ミスター・クラリネット
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曲目リスト
- バディーズ・ブルース
- フェルディナンド
- イット・クッド・ハップン・トゥ・ミー
- ニューヨークの秋
- レフト・フィールド
- ショウ・アイズ
- バット・ノット・フォー・ミー
- ベース・オン・ボールズ
商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #121766 / ミュージック
- 発売日: 2003-11-21
- ディスク枚数: 1
- 実行時間: 44 分
エディターレビュー
このCDについて
数多くの名盤を生み出した、デフランコのヴァーヴ諸作中でもベスト3に入る人気作。ドリュー、ブレイキーといった当時のヤング・ライオンを従え、ホットでバピッシュなアドリブを披露。
内容(「CDジャーナル」データベースより)
ビ・バップ期にもクラリネットでモダンなアプローチを追求したデフランコの代表的な1枚。ドリューやブレイキーという生粋のビ・バッパーを従え、クラリネットによるモダン・ジャズを十二分に堪能させてくれる。
Album Details
Japanese remastered reissue of the jazz act's 1983 album, packaged in a limited edition miniature LP sleeve. Verve. 2004.
カスタマーレビュー
クラリネット一本、男の意気地
のっけから大げさだが、バディ・デフランコは、間違いなくジャズ・ジャイアントの一人に数えられるプレーヤーだ。ところが、一部に熱狂的な信奉者がいるものの、「モダンジャズ・ファン」の中でデフランコの認知度は驚くほど低い。おそらく大多数のリスナーが「ジャズ」に求める気分や雰囲気、快楽の質に、クラリネットの音色が合わないからだろう。まあたしかにそうだ。
しかし、せっかくジャズという桃源郷に足を踏み入れたのに、デフランコを遠ざけるのは、一つの快楽のチャンネルをあっさりと否定するのに等しい。
デフランコはイージー・リスニング的な作品も多数発表しているが、最大の魅力は、そのインプロバイザーとしての力量にある。この "Mr. Clarinet" は、まさにクラリネット一本携えて、何の余計な演出もせず、能力の限界に挑んだ金字塔だ。
とにかくまずは1曲目の "Buddy's Blues" に耳を傾けてほしい。パーカーの "Parker's Mood" にも匹敵する名演だ。例えが陳腐だが本当だからしかたない。とめどなく湧き出る魔性のアドリブ・プレイに、ここで早くもグッタリだ。これほど優れたブルース表現には、めったにお目にかかれるもんじゃない。そして気を取り直すひまもなくアップテンポの "Ferdinando" に突入していく。
クラリネットになじめない人は、邪道ではあるが、いっぺん頭の中でサックスに置き換えて聴いてみるといい。その演奏の質に納得されるに違いない。
1枚聴き終わるころには、ジャズのアドリブに純粋に浸りきった爽快感と深い感動に包まれることを保証する。クラリネットが嫌いな人でも、これがクラリネットであることを忘れるはずだ。あるいは、ものすごくクラリネットが好きになるだろう。
サイド・プレーヤーの充実も見逃せない。特にアート・ブレイキーのプッシュは何ものにも代えがたい。5つ星では足りません。




