ミズーリの空高く
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曲目リスト
- ワルツ・フォー・ルース
- アワー・スパニッシュ・ラヴ・ソング
- メッセージ・トゥ・ア・フレンド
- ツー・フォー・ザ・ロード
- ファースト・ソング
- ザ・ムーン・イズ・ア・ハーシュ・ミストレス
- プレシャス・ジュエル
- ヒーズ・ゴーン・アウェイ
- ムーン・ソング
- ティアーズ・オブ・レイン
- 「ニュー・シネマ・パラダイス」~愛のテーマ
- ニュー・シネマ・パラダイス
- スピリチュアル
商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #6831 / ミュージック
- 発売日: 1997-02-19
- ディスク枚数: 1
- 実行時間: 69 分
エディターレビュー
内容(「CDジャーナル」データベースより)
ともにミズーリ州出身という2人。すでに何度か共演はしているものの,ベースとギターのシンプルなデュオというのは今回が初めて。どことなく哀愁を帯びたセンチメンタルな楽曲がズラリと並んでおり,彼らの音楽的背景を知る上でも興味深い1枚だ。
内容 (「CDジャーナル・レビュー」より)
80年の『80/81』を皮切りに、多くのセッションで顔を合わせてきたチャーリー・ヘイデンとパット・メセニーによる初デュオ。考えただけで胸がワクワクしてくるが、想像以上に素晴らしい内容にただウットリするばかりだ。生ベースと生ギターに固執したのはヘイデンではなくパットのほうだったというのは意外な気もするが、聴いてみるとその気持ちも分からないではない。要するにパットはヘイデンとの濃密な会話を楽しみたかったのだろう。2人に共通するのはともにミズーリ育ちであること、そして自身の音楽のなかにフォーク/トラッドの要素を色濃く持ち合わせている点で、ここではそうした共通の基盤を重視したデュオを行なっている。ヘイデン3曲にパット2曲、そのほかはジム・ウェッブやロイ・エイカフの曲などもやっていて、いかにもこの2人らしい素朴でピュアな音楽に魅了される。いまやニュー・スタンダードと化した「ファースト・ソング」の新ヴァージョンを聴けるのも感激だ。 (市川正二) --- 1997年03月号
カスタマーレビュー
まさにミズーリの空高く響き渡るナチュラルサウンド。
アコースティック・サウンドの極みである。アコースティックギターとウッドベースによるシンプル極まりない編成は彼らの音楽性を十二分に披露する。生音の深みある響き、心地よく弦を、そして聴き手の心の琴線をはじいてくれる。ジャケットのイメージそのままに、ミズーリの空を思わせるナチュラルなサウンドはイージーリスニングには持って来いだし、何時聴いても空気を乱さない。自然派音楽といっていいだろう。 全体を通して流れがよく完成度が高いので、飽きが来ない。一体何度聴いたことか。生音が好きという人には是非お勧めです。 第31回スイングジャーナル誌選定ジャズディスク大賞銀賞受賞作品。
beyond the Missouri Sky
このCDを初めて聴く人は、できれば目をつぶって聴いてほしい。
私が、このCDをはじめて聴いた時、目の前に浮かんだ情景というのが、
サーモンピンクとブルーグレーのまざった空、夕焼けに染まった雲が
自分の頭上をどんどん流れていく、空気は少しひんやりして徐々に
夜を運んできた、昼間の日射しの熱と、草のにおいがまだ足下に
残っている・・・。
という、くっきりとしたイメージだった。
音楽は耳で聞くものではなく、心で聴くものだということをあらためて
気付かせてくれる。
音が空間を運んでくると言い換えてもいい。
その場所を説明するのに、通常私達は言葉やビジュアル表現に頼るが、
音楽で伝えることもできるということをこのCDが教えてくれる。
「ここのギターがどうの」といった難しい言葉はいらない。
ジャズになじみのない人にもおすすめする。
心を空っぽにして聴こう。
大平原の空気を運んでくれる名作
タイトル通り、ミズーリの大平原の空を感じさせてくれる実に清々しい作品である。パットとチャーリー・ヘイデンの2人だけのコラボレーション(録音は96年ニュー・ヨーク)。前半はUnpluggedのギターとベースの静かな対話の曲が中心で、もちろんこの純然たるデュエットも心に響く名演だが、中盤あたりからパットがギター以外の楽器も担当しての多重録音による「デュエット」が中心になる。シンクラヴィアによるストリングス・アンサンブルの活用である。それがこのパットの静の面を代表する本作により幅と深み、壮大さを与えている。選曲の素晴しさは他のレビュアーも触れている通りだが、ここではイタリアの名画「ニュー・シネマ・パラダイス」の曲を取り上げていることを指摘しておきたい。私はこの映画を観て涙がとまらず、今でも曲を聴くだけで思わず涙ぐんでしまうが、本作での演奏も期待を裏切らない、もっと長く聴いていたいと思わせる出来に仕上がっている。選曲のセンスが光る。そして、素朴だが、明日も働こうという元気を与えてくれる、最後の曲「スピリチュアル」。本作は、さすが、SJ誌ジャズ・ディスク大賞銀賞に輝くだけの魅力に充ちた名盤である。





