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模倣犯 [DVD]

模倣犯 [DVD]
監督: 森田芳光

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  • Amazon.co.jp ランキング: #17926 / DVD
  • 発売日: 2002-12-21
  • アスペクト比: 1.78:1
  • ディスク枚数: 2
  • 形式: Color, Dolby, Widescreen
  • オリジナル言語: 日本語
  • 字幕: 日本語
  • 実行時間: 124 分

エディターレビュー

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   ひとりの女性が失踪し、切断された右腕が発見された。やがて犯人はTVに電話出演し、殺人ライヴを予告する…。
   宮部みゆきの長編ベストセラー小説を、日本映画界の鬼才・森田芳光監督のメガホンで映画化したミステリー大作。犯罪における加害者の立場と被害者周辺の双方を両立して描いていく。
   理由なき犯行の恐怖性や、TVやインターネットなどのメディア批判、そして原作とは異なるラストの展開に賛否が飛び交い、結果として大ヒットを記録した。徹頭徹尾森田マジックともいうべき、彼の演出技術の集大成的作品に仕上がっており、また主演・中居正広の、これまで見せたことのないクールな一面も大いに作品のプラスとなっている。その他、木村佳乃、藤井隆、津田寛治など総じてキャスト好演。なかでも山崎努は名作『天国と地獄』をも彷彿させる貫禄の名演だ。(的田也寸志)

内容(「キネマ旬報社」データベースより)
宮部みゆきの大ベストセラーを森田芳光監督、中居正広主演で映画化した話題作。東京の下町で豆腐屋を営む有馬の孫娘が行方不明に。その10ヶ月後、ある公園で切断された右腕が発見される。そんな中、生放送中のワイドショーに犯人らしき男から電話が…。

内容(「Oricon」データベースより)
宮部みゆき原作によるベストセラー小説を森田芳光監督が主演に中居正広を迎えて映画化したサスペンス作品。東京を舞台に、メディアを巻き込んだ猟奇的連続殺人事件を描く。出演は中居正広、藤井隆、津田寛治、木村佳乃ほか。


カスタマーレビュー

僕が飲みたいのは『模倣犯』風味のジュースじゃない1
 宮部みゆきさんの原作を読んで、SMAPの中居正広さんがピースを演じていることを知っていたので、気になってみました。
 酷い出来です。
 原作がかなり長い小説なので、2時間でまとめること自体に無理があるのは承知の上ですが、原作が丹念に描いていた人物描写を映画は放棄して、原作を読んでいない人に対してストーリー展開を追うことを極めて困難にさせています。まるでレモンをぎゅっと絞った果汁を煮詰めて飲まされたようです。酸っぱすぎてとても楽しめません。
 「原作と異なるラストの展開に賛否が飛び交い」って、アホ! もうそれは違うでしょ。『模倣犯』というタイトルの意味を放棄してまで作られたラストの展開は、もう監督のエゴにすぎません。監督が描きたい精神世界がそういったラストにあるのであれば、何も原作を借りてきてまで描く必要性は感じません。映画監督としては高名な方だからこそ、こんなことをしなくても自分で世界を作ることができるはずだと感じました。なんだか、『緑茶』とだけラベルされて海外で販売されている砂糖入りの緑茶飲料を飲んだときのように、口の中の嫌な感触が残ってしまっています。
 この映画『模倣犯』は小説『模倣犯』の濃縮還元ジュースにすらなっていません。濃縮還元ジュースであれば許せたことが、『模倣犯』のラベルを貼った『模倣犯』風味ジュースではとても許せません。

模倣犯というタイトルが死んでいる1
原作ファンの人は見ないほうが良いと思います。
原作はとにかく、長い。だから、完全映画化は難しいというのはしかたないと思います。登場人物やシーンをカットするのは仕方ないでしょう。多少のシナリオ変更も・・・。
ただ、模倣犯というタイトルがなぜ付いているのかという最大の謎をつぶしてまで、模倣犯というタイトルで映画化はがっかりです。

ただし、画像演出などはかなりよくできているので原作を読んでいないなら楽しめると思います。まぁ、読まないと、シーンの意味がわからないシーンが出てくるでしょうが・・・

かなり残念2
はじめから原作そのものの良さを出すことは制約の多い映画では不可能と思っていました。また宮部みゆきさんは制作にあたって「被害者の想いもきっちり描いてほしい」と要求したそうです。原作「模倣犯」のよさは、犯罪当事者に限らず、犯罪という事実を取り巻く犯罪加害者家族を含めた人間関係、人間模様、心理描写が優れていた点であったと思います。

全てを描くことは絶対に不可能にしても何かを軸にストーリーを描かないと総覧的な映画になってしまいます。そのおそれが強く、又当たってしまいました。

極端な話、原作をある程度無視した映画版のオリジナル脚本をつくった方がまだ良かったような気がします。