ベスト・オブ・マリア・カラス「カラス・イン・ポートレイト」
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曲目リスト
- ビゼー:恋は野の鳥<ハバネラ>~歌劇「カルメン」第1幕より
- プッチーニ:ある晴れた日に~歌劇「蝶々夫人」第2幕より
- マスカーニ:あなたもご存知です、お母さん~「カヴァレア・ルスティカーナ」より
- ベルリーニ:清らかな女神よ~歌劇「ノルマ」第1幕より
- ポンキエルリ:自殺!~歌劇「ジョコンダ」第4幕より
- ワーグナー:おだやかに、静かに<愛の死>~楽劇「トリスタンとイゾルデ」第3幕より
- プッチーニ:この宮殿の中で~歌劇「トゥーランドット」第2幕より
- ロッシーニ:たった一人のお方だけを愛するなんて~歌劇「イタリアのトルコ人」第1幕より
- ベルリーニ:お仲間の方々...私の心臓の上に手をお置きになると~歌劇「夢遊病の女」第1幕より
- ヴェルディ:花から花へ~歌劇「椿姫」第1幕より
- ヴェルディ:グワルティエル・マルデ...<慕わしきみ名>~歌劇「リゴレット」第1幕より
- トマ:私はティターニア(ポロネーズ)~歌劇「ミニョン」第2幕より
- ヴェルディ:アリーゴよ!ああ、心に語れ~歌劇「シチリア島の夕べの祈り」第4幕より
- プッチーニ:歌に生き、恋に生き~歌劇「トスカ」第2幕より
商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #39195 / ミュージック
- 発売日: 2003-07-24
- ディスク枚数: 1
- 実行時間: 75 分
エディターレビュー
内容(「CDジャーナル」データベースより)
亡くなってから四半世紀が経過してなお人気が衰えない20世紀最高のディーヴァ(歌姫)、マリア・カラスのベスト・アルバム。オペラ初心者にもお薦めの1枚だ。
カスタマーレビュー
「20世紀最高のソプラノ」の歌声です。是非一度聴いてください。
オペラ・アリアが大好きです。
ヴェルディの「花から花へ~歌劇『椿姫』第1幕より」の有名なアリアを聴くと、素晴らしい表現力を持った歌姫だということがよく分かります。細かいパッセージを正確な音程で歌い上げ、役柄の内面に潜む感情の機微を技術に裏打ちされた声で伝える表現力があり、今聴いても色あせることはない名演奏でした。アルフレード・クラウスとの掛け合いの後、高らかに歌い上げたマリア・カラスの歌声に、多くの聴衆の拍手がかぶさるのも当然だと思いました。
若い頃のリリコ・スピントから年代を経るにつれ、ドラマティコの声質に変化し、その得意とする役どころも少しずつ変化していきました。
マスカーニの「あなたもご存知です、お母さん~『カヴァレア・ルスティカーナ』より」の重い役の劇的な歌い回しなどは、絶品ですね。CDですので、その全盛時代の演技の映像が見られないのが残念です。きっと、その美貌と相俟って演技力も抜きんでいたように感じました。
このCDは、彼女が声帯をいため、高音がでなくなる1960年以前の録音がほとんどですから、最盛期のマリア・カラスを聴くことができます。「ベスト・オブ・マリア・カラス」のタイトルに恥じない編集だと思いました。舞台衣装を着けた写真も多く伝説のその美貌を目の当たりにするだけでも幸せです。
また、1950年代のモノラル録音が半数以上を占めていますが、EMIのデジタル・リマスター・システムによって高音質で繊細な録音が再現され、より良い音で聴けることによってその歌声も現在に蘇りました。
プッチーニの「歌に生き、恋に生き~歌劇『トスカ』第2幕より」は、海運王オナシスとの恋にやぶれ、晩年催眠剤に頼り、孤独の中、53歳でこの世を去ったマリア・カラスの波乱万丈の生涯を象徴する、文字通り「歌に生き、恋に生き」のアリアだと感じました。
鮮明なリマスターで甦るあの歌声
LPで聞くと、どうしても録音の古さが気になってしまったのだが、このCDは1曲を除いてARTリマスターがなされていて、その効果たるや素晴らしいの一語。カラスの素晴らしさはもちろんのことだが、その歌声を新鮮に聞かせてくれたことに大いなる悦びと感動を禁じえない。素晴らしい1枚。
これぞディーヴァ
巷に横行する女性シンガーをいつからディーヴァと呼ぶようになったのか定かではないのですが、カラスの歌声を聴くとこれこそが本当にディーヴァと呼ぶにふさわしい人だと強く思います。最盛期にはオペラ座のシャンデリアがカラスの歌声で震えたとか。一番いいとこを切り取ったようなこのCDはかなり聞き応えがあります。1953年から1964年までカラス30歳代の頃の声が収録されています。オペラ初心者には馴染みのない作品が大半なので、冒頭はフーンといった感じで聞いていたのですが、クライマックスに向けての盛り上げがすごい。人間の声はここまで出るのかと感心します。テノールの声は人間ぽいのですがカラスのソプラノは正体不明。鳥の声なのか機械が作り出しているのかと疑うほど人間離れしたものに聞こえます。
ギリシャの富豪との関係で第一線を退くことになったカラスですが、何で彼だったのか、なぜ選んだのが音楽ではなかったのかとこの声を聞く程に疑問は深まります。
デジタルリマスター版だそうですが、ステレオ録音はトラック1,4,5,12,13のみ。時代を感じます。もう50年も前の音なんですよね。#10の椿姫は劇場での臨場感溢れる仕上がりです。(オリジナル音源なのでしょうか。)
「カラス100」というCDも出ていますが、そんなにたくさん聞くと返って食傷気味になるような気がします。いいものをちょっとだけが長く楽しむコツなのでは?





