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劇場版 NEON GENESIS EVANGELION - DEATH (TRUE) 2 : Air / まごころを君に [DVD]

劇場版 NEON GENESIS EVANGELION - DEATH (TRUE) 2 : Air / まごころを君に [DVD]
監督: 庵野秀明

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おすすめ度:

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  • Amazon.co.jp ランキング: #970 / DVD
  • 発売日: 2003-11-27
  • アスペクト比: 1.37:1
  • ディスク枚数: 2
  • 形式: Color, Dolby
  • 実行時間: 163 分

エディターレビュー

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   TVオンエア終了後、激しく賛否を呼んだ最終回を映画でやり直すという前代未聞の企画で製作され、一大ブームとなったSFアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』劇場版。その内容は、テレビ版の総集編を改定した『DEATH(TRUE)2』と、真のラストを描く『AIR/まごころを、君に』の2部構成。前者の構成は、単なるダイジェストではなく、ドラマをシャッフルさせながら観る者を魅惑の悪夢に誘うかのような趣向であり、後者は人類補完計画の発動に伴う主人公たちの運命が描かれていくが、そこには本作のファンの主層でもあろうアニメおたくに対する批判が、作り手自らの痛みも伴いながら繰り広げられていく。従って、その結末にも安易な希望など見受けられず、当然ながらさらなる賛否の激しい議論を呼んだ。いずれにせよ、現代の脆弱な心のまま生きる日本人に痛切なアンチテーゼを発信し、社会現象を巻き起こすに足る問題作であったことは間違いない。(増當竜也)

内容(「キネマ旬報社」データベースより)
一大ムーブメントを巻き起こした人気アニメシリーズ「新世紀エヴァンゲリオン」の劇場版をDVD化。デジタルニューマスタリングを施し、ドルビーデジタル5.1chを加えて、高画質、高音質を実現。「DEATH(true)2」「Air/まごころを、君に」を収録する。

内容(「Oricon」データベースより)
庵野秀明監督の大人気アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の劇場版を収録するリニューアル版DVD。テレシネからやり直した高画質、高音声で、「エヴァンゲリオン」の世界をよりリアルに楽しめる。


カスタマーレビュー

いまさらながら見ました5
物凄くへこみました
けど、それが狙いなんでしょうね・・・
人は真に他人とわかりあいたいと思う
けどそれには、他人と融合するしかない
そうなってしまえば、人も他人もなくなってしまう。
自分が自分でいられなくなる。
他人には自分に理解できない気持ち悪い部分があり
自分には他人に理解してもらえない気持ち悪い部分がある。
わかってほしいと思いながら、わかるわけないだろと思い
知られたくないとすら思う。
結局人と人とは分かり合えない。「気持ち悪い」
でもその中で生きるしかない。
みたいなこと言ってんのかなーって。思いました。

TV版での賛否両論、というより大多数からのブーイングうけながら
さらにこの映画で「こうなんだよ!」とTVシリーズのラストでの内容を
TV版よりリアルにエグく強調・補足するという、この度胸。満点です。

ネルフ職員が虐殺されるシーンはかなり残酷で、人によってはトラウマになりかねません。(無抵抗で手を上げた職員を射殺、部屋の外から火炎放射器で中の職員を焼き殺し、悲鳴が聞こえるなど)
まさに阿鼻叫喚の地獄絵図で、しかも表現の仕方がリアルなのでかなりキツイです。
苦手な方は決してご覧にならないことをお勧めします。
個人的にはここが一番ショッキングだった。

人の数だけ。4
人の数だけ解釈があり、そのどれも間違っていない作品だと思います。
だって明確な説明は無いんですから。
考えるのが苦痛で無い方なら楽しめると思います。何となく、目から入ってきた映像をそのまま受け入れて流すように見る方は、意味がわからないと感じるだけになるかもしれません。

最後がわけわからないという人も多いようですね。
確かに真実はわからないんですが、自分なりに解釈するための要素はそれまでに散りばめられていたはず。
なので自分なりの答えを考えるのも楽しいかもしれません。
BAD ENDともHAPPY ENDともとれるんですから。
どうしても自分では何もわからないという方は、ネットで人の解釈を読み漁っても面白いと思います。

