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おもひでぽろぽろ [DVD]

おもひでぽろぽろ [DVD]
監督: 高畑勲

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  • Amazon.co.jp ランキング: #6111 / DVD
  • 発売日: 2003-03-07
  • アスペクト比: 1.78:1
  • ディスク枚数: 2
  • 形式: Color, Dolby, Widescreen
  • オリジナル言語: 日本語
  • 字幕: 日本語, 英語
  • 実行時間: 119 分

エディターレビュー

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   時は1982年、27歳のOLタエ子が山形の義兄の実家へと一人旅し、そのさなかにかつて小学校5年生だったころの自分を回想していく。岡本螢と刀根夕子による原作コミックは、小学校時代のみを描いているのだが、高畑勲監督は新たにOLのヒロインを設定し、ふたつの時代を行き来させながら、ひとりの女性の生きざまを露にしていくと同時に、彼女が行き着いた村で行われる有機農業の美徳を説きながら、田舎と農業を礼讚していく。

   デビュー作『ホルスの大冒険』ですでに農耕のすばらしさを描いた高畑監督らしい設定ともいえるだろう。一方、小学時代は少女が空をかけ上がるといったファンタジックな処理も多分になされている。声の出演は今井美樹と柳葉敏郎。ベット・ミドラーの『ローズ』を翻訳したエンディング・テーマを都はるみが歌うなど、音楽効果も凝っている。(的田也寸志)

内容(「キネマ旬報社」データベースより)
岡本螢、刀根夕子による同名コミックを高畑勲監督、宮崎駿プロデュースで映画化。27歳の平凡なOL・タエ子が、小学5年生の頃の自分を振り返りながら当時の“ワタシ”を道連れに田舎へ旅をする心暖まるストーリー。今井美樹、柳葉敏郎が声優を務める。

内容(「Oricon」データベースより)
都会生活に物足りなさを感じている27歳のヒロインが、憧れの田舎を旅する中、その自然の素晴らしさや人々の心の温かさに触れ、成長していく様を描いた高畑勲監督が贈る感動のアニメ。声の出演は今井美樹、柳葉敏郎ほか。


カスタマーレビュー

すごく好きな映画です4
この映画を見たのは小学生くらいの時で、20代後半のOLの気持など分かるはずもなかったのに、何故か心にジーンとくるものがあったのを憶えています。
そういう気持にさせたのは、この映画の中の随所に置かれた何気ない風景がとても丁寧に描かれていたからだと思います。

人気のない駅の構内や寝台列車の窓に写る夜の景色、車の中から見える澄みきった夜空など、普通に存在しているものが妙に愛おしく感じられる映画です。
他のジブリ作品のような華やかさはあまりありませんが、何度も繰り返し見たくなる作品です。

”時代がゆっくり進んでいた頃の恋物語”5
ジブリの作品は好きで時々購入します。自分の生き方に疑問を持ち始めたひとりの女性と山形の純朴な青年のラブストーリーです。主人公タエ子は、いままで生きてきた過去を回想しながら、夜行列車に乗り、一人旅にでる。行き先は純朴な青年トシオがいる山形へ。自然いっぱいの山形で農家の手伝いをすることになった。その中で、あったかい田舎の人たちのふれあいに接し、ほんとうの自分をとりもどしていった。トシオと接していくうちに、少しずつ気ずかぬまま”恋心”がタエ子にめばえていた。ついに、タエ子はトシオのところにお嫁にいく決心をし、帰りの列車を降り、トシオのもとへ。なんともじれったくもありほのぼのとしたふたりの恋物語です。農家に嫁ぐというのは、相当な苦労があるように思えますが、そこは”愛”の力で乗り切っていってもらいたい気持ちです。あったかい作品です。

ラストで流れる主題歌は秀逸4
まずリアルさを徹底的に追求したアニメーションが素晴らしい。雨に濡れた駅前の風景や、田舎道を走る車の動き、ベニバナ畑に朝日が昇る様子などはまるで写真を見ているよう。精密さという点だけでなく、水、空気、光の質感がはっとするほどリアルだ。主人公の少女時代と現在が交錯するストーリーは、初めて観たときはわかりにくく、なんだかぱっとしない印象だった。家庭での両親のやりとりや姉妹げんか、学校でのさまざまなエピソードも徹底的に地味で、取るに足りない、敢えて映画にするほどのこともないようなものに思えた。それがラストシーンを観たとたん、ぽろぽろと涙があふれ、とてもあたたかい気持ちになる。なぜだろうと思い何回も観返すと、ひとつひとつのエピソードを通して、自分の子供時代と、延いては今の自分と向き合っていることに気づく。ラストシーンで必ず涙があふれるのは、自分の中のせつなさやほろ苦さが、あの主題歌でやさしく押し流されるからではないだろうか。歌も映像も、とにかくラストシーンは秀逸である。
起承転結のストーリー構成ではないが、まさしく思い出が「ぽろぽろ」とこぼれてくるような作品だ。