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老人Z [DVD]

老人Z [DVD]
From SME・ビジュアルワークス

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  • Amazon.co.jp ランキング: #47314 / DVD
  • 発売日: 2002-09-19
  • アスペクト比: 2.35:1
  • ディスク枚数: 1
  • 形式: Color, Dolby, Mono, Widescreen
  • 実行時間: 86 分

エディターレビュー

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   原作・脚本・メカデザインが大友克洋、キャラクターデザイン原案が江口寿史という、もしかしたら日本で最も絵がうまい漫画家2人が手を組んだ劇場用SFアニメーション。

   近未来、高齢化が進んだ社会に対応するため厚生省が開発した老人介護機械・自己増殖機能をもつ第6世代コンピュータ「Z001号機」。だが、このコンピュータはサンプルに選ばれた老人を取り込み暴走。ボランティア女子大生やマスコミを巻き込んでの大騒動となる。メカ、美少女キャラ、ツボを心得たギャグなど、おたく的な部分にアピールする要素が盛りだくさんだが、それだけにとどまらず、独自に学習しさまざまな機械を取り込んで進化していくコンピュータのイメージはまるで『AKIRA』の金田や『攻殻機動隊』の人形使いを彷彿とさせ、まぎれもない本格的SFに仕上がっている。(田中 元)

内容(「キネマ旬報社」データベースより)
コミック界をリードしてきた大友克洋と江口寿史がコラボレートしたスーパーエンターテイメントアニメーション。寝たきり老人を乗せたベッドが変形し、軍事用ロボットと戦いを繰り広げる。99年に発売されたDVDのパッケージと価格を変更して再発売。

内容(「Oricon」データベースより)
「AKIRA」の大友克洋監督と江口寿史がコンビを組み、老人介護をテーマに政府の陰謀や家族愛などを奇想天外なストーリーで描いた活劇アニメ。


カスタマーレビュー

ぎゃははと笑って考えて5
 スピード感あふれる軽快な構成、江口寿史の妙にアカルイキャラ、異様に重厚なメカデザイン。これがうまくミックスされて、とてもおもしろい!
 ずいぶん前に購入したものなんだけど、何度見ても飽きない。老人介護を謳いながら、実は軍に利用されていたと気が付いた厚生省のお役人が叫ぶ、「厚生省をなめるなよ!」のせりふ。私は彼がキャラのなかで一番好きだ。いいねぇ、シゴトに燃え、自分の誇りをかけるおじさんって。妙に滑稽なのがまたいい味出してる。
 パソコンおたくのマニアックなおじいちゃんたち(入院患者)が、つぎつぎとセキュリティを突破してゆくエピソードはほんとうにわくわくするよ。ハッキングに成功した瞬間、思わず拍手喝采!!間違いなし。

完成度が高い5
すべてのキャラクターが立っていて、それぞれ魅力的。
主人公はもちろん、その友人、
厚生省の人、老人たち。

メカニック部分もしっかりと描かれており
その動き、設計に説得力がある。
特にロボット周辺の動きは素晴らしい。
次々と周囲の機械を取り込んでいるが、
ほとんど無意味そうにゴチャゴチャとしてくるのに

ちゃんとそれっぽく見えるデザインが秀逸。

要所要所に笑いがありながらも、筋は一本通っていて
特に中盤からラストにかけてのスピード感ある展開が素晴らしい。
最初から最後まで一気に見れてしまう。

AKIRAで有名な大友克洋の原作だが、
アニメとしてはこちらの方が完成度が高い。

当時はエスエフでしたが、2006年には普通のリアル。5
年月が、良い方向に作用したように思います。機械(もしくは他人に丸投げ)任せの老人介護はすでにリアルです。家族から隔絶され、脳を刺激する喜怒哀楽の感情発露の機会を奪われ、介護の能率のために下剤入りの食事を与えられトイレにすら行くこともなく、ベッドの上だけで何年もの長い余生を強いられる老人たち。これが、現在の日本の老人に与えられる、それでも比較的ましな人生晩年の扱いです。
物語は、文字通り監督能力のない監督が作った尻抜けのだらしないものですが、この作品を楽しむのになんら支障はありません。もちろんそれは今以て古びない(監督を含めた)レベルの高いアニメーターたちの作った目眩く画面あればこそ、なわけですが。
変形し暴走する介護ベッドと老人の姿は我々の社会の抱える悲しい不完全さです。
エンターティメントとして楽しむことも出来、その向こうに透ける今を見て考えることも出来る、そういう作品です。
重たいこと書いちゃったけど、まぁとにかくよく動いておもしろいよ。