シューマン : ピアノ協奏曲 ヴァイオリン協奏曲
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曲目リスト
- ピアノ協奏曲イ短調op.54
- ヴァイオリン協奏曲ニ短調
商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #267754 / ミュージック
- 発売日: 1994-11-10
- ディスク枚数: 1
- 実行時間: 62 分
エディターレビュー
内容(「CDジャーナル」データベースより)
ピアノ協奏曲はともかくとしても②は聴く機会の少ない名曲。それをクレーメル&アーノンクール指揮で,そのうえカップリングはアルゲリッチでピアノ協奏曲という豪華キャスト。三者三様の個性の強さが均整のとれた正三角形を形づくる1枚である。
カスタマーレビュー
これこそシューマンらしい
シューマンのピアノ協奏曲を捜していましたがなぜかグリーグの協奏曲のカップリングのものばかり・・・そんな時、アルゲリッチ・クレーメルそしてアーノンクールによるこのCDが目に入りました。
バイオリン協奏曲が素晴らしいです。ソロバイオリンは美しい旋律を朗々と弾くのではなくむしろたどたどしい感じです。だから歴代のヴィルトゥオーゾもあまりひきたがらなかったのかもしれません。私はこのぎくしゃくした感じこそがシューマンらしくて好きです。
ちなみにクレーメルはシベリウスとのカップリングでもう1枚(ムーティ指揮)を出していますが、アーノンクールと共演のこちらのほうがお薦めです。アルゲリッチによるピアノ協奏曲が一緒に聴けるなんて魅力的じゃないですか!
ヴァイオリン協奏曲はいわく付き
ピアノ協奏曲が1992年7月、ヴァイオリン協奏曲が1994年7月いずれもライヴ録音。
まずピアノ協奏曲の方だがアルゲリッチにとっては1978年のロストロポーヴッチ+ナショナル響との録音についで2回目の録音。おそらくクレーメルが録音した大傑作モーツアルトのヴァイオリン協奏曲全集のアーノンクールの演奏が気に入って録音したくなったのだと思う。実際この演奏は1回目より遙かにすばらしいものとなっていてアルゲリッチの目論見は成功したと言えるだろう。
ヴァイオリン協奏曲の方はご存じの方もいらっしゃると思うがいわくつきの曲である。1853年9月下旬から10月初旬とわずか2週間程度で作曲されたこの曲はヨーゼフ・ヨアヒムの要請を受けてつくられたが、彼はこの曲を封印し、クララ・シューマンは「決して演奏してはならない」と家族に言って聞かせていたらしい。1937年11月26日にゲオルク・クーレンカンプの独奏、カール・ベーム指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団が初演だが、クーレンカンプ曰く「シューマンの自筆譜のままでは演奏不可能」として、自身が大幅に書き換えた版によるものだったのだ。しかし、これにユーディ・メニューインが反論。オリジナルで演奏し「自分こそが真の初演者」と宣言したという経緯がある。
クレーメルはそういうった過去の事象を全部流してしまうように黙々淡々と弾く。なかなか面白い作品だ。

