家路 [DVD]
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おすすめ度:
商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #21253 / DVD
- 発売日: 2002-12-20
- アスペクト比: 1.78:1
- ディスク枚数: 1
- 形式: Color, Dolby, Widescreen
- オリジナル言語: フランス語, 日本語
- 字幕: 日本語
- 実行時間: 90 分
エディターレビュー
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監督のマノエル・デ・オリヴェイラが、本作を撮影したのは92歳。主人公は突然の交通事故で妻と娘夫婦を亡くしたベテラン俳優で、遺された孫との生活を軸に、彼の孤独な日常が淡々とつづられていく。
プライドが高く、ギャラのいいドラマへの出演を拒む主人公だが、撮影の本番で台詞が出てこないなどシビアな現実が観る者の心に鋭く突き刺さる。人生の哀感をしみじみと伝えるのはもちろんだが、オリヴェイラの映画的手法には全く老いが感じられない。主人公が見つめる絵からショパンのワルツへの転換など、映像と音楽がたがいに呼吸を合わせているようだし、彼の心情を靴のアップで語らせる場面などが秀逸。カフェをはじめとしたパリの街並みも静かなたたずまいを見せ、映画の雰囲気にマッチしている。映画監督役ジョン・マルコヴィッチの、役柄をわきまえた控え目な演技も好感。(斉藤博昭)
内容(「キネマ旬報社」データベースより)
不慮の事故で妻と娘、息子夫婦を亡くした俳優が、残された孫との交流を通し、自らの孤独や年齢と共に変化していく俳優としての現実に思いを巡らせ、人生を見つめ直す姿を描く。巨匠・オリヴェイラ監督の描くパリの光と闇を堪能できる感動作。
内容(「Oricon」データベースより)
妻と娘夫婦の突然の死に直面したベテラン舞台俳優が、家族を失った孤独や老いてしまった自分に戸惑うさまを描いた人間ドラマ。出演はミシェル・ピコリ、カトリーヌ・ドヌーヴほか。
カスタマーレビュー
現実を静かに受け入れていく映画
オリヴェイラ監督の、2001年カンヌ国際映画祭出品作品。
パリで活躍するベテラン俳優が、突然、不慮の事故で妻と娘夫婦を失ってしまう。しかし彼は周囲に弱さを見せることなく、呆然としながらも一人残された孫とひっそりと日常を送っている。そして、ゆっくりと、自然と、彼は自分の弱さと老いと限界を目の当たりにしてしまう。
控えめで、日常的で、静かな話だ。
繰り返す日常の中が繊細に綴られている、美しいパリの町並みや、よくある出来事の一コマがショートカットされずきちんと撮られているのも魅力だ。
軽やかにやりすごそう
原題は「Je rentre a la maison」(私は家に帰る)。
見ていると、孫を残して家族を全員喪った孤独な老人ミシェル・ピコリがいつ疲労をおぼえはじめるかと、はらはらする。しかし、実際には、映画「ユリシーズ」のためのメーキャップでみるみる変身していく自分を鏡の中に見つめるミシェル・ピコリの目には、驚きと、明らかに愉しんでいる様子が浮かんでいたりするのだが。もちろん、疲労は否応なくしのびよる。しかし、おそらくそれは忌むべきものではないのだ。疲れたら家に帰ればいいのだ。日常の煩わしさも、自分に干渉する他人の思惑も、そして孤独も、軽やかにやりすごせばよい。そんな楽観性に支えられて、この映画は明るい。
いくつもの長いシーンにしびれる。
DVDにはオリヴェイラのインタビューが収録されている。ゆっくりと言葉を吟味して語る老人の話は、正直、もうすごくくどくて、いつ本題に入るものやら、こちらもはらはらしてしまう。

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