ライフ・オブ・デビッド・ゲイル [DVD]
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おすすめ度:
商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #8631 / DVD
- 発売日: 2003-11-28
- アスペクト比: 2.35:1
- ディスク枚数: 1
- 形式: Color, Dolby, Widescreen
- オリジナル言語: 英語, 日本語
- 字幕: 英語, 韓国語
- 実行時間: 131 分
エディターレビュー
内容紹介
ケビン・スペイシー、ケイト・ウィンスレット競演、2003年の社会派サスペンス『ライフ・オブ・デビッド・ゲイル』。名匠アラン・パーカーが再び社会の暗部をえぐる。5.1chドルビーデジタルサラウンド&ピクチャーディスク仕様。
【映像特典】
●アラン・パーカー監督による音声解説
●メイキング・ドキュメンタリー
●未公開シーン
●メイキング
●音楽ができるまで
●ギャラリー
●予告編集
●DVD-ROMコンテンツ
Amazon.co.jp
同僚の女性を殺した罪で死刑宣告を受けた元大学教授。死刑執行まで3日となったとき、彼は手記を書いてもらうために記者と面会する。話を聞く記者は、彼の無実を確信し、死刑判決を覆そうとするが…。『フェーム』『ミシシッピー・バーニング』など、多くのジャンルで傑作や問題作を生み出してきたアラン・パーカー監督による、衝撃的な展開をみせるサスペンス。
死刑囚を演じるのはケビン・スペイシー。死刑反対運動に加わりながら、過去に教え子をレイプした容疑で逮捕された複雑なキャラを、いつも以上に謎めいた演技で見せ、観る者を煙に巻いていく。そんな彼に対して、観客はケイト・ウィンスレット扮する記者と同じ目線で事件の核心に迫ることになる。死刑の是非という社会派の一面に、事件の鍵となるおぞましいビデオ映像も織りこんだ展開は、パーカーのパワフルな演出力もあって、最後の一瞬まで緊迫感をキープ。そして訪れる結末は「ズシリとした余韻」などという形容も甘く感じられるほど、観終わった後、当分の間、心の奥から離れないはずだ。(斉藤博昭)
内容(「キネマ旬報社」データベースより)
『エビータ』のA・パーカー監督が死刑制度に鋭く異議を唱えた社会派サスペンス。レイプ殺人の罪で死刑宣告を受けた大学教授・デビッド。彼の依頼で独占取材を許された記者・ビッツィーだったが、取材を通して冤罪の可能性を感じ始めていた。
カスタマーレビュー
スリラーに近いサスペンス
本作品と同様、死刑制度をテーマにした作品といえば「デッドマンウォーキング」や「グリーンマイル」などが思い浮かぶ。主人公に時々刻々と「その時」が近ずいている中で話が進むという点においては、「デッドマンウォーキング」に近いストーリーだ。
しかしこの作品はインタビューでケビンスペイシーが言っているように「スリラーに近いサスペンス」として楽しむ要素があり、観る側の予想が2転3転される心地良さには全く脱帽。
台詞のあちこちには、明らかにアラン・パーカーの政治的メッセージが含まれていながら、観終わっても押し付けがましい感じはなく、彼が意図した様に各人各様に考えさせてもらえる自由を感じることができる。その結果、押し付けられるよりもずっと重くテーマを抱え込むことになる。更にストーリーがなぜテキサスなのか(特典映像にある)を含め、アラン・パーカーの解説(特典映像にある)を聞きながら作品を見直すたびに、テーマの重みが増してくる。
この脚本が、今まで人目につかなかったなんて本当に不思議。
この作品は同名でノベライズされている。文章化された本を読むと映像では語り尽くされなかった事や微妙なニュアンスの違いなどの発見があり、映像を楽しむ事で終わらせず、本も読むこともお勧めします。
正義の行方
観終わって感じたのは、これが確実に9月11日以降の映画だと言う事。
時代は映画を反映するというけど、この映画がもしあの日以前に観た映画だったら、これほど感銘を受けたかどうか分からない。脚本は前から書かれてたと言うけれど、不気味なくらい「今」という時代を考えさせる一本。
テキサスというところはアメリカでも死刑賛成が多いところで、大統領の事もあって保守的な野蛮な地域という印象がある。しかしアラン・パーカーは「本当に文化の多様性を重んじるなら、テキサスの文化も尊ぶべきだ」と言う視点から映画を撮っているのが凄く面白い。パーカー監督自身は死刑反対派だが、死刑を多数の人が支持しているテキサスにも正義がある事を否定できない。
それと対照的な死刑反対派の描写がまた面白い。死刑OKのテキサス州で彼らは次々と敗北し、絶望しかない現実の中で彼らはある決断をする。それはあの9月11日のテロと酷似したものになる。正義を唱える事は素晴らしいがそれが先鋭化してゆくとやがて過激なものになり、自分たちの正義を否定する間に対してはどんな手を使っても良いと言う事にしかならない。「世界の多数が掲げる正義」がある地方・地域では「過激な少数派」であり、「自由・平等・博愛」多数を背景にした押しつけでしかない部分が明らかに確実に存在する。
公開された時は、首都圏・大都市の公開がメインだったようですが、機会があれば是非見る事をお勧めします。残念ながらこういう「突き詰めた」映画が今の邦画で作られる事はないでしょうから。
隠れた名作
名作です。
それ以外の言葉が見つかりません。
この作品はまぎれもなく、「ユージュアル・サスペクツ」や「アメリカン・ビューティー」に並ぶ
ケビン・スペイシーの最高傑作です。
「人が人を殺すとは?」
「理想のためなら、死すらも容認されるのか?」
物語のラスト、見た人それぞれの思いや考えが心の底から沸き上がってくるはずです。
少なくとも、この手のテーマを考えることすらやめた日本では永久に生まれてこない名作でしょう。

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