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ラヴェル:ボレロ

ラヴェル:ボレロ
西本智実

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おすすめ度:

曲目リスト

  1. 歌劇「イーゴリ公」~ダッタン人の踊り(ボロディン)
  2. バレエ音楽「ガイーヌ」~ゴパック/剣の舞/ガイーヌのアダージョ/ばらの乙女たちの踊り/レズギンカ(ハチャトゥリャン)
  3. 組曲「仮面舞踏会」~ワルツ(ハチャトゥリャン)
  4. 交響詩「禿山の一夜」(ムソルグスキー)
  5. 歌劇「エフゲニ・オネーギン」~ポロネーズ(チャイコフスキー)
  6. 弦楽四重奏曲第1番ニ長調op.11~アンダンテ・カンタービレ(チャイコフスキー)
  7. ボレロ(ラヴェル)
  8. 亡き王女のためのパヴァーヌ(ラヴェル)

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  • 発売日: 2003-09-18
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  • 実行時間: 76 分

エディターレビュー

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   ロシアのバレエ音楽を数多く録音している西本智実は、今回のアルバムでもハチャトゥリアンの「ガイーヌ」を取り上げた。チャカチャカとしたメロディー、腹に響くティンパニーの強打でおなじみの「剣の舞」をはじめ、ズンチャ、ズンチャのリズムに乗って進んでいく「ゴパック」、小太鼓のリム・ショットが印象的な「レズギンカ」など、パーカッションにリードされる曲が気楽に楽しめていい。

   ボロディンの「ダッタン人の踊り」もまたパーカッションが活躍する曲で、ムソルグスキーの「禿山の一夜」は劇画調とでもいうべき大胆なケレン味が特徴だ。ロシア音楽の中でも、こうしたお高くとまっていない曲にはそこはかとないB級感が漂っていて独特の魅力がある。リスナーの中にはそこに尽きない興味を感じる人もいることだろう。全編ロシアづくしかと思えば、最後に「ボレロ」「亡き王女のためのパヴァーヌ」と、ラヴェルが2曲収録されている。(松本泰樹)

内容(「CDジャーナル」データベースより)
人気を博している女性指揮者・西本智実が、首席指揮者を務めているオケととともに高い音楽性を発揮した録音。得意のロシア音楽を中心に、華麗な管弦楽作品を存分に聴かせてくれる。

内容 (「CDジャーナル・レビュー」より)
ロシア・ボリショイ交響楽団“ミレニウム”という新しいオーケストラを率いる西本智実が、さっそうとタクトの冴えを見せる名曲アルバムだ。「ダッタン人の踊り」では合唱も加わり、ダイナミックな演奏を繰り広げる。しかし、どんなに激しい部分でも決して強引すぎることはなく、あくまで音楽の形を崩さない。その一方で、細かい部分でわずかにテンポを変化させたり、曲に多彩さを加える努力は惜しまない。「剣の舞」も荒々しさを表現するのではなく、軽快……といってもよいほどのスッキリとしたリズムの扱いで、スタイリッシュに演奏しきっている。「禿げ山の一夜」では、とくに夜明けのシーンがきれいだ。このあたりが従来のロシア的演奏とはひと味違う西本らしさ。「ガイーヌのアダージョ」や「アンダンテ・カンタービレ」でも、さらりとした透明感のあるロマンティシズムがとても快い。「ボレロ」のクールなテンポ感や「亡き王女~」で聴かせるデリケートな響きがいい。 (長谷川教通) --- 2003年10月号


カスタマーレビュー

女性だけど男前っ!!元気になれるCD!5
誰もが良く知っているポピュラーな選曲だと思います。その分、彼女の演奏が好きかどうかの判断の参考になるCDかも。ラヴェルのボレロが聴きたくて購入したのですが、他の曲にも圧倒されました。全体に彼女の若さとパワーの溢れた演奏が聴けると思います。最後の曲が「亡き王女のためのパヴァーヌ」なのですが、「ボレロ」の後とあって、その対比が面白かったです。やはり女性ならではの繊細な表現を感じます。
クラシックはそれこそ指揮者の解釈の仕方で様々な演奏になるわけですが、私は彼女の指揮に現れる前向きな情熱が好きです。応援したくなる!単にビジュアル的な人気だけに留まるか、実力を評価されて伸びていくか、彼女のこれからがとても楽しみです。

たぎり、ほとばしる音楽の熱気に興奮しました!5
 大阪出身の女性指揮者、西本智実(にしもと ともみ 1970.4.22- )が、ロシア・ボリショイ交響楽団「ミレニウム」を指揮したロシア&フランスの管弦楽曲集。2003年1月28日〜2月2日、モスクワ音楽院大ホールでの録音。

◆ボロディン:ダッタン人の踊り・・・・・・打楽器群のはじける連打、躍動感あふれるリズムに、わくわくしました。ユルロフ記念国立アカデミー合唱団の混声合唱付き。

◆ハチャトゥリアン:ガイーヌ〜5曲・・・・・・こちらも、パーカッションのド派手な活躍に、くらくらしました。大サーカスの曲芸でも見ているようなオケの名演。なかでも、「レスギンカ」でのドラムスの乱れ打ちには、ぶっとびました!

◆ムソルグスキー:禿山(はげやま)の一夜・・・・・・ワルプルギスの夜のドラマティックな大饗宴。ビールを飲みながら聴いていたせいもあって、目くるめく酔わされました(爆)

◆チャイコフスキー:アンダンテ・カンタービレ・・・・・・雪が舞い落ちる冬の夜、室内の炉辺に憩う雰囲気が素敵な一曲。山野雄大の解説文に記されていた、この曲のメロディのもととなったエピソードも忘れがたい。

◆ラヴェル:ボレロ・・・・・・同じメロディが様々な楽器のソロによって繰り返されるうちに、徐々に盛り上がっていく音楽。そこには、クリスティの『そして誰もいなくなった』のような、上質のミステリ小説に通じる面白さがある気がします。本CDの演奏を聴きながら、私はぞくぞくしてきました。

◆ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ・・・・・・この管弦楽曲集のトリを飾るにふさわしい小品。ほてり、高ぶった気持ちを、静かに、そっと冷ましてくれました。

良い,とする評価が多過ぎます1
皆さん,この指揮者のファンでしょう?レズギンカは,これだけ早いテンポのこの曲を知りません。凄いと思います。早いのはOKなのですが…最も好きな曲の一つですが…あまりにもドラムの音量が大き過ぎて,肝腎の木管楽器・弦楽器群の良さと金管群の「咆哮」の両方が打楽器に消されていて気に入りません。ダッタン人も仮面舞踏会もソコソコなだけに,ガヤネのミキサーのミス?でしょうか…残念です。またボクは,40年以上もボレロを聴いてきましたが,出だしから,この小太鼓が馴染めません。ボレロを「生」で聴いて感動しない人はいません。
誰でも感動するように書かれている名曲なのです。オケのせいでしょうか,このCDのボレロのフィナーレは粗野です。もっと上品で煌びやかであって欲しいと思いました。