだろう。
ラストのバレエを踊るシーンは眩しいほどの魅力に溢れている。
少女を卒業してしまった大人の女−広末涼子
蒼井優ちゃんと鈴木杏ちゃんの瑞々しさ。
それは皆さんが既にレビューで書かれている通りでした。
そんな瑞々しい季節は女性であれば誰しもがかつて持っていたはずの季節です。
でも大人になり、みんなそんな季節のことは遠い過去になっていってしまう。だからこそキラキラと美しく壊れやすく、また人によってはただ綺麗なだけではない、無力なだけに独特の苦しさに満ちた季節であるとも言えます(花とアリスの家庭環境も決して幸せなものとのは設定されていないようですし・・・)。
その儚さを封じ込めた作品に思えました。
レビューが多すぎて全部見ていないのですが、広末涼子さんが最後に大人の女の象徴であるかのように出ているのはかなり意図的に思えました。純粋にクルクルと舞うアリスと、現実感あふれた広末さん演じるキャリアウーマンの携帯での会話がとても対照的に浮き出されていたように思います。
でもそのキャリアウーマンの彼女にもかつては今のアリスのような季節があったのだと、忘れてしまったかつての、少女の頃の自分を大切に思いかえしたくなるような作品だと思いました。
不器用な少女たち
一人の少年を通して、遊ぶ二人の少女の友情物語。
花屋敷に住む、ちょっとガサツな「花」(鈴木杏)。彼女の「まー君」
に対する不器用さは、一人っ子という境遇、家から出れなかった過去か
ら伺える。そんな彼女の初恋であろう、まー君への必死さが、非常に愛
しかった。不細工に泣き、自分の罪を告白する彼女はいじらしい。
友だちのような母親と暮らす「アリス」(碧井優)。両親は離婚。
アリスは、まー君の意中の人と思いがけずなってしまう。しかし、彼女
がしたかったのは、無邪気な子ども時代に帰ることではなかっただろう
か。まー君と花で、家族の風景をなぞるアリス。
モデルとしても、一人娘としても“ぱっ”としない彼女が踊るバレエは、
映画の中、唯一の自己解放の場で、あのシーンのアリスはまぶしかった。
最後に岩井俊二と言えば“映像”だが、日本の光が余すところなく映し出
され、ノスタルジックな気持ちになった。
美しい四季の中で、不器用に生きる二人の少女の日常。どこかで見たよう
なでも、初めて見るような不思議な手触りのする作品だった。

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