モーツァルト:クラリネット協奏曲
|
| 価格: |
おすすめ度:
曲目リスト
- クラリネット協奏曲イ長調K.622
- フルート協奏曲第1番ト長調K.313(K.285c)
- ファゴット協奏曲変ロ長調K.191(K.186c)
商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #113489 / ミュージック
- 発売日: 2001-10-24
- ディスク枚数: 1
- 実行時間: 77 分
エディターレビュー
内容(「CDジャーナル」データベースより)
ああいい時代だなあ、という感慨がひとしおのアルバム。ここには全盛を極めたベーム&ウィーン・フィルのモーツァルト・サウンドが目一杯つまっている。これを聴いていると未曾有の不況も忘れ去り、自然に顔もほころんでくる!?木管はやはりVPOだ。
カスタマーレビュー
誠実な演奏ですね。
カール・ベームは容貌もいかめしいがその音楽も極めて厳格である。モーツァルトの手による愉悦の音楽に取り組むときもその姿勢はいささかも傾かない。完璧に制御されたテンポと音量バランス、そして生真面目な解釈で正面から楽譜に立ち向かう。
ディスク中白眉は何と言っても「クラリネット協奏曲」であろう。モーツァルトが最晩年に書いた傑作であり、優しく透明な旋律の中に静かな諦念と哀愁のたゆたう、稀有に複雑な表情を持った作品である。ベームは繰り返される牧歌的な旋律を慈しむようにゆったりとしたテンポを取る。ベームが敷いた最高級の絨毯の上で踊るのは往年の名手・プリンツ。クラリネットという楽器の最も澄み切った音色だけを慎重に選んだかのようなケレン味のない演奏は、この優しい音楽に限りなく相応しい。
なお、ベームらしくカッチリとした構築感が魅力的な「フルート協奏曲」もなかなか素敵だ。
モーツァルトの「最後」の音楽
モーツァルトの最後の作品は未完のトルソー「レクイエム」だが、私は「クラリネット協奏曲」こそ彼の最後の音楽だと思う。作家たちが使う「最後の言葉」の意味も込めて。ーー「レクイエム」は確かに名作だが、いわゆるモーツァルトらしさが感じられるという点で、この「クラリネット協奏曲」のほうが上ではないだろうか?
でも、その「モーツァルトらしさ」とは、なんだろう? それは「泣き笑い」とでも言うべきニュアンスだと思う。それはもちろん陰気ではないが陽気でもない。悲しいとしても不幸ではなく、充足した安らぎとでも言おうか。この微妙なニュアンスを音楽の中でこれほど巧みに表現したのは、モーツァルト以外後にも先にもないと思う。最晩年のこの「クラリネット協奏曲」には、特にこれが強く感じられて好きだ。
「死ぬとはモーツァルトが聴けないことだ」という有名な言葉は、こんな音楽を耳にしながら語られたのではないか、と私は勝手に決め込んでいる。
モーツァルト:クラリネット協奏曲
映画「トランスポーター1」のオープニングシーンでジェイソン・ステイサムがBMWの中で聴く音楽がこの曲です。これがきっかけで、モーツァルトが好きになりました。





