ラヴェル:ピアノ曲全集
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曲目リスト
ディスク 1:
- ソナチネ
- 優雅にして感傷的なワルツ
- クープランの墓
- 夜のガスパール
ディスク 2:
- 前奏曲
- ハイドンの名によるメヌエット
- ボロディン風に
- 古風なメヌエット
- 亡き王女のためのパヴァーヌ
- シャブリエ風に
- 鏡
- 水の戯れ
- マ・メール・ロワ
商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #42610 / ミュージック
- 発売日: 2003-10-22
- ディスク枚数: 2
- 実行時間: 140 分
エディターレビュー
内容(「CDジャーナル」データベースより)
2in1の容量を活かして企画性豊かにデッカの名演を収めた《ダブル・デッカ・シリーズ》の1点。フランスの名ピアニスト、パスカル・ロジェが、流麗・緻密に弾いたラヴェルのピアノ曲全集。
カスタマーレビュー
中庸、王道。リファレンス的ラヴェル。
モノラル時代の定番ギーゼキングや、個性派フランソワなどの録音に続く新世代の録音として、当時まだ20代だったロジェが世に問うたラヴェルのピアノ曲全集です。クリアな音色、落ち着いた表現、オーソドックスな音質の録音で、リファレンス的な演奏として長らくカタログに載り続けている1組です。近年ではヒューイットやタローなどの優秀な新録音が現れ、やや陰が薄くなりつつありますが(ロジェ本人による再録音も期待したいところ)、まだまだ輝きを失っていない、誰にでも安心してお薦めできる優れた1組だと思います。
価値ある全集
ラベルのピアノ作品の全集としては、ペルルミュテールの録音がほぼ同じ時期に成されていて評価も高いと思われますが、ロジェのこの録音もそれに劣らずラベルの精緻な世界を表現していると思いました。録音時期が1973年から1974年なので、音のクリアさが今ひとつです。その分星を一つマイナスしました(だからロジェの責任ではなく、ハードウェア的な問題)。是非本人による再録音化を望みます。
ロマンティストとしてのラヴェル
このディスクのライナーノートによると、「ラヴェルはロマン派の作曲家である」と若き日のピアニスト・ロジェは解釈している。妥当な意見であると思うし、少なくとも実際の演奏においてロジェはそれをきちんと表現し切っている。もっとも、ロジェのロマンは汗臭い熱血漢のそれではない。あくまでクールにキメたコンサートピアニストとしてのロマンである。
羽が舞うように軽やかな「クープランの墓」。端正な和声の刻みが舞曲としての古風さを鮮明に表出する、静かな哀しみに満ちた「亡き王女の為のパヴァーヌ」。寸分の贅肉も持たない屈強の悪魔の彫像を思わせる、冷たい唯美主義の結晶「夜のガスパール」。
どの曲にも、若きロジェの爽やかさと老獪さが垣間見える。秀演だ。





