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NHK大河ドラマ総集編 花神 [DVD]

NHK大河ドラマ総集編 花神 [DVD]
From アミューズ・ビデオ

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  • Amazon.co.jp ランキング: #5359 / DVD
  • 発売日: 2003-07-25
  • アスペクト比: 1.37:1
  • ディスク枚数: 4
  • 形式: Color
  • オリジナル言語: 日本語
  • 実行時間: 510 分

エディターレビュー

内容(「キネマ旬報社」データベースより)
大河ドラマ総集編DVDシリーズの第11弾は司馬遼太郎の「花神」。周防の村医者から長州藩の倒幕司令官になり、維新史に大きな足跡を残した日本近代兵制の創始者・大巣R益次郎を中心に、幕末から明治という激動の時代に生きた人間群像を描く。

内容(「Oricon」データベースより)
司馬遼太郎原作作品をNHK大河ドラマにて映像化。長州藩の一介の村医者から倒幕軍の総指揮を執るにいたった大村益次郎を中心に、明治維新という動乱の時代を熱く生きた英傑達の波乱に満ちた人生を描く。


カスタマーレビュー

NHK大河ドラマ最高の作品5
と、 思っているのは私だけではないはずです。
完全版とまではいかなくても、 8時間超の収録時間は 充分に見ごたえが
あると思います。
村医者志願の 目立たず、 無口で、 地味で、 無愛想で、 その上 ブ男で
決して 英雄豪傑とは 言いがたい 主人公が さまざまな 紆余曲折を 経て、
本人の意思と かかわりなしに、 最終的に その軍事的才能を 発揮し、

幕末維新の動乱を 終息せしめるという ストーリーですが、 昨今の
安っぽい 大河ドラマに 比べ 非常に 魅力的な 作品になっています。
司馬遼太郎さんの 原作が 非常に 優れていることにもよるでしょう。
一言で言うなら、 非常に 玄人好みの 渋い ドラマです。
幕末から明治維新にかけての歴史を 知るのにも 良い作品です。
テーマ曲も 感動的で、 大河ドラマの中で 最高の出来ですね。
総集編だけでなく、 全話収録の 完全版が 出ないかな。

これこそ群像劇だ!5
中村梅之助演ずる村田蔵六(大村益次郎)が主役と思いきや、むしろ狂言回しといった役どころ。次々と若者たちが主役級の演技をしていて、大河ドラマ=一代記というイメージを破壊して、成功しています(ただし視聴率には恵まれませんでした)。テーマ音楽といい、内容といい、見ているうち、なんだか希望がわいて元気になるドラマです。変な(としかいいようのない)若者がてんでバラバラに駆けてゆき、その動きが世を変える奔流となっていった幕末という時代の不思議さを十二分に感じ取れます。吉田松陰を演じる篠田三郎を筆頭に、当時の若手俳優たちが、ほかのドラマでは見られない魂の入った演技を見せているのも胸が熱くなります。

温かみを感じるドラマ5
 幕末、欧米の脅威から日本を守るべく、尊王を説く者、攘夷を叫ぶもの、それを技術者たる村田蔵六という人物を通して描く。
 実際、蔵六というキャラクターは、実にきわどい。古来、語学の秀才が世間から好かれたためしはないが、ドラマである以上、主人公として愛される存在でなければならない。この難しい課題を、中村梅之助は見事に演じている。

 蔵六は、ただの洋書読みではない。戦略のわかる男だ。

 原作者は、おそらく幕末維新のややこしい情勢を、まず戦略の目で語りたかったのであろう。そして実際に描写する上で、技術に依拠した具体的な描写をしたかったのだろう。原作者の、合理的で明晰な一面である。それを表現する上で、蔵六というキャラクターを選んだ視点はさすがだと思う。乱世を、あるいは戦争を、興奮せず、冷静に描くためには、戦略と技術で語るのが最上策であると私も思う。

 蔵六を軸にして、各人物が演じ分けられるが、とりわけ、田村高廣の周布政之助は味があって好きだ。伊藤俊輔と井上聞多のコンビも、対比が面白い。それぞれの役者が、各人物の性格を愛し、あるいは楽しんでさえいるかのようだ。

 四カ国艦隊が攻めて来る時に、藩庁で「攘夷、攘夷」と叫ぶ聞多。「デクラレーション・オブ・ウォー」「デコ、それは何か?」「宣戦の布告」といったやりとり。講和談判で古事記を延々と講ずる高杉晋作。中村雅俊は、本当にこのキャラクターを楽しんで演じている。それを尾藤イサオや東野英心らが上手に支えている。

 ロンドンへ秘密留学生としてボートにのり出て行く聞多・俊輔と、それを見送る蔵六という場面も好きだ。悲壮感・夢と希望・憧れなどが、この一瞬に凝縮されている。
 一身を省みずに、より高い価値(この場合は、日本の独立)に向かって走る。しかも、方向を間違わずに。そうした群像が、たいへん魅力的である。