E’
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曲目リスト
- スタイナー(イントロダクション)
- 逃亡者
- あの夜…
- O,Oh
- フェイド・アウェイ
- ロング・ディスタンス・コール
- ボール&チェイン
- 棕櫚の影に
- 罪なデマ
- グッド・ラック
- 回転扉
商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #144931 / ミュージック
- 発売日: 1990-10-25
- ディスク枚数: 1
- 実行時間: 42 分
エディターレビュー
内容(「CDジャーナル」データベースより)
アメリカに渡って3年になる矢沢は,ここにきてL.A.での位置をつかんだようだ。日本のマーケットが足場だと再認識したようなつくりのアルバムになっている。バラードにその持ち味を発揮している。バックにブロック・ウォルシュらが参加している。
カスタマーレビュー
最高傑作!
甘く切なく、やるせなく。
そして、激しく優しく懐の深い YAZAWA の世界が堪能できる、
84年リリースのマスターピース。
本盤では、打ち込み系のサウンドとワイルドでピュアな YAZAWA の
ヴォーカルが、見事な融合を見せている。
このアルバムからスタートした黄金タッグのパートナーである
サウンド・プロデューサーのアンドリュ-・ゴールドの貢献が
大きいことは、想像に難くない。
そして、リリース当時、ピカピカのブラン・二ュ-!
に響いたサウンドは、今聴いても色褪せずに輝いている。
それは、YAZAWA が「時代の音」に媚を売らずに、
自らの音楽を構築しているからに他ならない。
ライヴの定番曲になった開放感のあるロックナンバー02.,
腰の入ったミディアムテンポの03.を経て、
カーラ・ボノフ&ニコレット・ラーソンのゴージャス&スイートな
コーラスワークが光る、トロピカルな 04. と 05. は、
どこで聴いても「心がオン・ザ・ビーチ」になる佳曲。
特に、ジャングルビートに甘いメロディを載せた05. ,
ちょっとスペイシーなアレンジのラブソング 06.,
モータウン調のリズムパターンのダンスナンバー07.,
スケールの大きなメロディのバラッド 08.,
ワイルドなロックンロールの09., 10.,
ピアノのアルペジオと分厚いコーラスだけでしっとり聴かせる
3連のバラッド11まで、どの曲もハイクオリティで、
よどみなく流れるようなシークエンスもお見事だ。
余談になるが、アンドリュ-のベスト盤のブックレットの中に、
リンダ・ロンシュタットらと並んで YAZAWA の写真が
載っているのは、YAZAWA とのコラボレーションが、
彼にとっても思い出深い大仕事だったことのひとつの証であろう。
最高傑作!
このアルバムは、矢沢永吉の80年代最高傑作と言っても過言ではないですよ!
「スタイナー〜逃亡者」のオープニングからミドルナンバー「あの夜…」でのサックスアレンジは、泣かせてくれます。
また「O Oh」「FADE AWAY」「棕櫚の影」の夏を感じさせる歌詞とメロディーも聴いていて心地よいです。
サックスとシンセが上手く調和してる作品でしょうか?
個人的には、「GOOD LUCK!!」が一番好きです!
ホーンとギターが絡み合った泣かせるロックナンバーです!
18歳の俺をここまで熱くさせる矢沢永吉は、やっぱり天才です!
東の横綱『PM9』、西の横綱『E’』、2大最高傑作の雄
矢沢には最高傑作が2作ある。『PM9』と本作だ。リスナーの思い入れは様々だろうが、楽曲、アレンジ、歌詞、ボーカル、斬新/創造性の5要素で、この2作が最高峰であるのは疑いようがない。84年中2の夏、姉からカセットテープを借りて初めて聴いた『スタイナー〜逃亡者』の衝撃は今も忘れられない。シンセサイザーの厳かなプロローグは、矢沢新時代の幕開けを見事に象徴していた。事実、横山剣氏が言われるように、コンピュータを駆使したハイテク三部作『YOKOHAMA二十歳まえ』『東京ナイト』を矢継ぎ早に創作されていく。そのトップバッターが『E’』だった。今、『FadeAway』が流れてきた。全体的にはコンピューターサウンドの印象が強いアルバムの中で『あの夜』『回転扉』と共にアコースティックを基調とする貴重なナンバーだ。『LongDiatansCall』が流れてきた。このイントロ!!マイナーコードから、メジャーへのシークエンス、そしてボーカルが始まるころはまたマイナーで抑圧。いよいよブリッジだが、『Hey〜罪なテレフォン〜♪』それまでの抑圧を一気に、そして優しく甘美に開放する、そこにニコレッタラーソン等のコーラスが加わり、聴く者はカタルシスへと一気に誘われる。
さて本作のクライマックスは、なんと言っても『棕櫚の影に』だ。故西岡恭三氏の甘美で刹那な歌詞で描かれた世界観は、本当に素晴らしい。というよりこの曲が西岡氏に渡された時、西岡氏は矢沢のメロディー、アレンジの壮大さに、ただのサマーソングでは勿体無いという思いが働いたのだと思う。輝かしい夏の一瞬の煌きに永遠性を求める、そういう普遍性ある歌詞に見事に仕上げられた。さて楽曲であるが、コンピューター、シンセサイザーを表に出しながら、やはりボブグラブのベースとジェイレスリーのサックスが人間の心臓の脈打ちと血の温かみと肌のぬくもり感を付与し、この曲の主義主張が『人間の愛』なんだという矢沢のメッセージを根底で支えている。そして矢沢のボーカルが冴え渡る。氏のハイパートのギリギリ感は、まさに刹那でささやかな人間の幸せ感を表現するには珠玉の楽器だ。この失われたくない、永遠で一瞬という幸せ感(I don't wanna lose♪)を矢沢はボーカルで表現しかったのだ。
どんなにアレンジが凝ろうと、ハイテクコンピューターで編成されようとも、矢沢は矢沢。広島から夜汽車に乗って上京した泥臭い田舎の青年だ。どこまでいっても彼の作品には人間主義が貫かれており、愛に溢れている。『回転扉』を聴きながら、心からそう思う。





