追憶 ~ レフト・アローン
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曲目リスト
- レフト・アローン(朗読)
- レフト・アローン
- ナイス・ワーク・イフ・ユー・キャン・ゲット・イット
- エヴリシング・ハプンズ・トゥ・ミー
- イージー・リヴィング
- ホエン・ユア・ラヴァー・ハズ・ゴーン
- 瞳は君ゆえに
- 52番街のブルース
- アイ・ラヴ・ユー・ポギー
- レディ・シングス・ザ・ブルース
商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #348879 / ミュージック
- 発売日: 2002-06-26
- ディスク枚数: 1
- 実行時間: 56 分
エディターレビュー
内容(「CDジャーナル」データベースより)
ビリー・ホリデイの最後の伴奏者を務めたピアニストと伝統と自由を併せ持つサックスの巨匠との邂逅が生んだ魂のコラボレーション。透明感のあるピアノと燻し銀のようなサックスのデュオで42年前に他界したレディ・デイの愛唱歌を美しく今に蘇らせる。
Album Description
Tribute to Billie Holiday. Japanese Version featuring a Bonus Track.
カスタマーレビュー
老境のすばらしさ
かつて前衛派でならした二人が渋く深い人生の重みを感じさせる珠玉のデュオアルバム。この二人の相性がことのほかいいのには驚いた。マルは孤高のピアニスト。数々のセッションの後、ヨーロッパに渡ってからは独自の世界に浸りながら寡黙で深くそれでいて悲しいほど美しい音楽を創ってきた。一方のシェップはより前衛的でアグレッシブなポジションから出発しつつも、これまた心温まる歌をサックスで奏でてきた。それは決して甘くなく,アヴァンギャルドの核を常に携えた凄みのあるバラードだ。今回はマルの代表作レフト・アローンを軸に、 ナイス・ワーク・イフ・ユー・キャン・ゲット・イット、 エヴリシング・ハプンズ・トゥ・ミー 、 イージー・リヴィング といったスタンダードを見事な対話で聴かせる。それはまさに老境のすばらしさを地で行ったセッションである。セピア色のアルバムのジャケット写真は二人の年老いたそれでいて魂のこもった男たちの姿を捉えている。赤瀬川原平ではないが老人力の力の抜けたファイン・プレイがここにある。
センチメンタル、哀愁
ビリー・ホリデーのピアニストだったマル・ウオルドロンと、前衛サックスの雄のアーチー・シェップのデュオのアルバム。もちろん「レフト・アローン」入りである。シェップの前衛的でない近年の演奏を「年老いた紳士が慟哭する様がある」と言った人がいる。そう、慟哭のサックスと名付けよう。二人の年老いた黒人。人種ゆえに、苦しい目にもあっただろう老黒人の演奏には人生のはかなさ、苦しさを乗り越えた透明感がある。ノスタルジックでセンチメンタルでもある。情緒的な演奏でもある。ジャズは哀愁の音楽だ。それをつくづく分からせてくれる。マルは亡くなったが、シェップは数々の名盤、佳盤をヴィーナス・レコードからリリースしている。


