ナイン・ソウルズ [DVD]
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おすすめ度:
商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #44029 / DVD
- 発売日: 2004-01-21
- アスペクト比: 1.78:1
- ディスク枚数: 1
- 形式: Color, Dolby, Widescreen
- オリジナル言語: 日本語
- 実行時間: 120 分
エディターレビュー
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父親殺しの罪で服役することになった金子(松田龍平)は、獄中で9人の男と出会う。その中のひとり山本(国村隼)は、富士山麓の小学校に大金を隠してあると皆に打ち明けた後、精神錯乱に陥った。残された9人は、偶然見つけた穴から脱獄し、大金を手に入れようとするが……。
『青い春』の豊田利晃監督が同作主演の松田龍平と再びコンビを組んで贈るピカレスク・ロード・ムービーの秀作。9人の痛烈な脱走の旅の中から導かれる、それぞれの魂の再生は激しくも哀切に満ちた情緒が伴い、閉塞的な現代社会の打破をモットーとしてるかのようなこの監督ならではの優れた持ち味として見事に昇華している。原田芳雄を筆頭とする9人のキャスト陣もそれぞれ個性的。また男たちのドラマの中に伊東美咲や松たか子、京野琴美などなど綺麗どころがそれぞれポイント的に華を彩るのも嬉しい限り。(的田也寸志)
内容(「キネマ旬報社」データベースより)
原田芳雄や松田龍平、千原浩史など個性的なキャストで贈るドラマ作品。大金が隠されている富士山の麓の小学校を目指し、親殺しの青年・磨u散ら9人の男たちは刑務所から脱走する。しかし、彼らは次第にそれぞれが抱える想いに従って旅を続けていく。
内容(「Oricon」データベースより)
原田芳雄、松田龍平、千原浩史ほか豪華キャストで贈る、刑務所から脱走した9人の囚人たちが、同じ時間を共に過ごす事により、生まれて初めての連帯感、充実感、そして忘れていた未来への希望を取り戻すまでをユーモアを交え描いたヒューマンドラマ。
カスタマーレビュー
未来の鍵
一回目に観た時は、終わってから暫く考え込んでしまった。
2回目以降、何度も観て行くうちに凄く感動するようになった。
自分としては、とにかく感情移入してしまう映画。
こんなに作品と一体化して観た映画ははじめてだった。
それぞれが目的の場所へ希望を持って向かうのに、
そこに待つのは良い現実ではないしそこで終わってしまう者もいる。
“希望をもって旅立っても良い結果は殆ど望めない”
なんだか自分の現実とかぶってしまって、凄くやるせなかった。
未散が弟を殺しに行くシーンの彼の語りは何度聞いても衝撃を受けてしまう。
全てが自分もそうだ、と思ってしまう台詞。
落ち込んだ時、現実から逃げたくなった時この映画をみるようにしている。
これは自分にも“鍵”をくれる映画。
影響大
この映画を一人で観てたら、正直鬱になりました(笑)
頑張っても報われないんだなぁなんて思ったりして……。
彼らは「犯罪者」という世間的にも大きな問題があるのに、今自分はなんて小さいことに悩んでるんだろう。
と、悪い意味で「何でもできる」という錯覚を起こしてしまいそうになりました。
しかし2回目観た時には、なんだか無償に「頑張ろう」という気持ちが沸いてきました。
彼らの生き方とか、9人は何故一緒行動するのか、刑務所から出たからといってすぐに別れたりしない、
そんな部分に心打たれます。
ストーリー的には明確にしすぎないところがまた良かったです。
9人それぞれの道が単純に心に響きます。
これは本当に何回観ても飽きない映画。見るたびにいろんなことを発見できます。
豊田監督の作品はいつも凄く考えさせられます。
こんなに人生に影響を与えらたものも初めてです。
観るときには是非一人で観て下さい!
この社会へと提示されたメッセージ
見終わったとき、体中に広がった鳥肌を表現するためには、「泣ける」だの「感動」だの、そんなありふれた言葉は役に立たない。「言葉にならない。」そうとしか言い様がなかった。過去に十字架を抱えて生きている人間には、きっと9人のうちの誰かに(それが完全にではないとしても)、シンクロできるのではないかと思う。そして希望を感じられるのではないかと思う。仲間、それはつまり人と人との絆で、最後の最後で未散はそれを信じることができた。だが彼を待ち受ける未来は、きっと明るいものではないだろう。それでも、彼の心は確実に救われたはずだ。それにしても松田龍平演じる金子未散のラストは凄まじかった。涙が出そうなほど、息が出来ないほど切なく、痛々しかった。やはり松田龍平には血と闇がよく似合う。他のレビューを読んでいて「青い春の方がいい」というコメントをちらほらと見かけた。だが、比較する意味が、一体どこにあるというのだろう。私も「青い春」を愛する一人だが、この映画も同じくらいに愛しいと思う。ただ誰にでも経験のある(つまりある意味では普遍的な)青春の痛みをテーマにした「青い春」に比べ、この「9souls」は社会的・倫理的に許されぬ罪を犯した人間がそれぞれ主人公であるからして、必然的に共感できる観客を選ぶものになったのかもしれない、とは思う。なんにせよ、豊田監督の作品は視線が一貫している。豊田監督が人間を見つめる目はいつも厳しく、そして温かい。そこに私は惹かれる。この映画は、今の腐りきった社会への、警告のメッセージだ。血まみれの未散の叫びを聞け。虎吉の鳴らすクラクションに耳を澄ませ。この世界が、荒野へと変わる前に。

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