ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番/チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番
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曲目リスト
- ピアノ協奏曲第2番ハ短調op.18●チャイコフスキー:
- ピアノ協奏曲第1番変ロ短調op.23
商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #111819 / ミュージック
- 発売日: 2001-04-25
- ディスク枚数: 1
- 実行時間: 75 分
エディターレビュー
内容(「CDジャーナル」データベースより)
ラフマニノフとチャイコフスキーというロシアを代表する作曲家のピアノ協奏曲を、南米出身のボレットがデュトワのサポートを得て、華麗かつ絶妙に演奏。
カスタマーレビュー
ボレットの超美音を聴く
ラフマニノフにしてもチャイコフスキーにしても、速いパッセージにおけるテンポは数ある録音の中でも、おそらく最も遅い部類に属するかもしれない。従って、若手男性ピアニストのようにバリバリ弾き進む演奏を期待する向きには物足りないかもしれない。
しかし、ピアノの音色の美しさといったらない。超が付くほどの美音なのである。単に録音状態が良いという問題ではなく、まさにボレットならではの至芸といえる。デュトワの指揮も例によって極彩色系なので、ある意味非常に派手な演奏。
高齢を感じさせない名演。
ボレットと言えば,暖かい演奏で有名なように、音色そのものも暖かく、歌い方もとても温かい事で有名だ。ここにおける彼の演奏も,彼の特徴と言える暖かさが前面に出ている演奏と言えるだろう。
チャイコフスキーの協奏曲についてだが、この曲は、クラッシックの好き嫌いにかかわらず、誰もが知っていて、しかも誰もが愛する名曲である事は間違いないだろう。彼の演奏はと言うと,とても情緒豊かに、そして,テクニック的な難しさをほとんど感じさせない本当に優れた演奏だと言えるだろう。ただ、その彼の特徴である暖かさが前面にですぎていて、「あ!しつこいな….」と思ってしまうリスナーもいるのではないかと思う。ただ彼の、暖かさと,豊かな感性はやはり目を見張るものがあるし、一聴の価値はあると思う。しかも、デュトワの伴奏も大変素晴らしく,ボッレトを好サポートしているし、最初のホルンの咆哮から感動する人もたたいるのではないかと思う。
ただ、これがほんとに70才を過ぎたおっさんの演奏か!と思ってしまう事は間違いないだろう。
良いところを
ボレが目的で買った。
ショパンのピアノ協奏曲集もそうなのだが、ボレもデュトワも素晴らしい音楽家だし、どちらも最善を尽くしていると思うのだが、例えばシャイーとの共演のようにはしっくり行っていないという印象を与えられる(というかシャイーとの共演の出来が良過ぎるのだが)。全体的に見て、小気味良くまとまっているとは、確かに言えないと思う。
ただ、だから感動できないかと言えばそうではない。聴いて良かったと思える瞬間が幾つもある。ラフマニノフ1楽章の終わりに近いUn poco meno mossoの、噛んで含めるようなゆっくりとした歌は何度聴いても目頭が熱くなる。この時ボレの脳裏には、目の前でピアノを弾く大ラフマニノフの姿が浮かんでいたに違いないと信じたくなる。他のピアニストが同じことをやったらクサ過ぎて鼻をつまんでしまうだろうが、ボレでは絶対そういう気持にはならないのだ。こういうちょっとした所を聴いただけでも、ピアニストの真価が理解できると思う。





