ライヴ・アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード・アゲイン
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おすすめ度:
曲目リスト
- ナイーマ
- イントロダクション・トゥ・マイ・フェイヴァリット・シングス
- マイ・フェイヴァリット・シングス
商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #330103 / ミュージック
- 発売日: 1998-02-21
- ディスク枚数: 1
- 実行時間: 41 分
エディターレビュー
内容(「CDジャーナル」データベースより)
晩年のコルトレーンの名作ライヴ。彼らが音楽の束縛を全て放ったようなその空間は痛快。おなじみの「ナイーマ」や「マイ・フェイバリット・シングス」がメルトダウンした渦の中にぶち込まれる。
カスタマーレビュー
最高のマイフェイヴァリット・シングス
コルトレーンは多くのマイ・フェイヴァリット・シングスを録音しているが、個人的にはこれが最高の演奏だと思う。イントロダクションのギャリソンのベース・ソロもベースをギターのように弾く、激しいソロからして今まで録音されたあらゆるマイ・フェイヴァリット・シングスとは別の曲と思うぐらいのソロで、コルトレーンもソプラノ・サックスでおなじみのメロディーを奏でるが、アドリブの内容は今までに無いほどスピリッチュアルで他にも、バスクラやフルートも演奏している。またファラオもファラオでしか演奏できないすばらしいテクニックのソロを聴かせてくれ、コルトレーンのバスクラとファラオのテナーがこの世のモノとは思えない会話を聴かせてくれる。ナイーマもコルトレーンの最初のフレーズからスピリッチュアルの一言!フリーのライブとしては最高におすすめの一枚!
僕にとってはNAIMA!
1966年5月28日NYCヴィレッジ・ヴァンガードにてライヴ録音。
『ライヴ・アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード』から5年。疾走と変貌を続けるコルトレーンにとって既に不動と言われたカルテットも残ったのはジミー・ギャリソンのみ。当たり前だが『続編』ではありえない。
『ナイーマ』の荘厳さ、『マイ・フェイヴァリット・シングス』の流麗さ・・・・このアルバムを聴くとアトランティック時代のあの曲がジョン・コルトレーンの中で成長し続け、もう一つの異形にしてフリーな大輪の花となったのを感じずにはいられない。
僕にとってのこのアルバムの引力は『ナイーマ』だ。コルトレーンが最初の妻ナイーマに捧げたこの曲。1954年に結婚、63年に別居、66年に離婚している。このアルバムでピアノを弾いているアリス・コルトレーンと出会ったのが1960年。この年はコルトレーンが自己のバンドを結成した年でもある。最初の妻に捧げた曲を演奏する今の妻。何とも罪な曲だ。15:09のこの演奏に色々な想いをはせながら毎度のめり込んでしまう(●^o^●)。
聖者の苦行を捉えた宇宙的音楽
マッコイ・タイナー、エルビン・ジョーンズが去った後のコルトレーンは死の旅へと向かう聖者の苦行の道程のようである。それは何かからの解放のための営為なのか、それとも更なる苦難に立ち向かう殉教者の覚悟なのか。コルトレーンの晩年の数年間は聴く者にも何らかの決意が迫られる。美しいネーマやかわいらしいマイ・フェバリット・シングスさえも壮大な音宇宙の中で崇高な精神世界が繰り広げられ、安易に楽しむという姿勢では到底対峙できない地点に差し掛かっている。おそらくコルトレーンは生き急いだのではないだろうか。64年までのコルトレーンにあった余裕は感じられず、あまりに真摯で苦しげである。マッコイやエルビンでさえついていけなかったこの時期のコルトレーンを聴くのはつらい。