しかし観る側の一部の意識が個人的に笑えてしまいます。
この作品が理解出来ることがそんなに大層なことでしょうか。わからない、という感想も間違っていないはずです。どうもこの作品にのめり込んだファンには表面上でしかエヴァを見ていない人を蔑む傾向があるように思えます。
何を勘違いしているのでしょうか?
これは所詮作品です。教科書でも、生きる上で大切なことでもないはず。
この作品を理解出来るかどうか、理解する気があるかどうかがそのまま人の価値や成熟度をはかる指標になるとは到底思えません。

確かに壮大な作品ではあります。しかしこれが全てであるかのような考え方は、逆に精神的に危険だと思います。
また、この作品を見た感想が数年前と今で変わっていなくとも、それが「自分は本質的に何も変わっていない」ということにはなり得ないのです。
あなたの世界がそんなに狭い筈ないだろうという感じですね。

話が逸れましたが、真実はわからず終いですがそこに面白さを見いだせれば楽しめる作品です。
また、グロや退廃的な映像・思考が好きな方は、話がわからずとも映像作品として楽しめるのではないでしょうか。

しかし面白いとは言ってもやっぱり制作者側の明確な答えも知りたいですね。
いくら自分達で解釈したところで、正規の解釈は無いわけですから、不完全燃焼といえば不完全燃焼。もやもやが残ります。

それから、庵野総監督の自己満足でしかないと感じた方も少なくはないようですが、確かにそういうところはあると思います。とくに終盤の実写映像は何が言いたかったのか。どういう意味があるのか。雰囲気としてだけなら別に必要なかったような‥
そういう、「これ必要か?」と思わされる演出がありました。
不思議な空気を出すだけだして、結局ストーリーについての詳しい解説がないのはどうかと思いますね。映画なんですから、ある程度は明確にイメージを伝えるということも必要かも。
「得体の知れない雰囲気の映像をつくる俺かっこいい」と思ってそうな気も、しないでもなくてちょっと萎えます‥‥


最後に、これだけは耐えられなかったという点が1つ。

喘ぎ声が多い。
一人で観られる環境にない人には辛いかもしれません。

これまで、50回は見直した映画作品。4
エヴァとの付き合いは、すでに12年を経ています。
中学2年生、ちょうどチルドレンと同年代のとき、地方の田舎町で、この作品を見ました。
当時、綾波レイよりも、アスカ派だった私にとって、アスカに対する凄惨な仕打ちは、さすがに精神的に堪えるものでした。
その鮮烈な記憶が、傷跡を残すことなく和解を遂げたのは、おそらく、自分が考えているよりも、
ずっと後になってからのことでしょう。潜在的には、残り続けていた記憶です。
さて、これが、万人向きの作品ではないことは、確かです。
「まごころを、君に」は、これまでのエヴァ全話を見たものでなければ、意味がありません。
だから、5を付けることはできませんでしたが、気持ちのうえでは、点数を超越した作品であると、
考えています。
何度見直しても、新たな発見があります。ATフィールドが溶け合い、シンジを拠代として、
リリスにおいて全てが一つになる瞬間、なぜ、ゲンドウは、初号機に喰い殺されねばならなかったのか。
「ゼロ」としての「レイ」が、各々の人の願望にそった姿へと変貌した意味とは。
それは、シンジを媒介とした、個別性の廃棄、統一であったからでしょうか。
「他者」「他なるもの」をテーマとした本作は、さりげなく、伝統的な哲学的テーマに触れています。(テレビ版最終二話の、シンジの独白は独我論からの解放)。

新約聖書をモチーフにした、肉体の死と、霊的再生(復活)も、ナディアにも見られたように、
庵野監督の個性、深層心理に深く刻まれたテーマであるようです(ただ、ナディアは、若干意味が異なる)。
また、テレビ版の最終二話と比較してみれば、表現方法こそ違えども、同一のテーマの変奏であることが、分かります。
本作は、庵野秀明という一個人の個性に、強く制約されているがゆえに、万人向けではないけれども、
それゆえに、比類なき作品ともなりえたのだと思います。
「無」として「何もない」普遍者であった、綾波「レイ」が、他者との触れ合いのなかで、
個別的な感情を得て、そして、人間としての自我を獲得したけれども、再び、普遍者としての
リリスへと回帰した。
ただ、それからのち、個としての彼女は、どこへ行ったのでしょうか。

「I need you」というアイキャッチが、重く響くラストでしたが、平板な恋愛ものに堕することがなくて、
良かったと思います。
同じ傷口を共有できる人であれば、お奨めできますが、それ以外の方には、敢えて奨める必要のない作品でもあるでしょう。