ヴァージン・スーサイズ [DVD]
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おすすめ度:
商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #13936 / DVD
- 発売日: 2001-02-02
- アスペクト比: 1.66:1
- ディスク枚数: 1
- 形式: Color, Dolby
- オリジナル言語: 英語, 日本語
- 字幕: 日本語, 英語
- 実行時間: 98 分
エディターレビュー
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1970年代、アメリカ郊外の静かな住宅地。両親は保守的で厳しいが、何不自由なく暮らす美しい5人姉妹の末娘が自殺を図る。そしてその死から1年も経たないうちに、残りの姉妹もすべて自殺してしまう…。姉妹に憧れていた少年たちが回想する形を取りながら、少女の危うさとエロチシズムを繊細な映像と音楽で描いている。 フランシス・フォード・コッポラの実娘ソフィア・コッポラの長編第1作であるこの映画、演出上の食い足りなさは残るものの、そこが妙に映画のテーマである少女性にマッチしていて、あやうくうっとりしてしまう。少年たちが電話を通して姉妹に70年代の切ないポップスを聴かせるシーンは印象的。キャスティングは秀逸。特に奔放な四女ラックスを演じたキルスティン・ダンスト(『スパイダーマン』)の美しさは出色だ。(茂木直美)
内容(「DVD NAVIGATOR」データベースより)
名匠フランシス・F・コッポラの愛娘、ソフィア・コッポラの初監督作。70年代のアメリカを舞台に、美しい5人姉妹に心を奪われた少年たちの姿を斬新なタッチで描く。
内容(「Oricon」データベースより)
巨匠コッポラ監督の娘のソフィア・コッポラが初監督をした作品。ジェイムズ・ウッズ主演、キャスリーン・ターナーほか。
カスタマーレビュー
儚さの持つ美しさ
原作「ヘビトンボの季節に自殺した五人姉妹」を読んでから映画を観ました。
70年代のアメリカ、厳格な中流家庭というありふれた環境の中、妖艶な魅力を放つ
5人姉妹。思春期の彼女達が、持て余すほどの魅力と純粋ゆえの残酷さのバランスを
閉塞感の中でいかに保ち、そしていつその均衡が破られるのか?が、観ていて緊張
しました。映画の中でかかるレコードの曲と、全体的にセピアカラーな映像の雰囲気が
優しく溶け合って、激しく動いた70年代を上手く表現していると思います。興味のある
こと全てにおいて、全身全霊で限界を追い求める姿は若さの象徴であり、だからこそ
とても切ない…一時期に大量に発生し、狂ったように飛び交い、短く死んでゆく
“ヘビトンボ”の様子は、彼女たちの不可思議な人生を象徴しているようで、
とても印象的です。
50年代、60年代生まれの方に
これは、耳で聴く映画です。
作品の随処に挿入された、70年代ポップス。当時10代前後で、FMラジオの音楽番組に齧りついていた人には、沁みます。
これは、昔男の子だった人のための映画です。
女の子に対する憧れと淡い恋心、sexに対する好奇心。でも、もう一歩の距離が詰められない臆病さ。
これは、人生の峠をすぎた人のための映画です。
10代で自殺をした少女たちは、その危うい美しさを永遠にとどめ、成長した少年たちは否応なしに「人生」へと放り込まれる。かつて学園のヒーローだった男の子も、ただの大人に。
失われた「あのころ」がどれほどかけがえのないものだったか、思い知るのは、人生の折り返し地点についたとき。
個人的な名場面。
少年たちが、勇気を出して四姉妹をダンスパーティーに連れ出す。夢の中のようなその場面に流れる曲は、ELOの『ストレンジ・マジック』。はぁ〜、これには泣けた。
原作は、「ヘビトンボの季節に自殺した五人姉妹」(ハヤカワ文庫)。映像ではどうしても表現しきれないところがあるので、読むとさらに味わいが深まります。こちらもおすすめ。
お気に入りに囲まれた憂鬱。
公開された頃、友人が「…好きじゃない。だから?ってかんじ」
といっていたのを思い出しながら、自分が観るまで数年。
映像が美しい。インテリアやファンションがステキ。
キルスティン・ダンスト、妖艶。ジョシュ・ハートネット、カッコイイ。
シーン毎に印象的な音楽。後日、サントラも買ってしまった。
自分的には、ストーリーやメッセージを考えても意味がないというか。
「同性なので分かる、全部分かるよ、そういうの。」ってカンジですかね。
この年齢の頃抱えている、出口のない、答えのない持て余し気味の、時々気が狂いそうになるほどの感情…って、
自分だけは一生抜け出せない、少なくとも忘れない感覚なんだろうなって、その頃は誰でも思っているのだと思うのですが、
私が【フィクション】として楽しめたのは、歳を経て、やはり例に漏れずいつの間にかそういう感覚を失ったのか、
あるいはそういった感情の揺れを自己で解決する手段を無意識に習得したのか。
フツーの大人になれるか、この姉妹のようになるかは、誰でも紙一重。
その只中にいる人は、きっとヒリヒリして観ていられない、
それを越えた“かつての少女たち”は、淋しさと同時に今の居場所を確認してどこかで安心している自分に気づく、そんな作品です。
映像や音楽の断片を、普段の日常の中でふと思い出す、そんな映画。
全然、キライじゃない。

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