「来たるべきもの」~Lo Que Vendra
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曲目リスト
- 来たるべきもの
- 茶色と水色
- 私の隠れ家
- 天体
- パリの秋
- 秋のテーマ
- タンゴロジー
- 現実との3分間
- タコネアンド
- シルエット
- スム
- 赤と黒~Rojo y Negro
商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #159294 / ミュージック
- 発売日: 1999-10-01
- ディスク枚数: 1
- 実行時間: 46 分
エディターレビュー
内容(「CDジャーナル」データベースより)
タンゴ界期待の若きバンドネオン奏者・小松亮太が、9人編成の{スーパー・ノネット}との演奏で、簡潔にして贅沢な楽しさを演出している。ピアソラら先達が展開しようとしたコンセプトをいま演るとしたら、という編曲で、小気味よい演奏を聴かせている。
内容 (「CDジャーナル・レビュー」より)
ピアソラ没後5年の97年ごろから盛り上がり始めた“タンゴ・ブーム”。CDの売り上げはずっと今でも上昇中だとか。そのブームを支えるひとりが、昨年7月のCDデビューからミニ・アルバムも数えればこれで4枚目のアルバム発表となる小松亮太。デビュー盤でのピアソラゆかりのアーティストとの丁々発止は、キャリアを飾る華やかなものだった。タンゴ演奏は現在は5人編成が標準だが、40年ほどまえには10人前後の大きな編成での演奏も頻繁に行なわれていたという。ちょうどピアソラが新しいタンゴを積極的に展開し始めたころだ。バンドネオン、弦楽器、ピアノ、ギターという編成によるサウンドはいかにも時代めいて古臭く響くのだが、やってることは結構斬新で現代音楽に近かったりするのが、このアルバムの魅力。確かにかのピアソラが目指した“聴くタンゴ”ではあるが、安穏としては聴けない。聴き手の時代認識と感性を問う、刺激的なアルバムなのだ。 (堀江昭朗) --- 1999年10月号
カスタマーレビュー
モダンタンゴの起源、そしてポストモダンタンゴとしての九重奏団
小松亮太1999年の作品。
アストル・ピアソラがタンゴの新たな潮流としてモダンタンゴを模索し、
ついにバンドネオン、バイオリン、ピアノ、ベース、ギターからなる
五重奏団という構成に辿り着いた事実は多くの方がご存知かも知らない。
五重奏団を最良のモダンタンゴ形態と考えたピアソラは
生涯で2度に渡り五重奏団を結成し、
ダンスミュージックに過ぎなかったタンゴを
芸術の域にまで高めたといわれている。
しかし、当然だがそんなピアソラも始めから
五重奏団の考えを持っていたわけではなく、
試行錯誤の挙句誕生した賜物なのであって
九重奏というコンセプトを持っていた時期もあった。
元来古典タンゴの形態はオルケスタティピカと呼ばれる
11人編成のオーケストラによる演奏が主流だったので、
ピアソラが九重奏のコンセプトを持ったのは
ごく自然な流れなのかも知らない。
前置きが長くなってしまったのだが、
小松亮太はこの時期のピアソラに焦点を当て本作品を作ったようだ。
確かに九重奏で望む本作品は、彼のルーティンバンド「ザ・タンギスツ」
に自身のバンドネオンの師である、ポーチョ・パルメル等を加え
「小松亮太&スーパーノネッツ(九重奏団)」としてトラックしている。
五重奏団を模索する中、オルケスタティピカと五重奏団の間で
一瞬の輝きを見せた九重奏団。この音をあなたはどう聴きますか?
※モダンタンゴ奏者によるオルケスタティピカの演奏としては
ファン・ホセ・モサリーニによるホルトネオ1900を
お聴きになるとよいでしょう。
ラテンの香り、やわらかなタンゴ
ピアソラが好きなので、もっとタンゴ音楽が聞きたい!と思い、
インターネットで、小松氏の存在を知って買いました。
小松氏のタンゴは、ラテンサウンドを、ロマンチックに、
やわらかに表現した、シャンパンの泡のよう。
この1枚で、「小松タンゴ」にひたすら、酔ってください!
タンゴであってタンゴでない
タンゴと云えば、オヤジが聴くものか、
社交ダンスをやる方々が聴くものだと
思っていた学生の頃、はじめて
アストル・ピアソラの「タンゴ:ゼロ・アワー」
を聞いたときの衝撃は忘れられない。
ジャンル分けではタンゴなんだろうけども、
ジャズともクラシックとも現代音楽とも付かぬ
甘美で情熱的で熱い音楽。
だから日本でもアコーディオンならぬ
バンドネオン奏者が出てきたのには
正直驚いた記憶がある。
アメリカ大陸以外で、ピアソラの音楽を
斯くも再現し、発展させているのは
小松亮太以外いないのではないだろうか?





