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ファイナルファンタジー タクティクス PS one Books

ファイナルファンタジー タクティクス PS one Books
From スクウェア

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  • ブランド: スクウェア
  • 発売日: 2001-12-20
  • プラットフォーム: PlayStation

エディターレビュー

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   シミュレーションRPGの名作『伝説のオウガバトル』や『タクティクスオウガ』でゲーム界に名を馳せたゲームクリエイター、松野泰己。彼お得意のシミュレーションRPGの文法を用いて、もうひとつの「FF」の世界を作り送りあげたのが、「ファイナルファンタジー タクティクス」だ。その名作が「PS one Books」としてエントリーされることとなった。

   その昔、大国イヴァリースで起こった「獅子戦争」。その熾烈を極めた戦いは、英雄王ディリータによって終結したと語られていたが、長い年月の間、隠ぺいされていた書物には真の英雄、ラムザの存在が記されていた…。本タイトルでは、ふたりの青年の対称的な生きざまを描いた長編ストーリーが語られる。

   シミュレーションRPGという形態、ストーリーでは松野ワールドが色濃く強調されながらも、見ごとに「FF」シリーズの世界と融合しているといえる本作。ジョブシステムやアビリティ、「ケアル」といったおなじみの魔法が出てくるので、シミュレーションRPG未経験でも「FF」ファンならすんなりと新たなシリーズの世界に入っていけるだろう。高低差のある立体的な3Dフィールドで、それまでのシリーズとは違う、少々タクティカルな戦闘を堪能したい。(荒沢有紀哉)


カスタマーレビュー

良作4
世界観、音楽、ストーリー、システムは
すべてにおいてほぼ完成されていると思う。
しかし難易度や戦略については、前半や中盤は、
頭を使わなければ攻略ができないマップも多く、
シミュレーションとして面白いのだが、
後半に入ると、アビリティが充実してくる上に
強力なキャラクターが仲間になるので
戦闘が簡単になってしまう

後半の敵をもっと強くしてほしかった。

また魔導師系のキャラクターが
後半どうしても影がうすくなってしまう。
算術を使えば強いのだが、
もう少し物理攻撃系と魔術系のバランスを
考えたほうがいいと思う。

最高傑作5
 おそらく5回くらいプレイしてます。それだけやってもおもしろいです。SFC最高傑作はおそらくタクティクスオウガですが、FFTはPS最高傑作だと思います。
 これ、いったい誰が正義だと思いますか? ラムザ? ディリータ? あるいは、ヴォルマルフか、それともダイスダーグ? おそらく、みんな自分が正義だと思っています。そして、このゲームのストーリーはその誰の正義も(おそろしいことに)いっさい否定していません。その手法は、普通エンターテイメントには使いません。純文学的手法です。おまけにメタフィクション的手法で、プレイヤそれぞれに答えを要求します。ゲームを終えたとき、きっとびっくりするでしょう。それは、我々がゲームだと思ってプレイしていたものが、ゲーム以上のものとなった瞬間だからです。しかし、僕はそれが真の意味での「表現」だと思っています。他のゲームをやってもそういう衝撃がないのは、他のゲームが「表現」することをやめてしまっているからです。つまり、他のゲームはあらかじめ答えを作って、それをプレイヤに提示しているだけなのです。でも、このゲームは違う。製作者側は答えを持たず、自分で考えろと(明確に)言っています。そしてそれこそが真の「表現」なのです…。
 そういうゲームは、(特に最近は)本当に少ない。それだけ、このゲームのエンディングの持つ意味は深いのです。タクティクスオウガ、ライブアライブ同様、このゲームの持つ意味は、忘れてはいけません。

中世の世界とファンタジーの融合が生み出す美5
今までのFFは「格好良い」と表現できますが、この作品は「美しい」と表現するのが適切であるように感じます。

中世ヨーロッパをイメージした世界でストーリーが展開されます。
(物語の背景として語られる戦争など、実際の中世の出来事を参考にしたものもあるそうです)
教会や城など、雰囲気がよく出ていて、中世への想いが高まります。
各場所に歴史などの細かい設定が施されています。
草笛を吹いたり、グラスにワインを注いだり、剣を構えたりと、キャラクターの動作も細かく味のあるものです。

また、ストーリーも城や教会を中心に悪が広がるといった中世的な形です。
信用していた人の裏切り、権力者のエゴ、おぞましい怪物など、様々な困難が主人公たちを襲います。
そこで繰り広げられる人間模様は非常に現実味を帯びたものになります。

更に、戦闘中のグラフィックも非常に美しいです。
特に、燦然と輝く光や炎などは今までのゲームの中で最も美しいように感じました。
まるで海中から見上げた太陽のようです。

その他、隠しキャラや隠しアビリティ、サブイベントなども充実していてやり込み甲斐があります。

壮麗な舞台、現実感のあるストーリー、輝く戦闘シーン、クラシカルな音楽。
このゲームは全ての要素が絡み合って美しさを創り出す芸術作品です。