紅の豚 [DVD]
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #433 / DVD
- 発売日: 2002-03-08
- アスペクト比: 1.78:1
- ディスク枚数: 2
- 形式: Color, Dolby, Widescreen
- オリジナル言語: 日本語, 英語, フランス語
- 字幕: 日本語, 英語, フランス語
- 実行時間: 93 分
エディターレビュー
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1920年代のイタリア、アドリア海には空賊相手の賞金稼ぎをしている豚がいた。「飛ばねぇ豚はただの豚だ」とのたまう彼の名はポルコ・ロッソ。紅の翼の飛行艇を乗りこなすこの豚の活躍を小気味よく描いた航空活劇である。
『となりのトトロ』などを手がけた宮崎駿監督作品だが、一連の宮崎作品に比べるとカジュアルで軽快な出来に仕上がっているのが特徴。中年男(いや、豚)が主人公というのもめずらしい。歌手の加藤登紀子が主題歌のみならず声優として参加したことでも話題になった。
荒々しくもいとおしい飛行艇乗りたちの姿や、クライマックスの空上の対決シーンなど世代を越えて楽しめることは間違いないが、豚なのに、いや豚だからこそ自由に生きるポルコを見れば、「飛ぶこと」を忘れてしまった大人ほど感じるところは多いかもしれない。(安川正吾)
内容(「キネマ旬報社」データベースより)
宮崎駿監督による第一次大戦後の世界恐慌の嵐が吹き荒れるイタリアを舞台に、再び国家の英雄になることを拒み、自ら魔法をかけてブタになってしまった一人の男のカッコよさを描いた作品。ジャン・レノ吹替えによるフランス語音声も収録する。
内容(「Oricon」データベースより)
1920年代のアドリア海を舞台に、大空をこよなく愛する豚の姿をした一人の賞金稼ぎの活躍を描いた宮崎駿原作、脚本、監督で贈る一大航空活劇。
カスタマーレビュー
こんなに格好いい豚はほかのどこを探したっていない
「紅の豚」が発表された当時、私は4歳でした。
ジブリ作品は昔からなじみがあり、「紅の豚」もその一つですが、幼かった私には単なる豚が活躍する話、程度にしか感じていませんでした。
それが今ではジブリの中で、もっとも好きな作品になっています。
とにかくすべてが格好いい。
何もかもが完璧すぎる格好よさです。
もしこの作品の主人公が豚ではなく、ポルコと同じ過去を持った人間の男性だとしたら、「紅の豚」の格好よさはここまで出なかったことでしょう。
豚だからこそいいんです。また、豚だからこそ、魅力的な女性キャラ…ジーナやフィオとポルコの関係に深みが出ている気がします。
個人的には、ジーナの声優が加藤登紀子さんだというのが大変合っていていると思いました(他の声優さんももちろん合っています)。
エンディング曲、「時には昔の話を」はほんとうにすばらしい。
人によっては格段に評価の低いこの作品ですが、好きな人には本当に好きだ(というか格好いい)と思える良作なので、ぜひ多くの人に鑑賞してほしいです。
そしてポルコ・ロッソの格好よさにともにほれぼれしましょう。
飛行艇
我が家ではほとんど誰も見ないビデオ。一人でこっそり見て納得。
なるほど、こりゃ子供らは見ないはずだ。
芳醇で豊かな人生を描いたゆったりとした大人のファンタジーでした。
アニメなのにどうしてアドリア海がこんなに美しいのだろう。
ミラノの町工場で女達が総出で飛行艇を作り上げるシーンが特に好きです。
ジーナさんの声、そして最後の感動的な歌の加藤登紀子にも拍手。
うちの子供達も10年、いや30年たったらこの映画をもう一度見て欲しいな。
大人のロマンを駆り立てる航空活劇
「飛ばねぇ豚は、ただの豚だ」
キザなセリフを吐き捨て、女にゃ弱く、情には厚いが一匹狼。そして、姿はなぜか“豚”。
このダンディな豚が真紅の飛行艇を乗りこなす、大人のロマンを駆り立てる航空活劇だ。
他の宮崎作品と比べると、メッセージ色も薄くてカジュアルで分かりやすい。どちらかと
いうと、宮崎駿の趣味が色濃く反映された娯楽作と言っていいだろう。彼が大好きなものを、
好きなように描いていることが伝わってくる。飛行機好きによるものか、“飛ぶ”ことへの
こだわりは相当なもの。飛行艇同士のダイナミックな空中戦や、飛行艇のディテールまで
こだわった描写はお見事だ。大人のダンディズムの描き方も光っている。ちょっとシャイな
ところもある宮崎駿は、自らが考える“カッコイイ大人像”を豚という仮の姿を用いること
で表現したかったのではないだろうか。
また、ほとんどの宮崎作品の主人公が女性であるのに対し、大人の男性が主人公である
ところも異彩を放っている。ただ、異彩を放っているといっても、その根底には共通項も
ある。そのひとつが、少女の存在だ。宮崎作品の中心には常にヒロイン(それも少女)が
いる。『風の谷のナウシカ』のナウシカしかり、『となりのトトロ』のさつきしかり。
これらのヒロインに共通するものは、見た目は可愛らしいが芯の強い少女であること。
そう、本作でいうところのメカニックのフィオである。彼女は典型的な宮崎作品のヒロインで
あり、彼女の存在によって本作が宮崎作品として完成しているといっても過言ではないので
ある。
悪者である空賊たちや、ポルコの宿敵であるカーチスもどこか憎めないキャラクターとして
描かれており、全体としてほのぼのとした雰囲気に満ち溢れている。あちこちに散りばめ
られた笑いのエッセンスは絶妙で、世代を超えて楽しめる秀作だ。

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