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スターリングラード [DVD]

スターリングラード [DVD]
監督: ジャン=ジャック・アノー

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  • Amazon.co.jp ランキング: #17368 / DVD
  • 発売日: 2001-11-21
  • アスペクト比: 2.35:1
  • ディスク枚数: 1
  • 形式: Color, Dolby, Widescreen
  • オリジナル言語: 英語, 日本語
  • 字幕: 日本語, 英語
  • 実行時間: 131 分

エディターレビュー

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   第2次世界大戦下の1942年6月、極冠の地スターリングラードでソ連(現ロシア)とドイツの両軍による激烈な戦いが展開されていくなか、若きソ連兵ヴァシリ・ザイツェフ(ジュード・ロウ)は狙撃の名手として国の英雄へと祭り上げられていく。しかしドイツ軍も、彼を暗殺すべくすご腕のスナイパー、ケーニッヒ(エド・ハリス)を彼の地へ送り込んだ…。

   ソ連の社会主義を厳しく批判しつつも、歴史あるロシアの風土と文化には敬意を表し、また戦いそのものの全容を描くのではなく、実在の英雄ヴァシリの伝説をもとにした男と男の一騎打ち、そして極限状況下の男女の愛に焦点を絞ることで、壮大な人間ドラマを具現化させた、巨匠ジャン=ジャック・アノー監督の秀作。ヴァシリの恋人役レイチェル・ワイズを際立たせているのも、この監督ならではの素敵な賜物である。(的田也寸志)

内容(「キネマ旬報社」データベースより)
『愛人/ラマン』『セブン・イヤーズ・イン・チベット』のジャン=ジャック・アノー監督が、第二次大戦中に実在した伝説のスナイパーの極限状況における愛と苦悩を描く戦争ドラマ。『リプリー』『A.I.』のジュード・ロウと『アポロ13』のエド・ハリスが共演。

内容(「Oricon」データベースより)
第2時世界大戦下の激戦地スターリングラードを舞台に、実在したスナイパー“ヴァシリ・ザイツェフ”の運命を描いた、名匠ジャン=ジャック・アノー監督が壮大なスケールで贈る衝撃のスペクタクル。


カスタマーレビュー

娯楽性と真摯さの幸福な調和4
 第二次大戦の命運を握るスターリングラード攻防戦を舞台として、射撃の腕を買われて一躍ヒーローへと祭り上げられた(ウラル出身の素朴な)若きソ連軍兵士の戦いと愛と苦悩を中心に、戦争にまつわる多様な人間像を描いた佳編である。敵軍の要人を次々と狙撃して倒す彼の活躍で、当初ドイツが圧倒するかに見えた戦線は膠着、するとドイツ軍はベルリンからこれまた狙撃の名手のベテラン戦士(エド・ハリス)を呼び寄せ、狙撃手同士で対決させる。スナイパー同士の一騎打ちといえば、たとえば現代ものの『ジャッカル』もあったが、こちらの方が数段優れていると思う。二人の虚々実々の駆け引き、その戦いぶりは見応えがある(なんでも伝説的な実話らしいが、嘘だという説もあるようだ)。物語の中心にこの対決がある以上、基本的にはこの映画は娯楽映画であろう。だが同時に、その娯楽性にこれほど巧みに、戦争の悲惨さ、愚かさ、不条理、戦争にかかわる様々な人間模様を織り込んだ映画も少ないと思う。その点は非常に説得力があった。アクション戦争映画のファンなら、このあたりの悲惨さを疎ましく感じるかもしれない。一方、よりシリアスなものを求める観客なら、結末の処理が物足りなかったかもしれない。もっと悲惨にもできたものを、希望を提示して終わるからである。だが、幸いなことに私はちょうどその中間であったようだ。悲惨なものをここまで描いてくれなければこの迫力はなかったと思う。他方、この映画の基本的なスタンスと、さらには我々の今後を考えれば、終わりに救いを残すことは、必要なことだっただろう。ラストに言葉はなく、ただ沈黙があるのもいい。我々はそれまでに言い尽くされたものがそこに収斂するのを感じるのであり、ここに至る道筋を反芻してかみしめるからである。要するに、よく考えて、あるべき姿にしっかりと描かれた映画という印象が残った。私には、この映画に関わる人々が皆、いい映画を作ろうと一致して努力した、という感じがして気持ちがよかった。個々の俳優も好演である。監督は、『薔薇の名前』、『セブン・イヤーズ・イン・チベット』の人らしい。

リアルで臨場感溢れる戦闘シーン4
第二次世界大戦のスターリングラードの攻防を伝説のスナイパーの姿を通して描いた作品だ。冒頭が圧巻。列車に赤軍兵士が詰め込まれ、着いた先で列車の扉が開かれるとそこは戦場だった。

ドイツのユンカース爆撃機が容赦なく赤軍兵士に爆弾や銃弾を雨あられと浴びせかける。やっと兵士を乗せたボートが対岸に着くと、すぐさま最前線に送り込まれる。しかし、満足に銃もない。2人に一つだ。重装備のドイツ兵に、丸腰で突撃する赤軍兵士たち。赤軍側に機関銃が一丁あると思ったら、実はそれは味方に向けられたもので、ドイツ兵に恐れをなし反転して逃げてくる兵士を射殺するためだった。作戦に失敗すれば将校達も銃殺だから必死なわけだ。次々と味方の銃弾で倒れてく兵士達、全く人間扱いされてない。進めど死、退いても死、というわけであっという間にソビエト側の赤軍兵士は全滅してしまった。

現場の指揮官にハッパをかけるためにフルシチョフがスターリングラードに赴く。

逃亡兵はすぐさま射殺、家族はシベリア送り。作戦を指揮した将校も銃殺刑。最高指揮官も失敗の責任をとらせて自殺させる。将兵などいくらでも代わりがいるということか。恐るべし、ボルシェビキ!あの時代にソビエトに生まれてなくて良かった。

この後は、現場の士気を高めるために、伝説のスナイパーが生み出されていく姿が描かれ、対抗してドイツ側から送り込まれたスナイパーとの駆け引きと対決がメインの話となっていく。スリリングで臨場感に溢れ、テンポも小気味よく進み、退屈せずに観る事ができる映画だ。

言語に問題ありますが…。4
 ドイツとソビエトの戦争をイギリスの俳優がロシア兵を、アメリカ人の俳優がドイツ兵を演じて、監督がフランス人、使われている言語は双方英語。こういった映画をドイツ人が見たらどう感じるのだろうか?日本人は日本を描いた外国映画にやたらとうるさい。「SAYURI」の不評のように。
 不思議な映画です。俳優陣に違和感は感じないのですから。何故かみんなそれっぽく見えてしまう。「スターリングラード」の戦いを描いた映画というより独ソの狙撃戦を描いた映画と思ってください。ちなみに原題は「Enemy At The Gate」です。
 本当に「スターリングラード」の戦いが知りたいのなら、やはり旧ソビエトで作られた映画かドイツの原題が「スターリングラード」がお勧めです。