春の日は過ぎゆく [DVD]
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #36114 / DVD
- 発売日: 2002-11-22
- アスペクト比: 1.78:1
- ディスク枚数: 1
- 形式: Color, Dolby, DTS Stereo, Widescreen
- オリジナル言語: 韓国語, 日本語
- 字幕: 日本語
- 実行時間: 113 分
エディターレビュー
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『八月のクリスマス』で絶賛を受けたホ・ジノ監督の第2作。同名のタイトルソングを松任谷由美が作曲したことでも話題となった。
ラジオ番組の素材録りのため、録音技師のサンウ(ユ・ジテ)は、番組のプロデューサー兼DJのウンス(イ・ヨンエ)と小旅行をする。2人の間に恋が芽生えるが、若くストレートに感情を表すサンウに対し、彼より年上で離婚歴のあるウンスは、深い関係に踏み込むのを恐れ、次第にサンウと距離を置き始める。
痴呆気味の祖母の面倒も見て、自然に家族とともに生きている若い青年と、家族的なことを拒否して仕事に生きる女性の心のすれ違いを描く、切ないラブストーリー。永遠の恋を信じ、彼女の心変わりの原因がわからず苦しむサンウの辛さを前面に出しつつも、女性としての役割を押し付けられてしまう現実から逃れて生きているため、若い恋情を受け入れられなくなるウンスの辛さもさりげなく描き、一筋縄ではいかない人の心の繊細さを静かに描写していく。
年老いても亡くした夫への熱情を心の底で燃やす祖母の存在や、高速道路を使って会いに行く遠距離恋愛や、ふたりが録音して歩く、風になびく竹林の音や年老いた夫婦が歌うアリランの歌など、物語の本筋とは直接関わらない部分にも、叙情的な豊かさが満ち満ちている。(茂木直美)
内容(「キネマ旬報社」データベースより)
録音技師の青年と、DJ兼プロデューサーでバツイチの年上女性との切ない愛を描くラブストーリー。繊細で美しい映像が好評を博した前作『八月のクリスマス』のホ・ジノ監督による2作目。韓国スター、ユ・ジテとイ・ヨンエが共演している。
内容(「Oricon」データベースより)
離婚経験のある女性と、年下の男性の切ない恋いを描いた、愛に揺れる男女の心をリアルに描いたラブ・ストーリー。
カスタマーレビュー
美しい映像がさらにせつなくさせられるラブストーリーです
「八月のクリスマス」のホ・ジノ監督の第2作目のこの作品も胸が締め付けられるような、せつないラブストーリー。主人公の2人は、田舎と都会とか、過去と現在などいろいろなもののメタファーなのかもしれませんが、台詞も少なく淡々と描かれる昔の小津映画を思い出させるような日常の描き方と美しい映像で、ただひたすらせつなくなってしまいます。
純粋で朴訥とした感じの青年と年上のバツイチの女性の永遠に続くはずの恋愛は、時間と現実によって少しづつズレて行きます。観ている最中は,つい青年の心情を追ってしまいますが、観終わると女性の心情もわかるような気がしてくるから不思議です。
前知識ゼロで観たので、主人公の青年はどこかで観たことあるなぁと思っていたら、「アタック・ザ・ガスステーション」のユ・ジテで、全く違うキャラで半分くらいまで思い出せませんでした。いい俳優だなぁとか思ったりして。
青年の祖母が「バスと女は去ったら追うもんじゃないよ」と言うシーンは、ホントにそうです!なのですが、この祖母も亡くなった夫の思い出の中でだけ生きているのですから、愛は哀しくて皮肉ですね。
また、エンディングで流れる曲がすごくステキで気に入ってます。ユーミンの作曲にJAURIM(ジャウリム)のボーカルのキム・ユナ作詞・歌のこの曲が、さらにこの映画を印象深いものにしています。
爽やかさの残る、素敵な映画でした
タイトルから想像した通りの素敵な映画でした。静かに過ぎ行く時間、人の心、出会いと別れ、淡々と描かれているのに心に沁み入ることもあるんですね。僕はこういう叙情的な映画が好きなので少し偏った見方をしているかも知れませんが、僕にとっては最高に心打たれる映画でした。
最初見た時にはそれほど気にも留めなかったのですが、映画の中で使われている数々のアイテムや言葉…、ラーメン、酒、キムチ、風の音、指の傷、駅、パンソリ(韓国の謡)、年老いた祖母、…、それらの全てにメッセージが隠されていたなんて…、驚きと共に、韓国映画の奥行きの深さに感動しました。
「恋人を紹介しろって、、父が」
「私、キムチ漬けられない…」
「僕が漬けるから」
そんな何気ない言葉のやり取りにも、二人の思いの微妙なすれ違いが表現されていることを、僕は3回目に観た時にやっと気が付きました。いい映画です。それと、韓国の四季の美しさも深く心に残りました。
一カ月以上にも渡る出演要請により、韓国演劇界を代表する女優、ペク・ソンヒ(祖母役)の出演にこぎつけたというエピソードを知って、この映画にかける製作者の並々ならぬ熱意を感じることができました。
僕は、この映画に携わった全ての人々にこの言葉を捧げたい…。「このような素敵な映画を、本当にありがとうございます」
人の心は難しいから・・・
「人の心は難しいから・・・」。作品の中で語られたこの言葉に、すべてが集約されているようにも思う。ワガママ勝手で相手を傷つけたウンス(イ・ヨンエ)。だが、その激しい言動には、彼女の心の叫びが秘められていた。そのことにサンウ(ユ・ジテ)が気づいたときには・・・。春の日が哀しく過ぎ去っていくことで、何かがそこに残されていく。「八月のクリスマス」のような強いインパクトはないが、観るたびに静かな感動を与えてくれる素敵な作品だった。

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