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モーツァルト:アヴェ・ヴェルム

モーツァルト:アヴェ・ヴェルム
バーンスタイン(レナード), バイエルン放送合唱団, オジェー(アーリーン), シュターデ(フレデリカ・フォン), ロパード(フランク), ハウプトマン(コルネリウス)

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おすすめ度:

曲目リスト

  1. アヴェ・ヴェルム・コルプスK.618
  2. エクスルターテ・ユビラーテK.165(158a)
  3. 大ミサ曲ハ短調K.427(417a)

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  • Amazon.co.jp ランキング: #16167 / ミュージック
  • 発売日: 1995-09-01
  • ディスク枚数: 1
  • 実行時間: 71 分

エディターレビュー

内容(「CDジャーナル」データベースより)
90年4月,バイロイト近郊,ヴァルトザッセン教会ライヴ録音。これもまたバーンスタインの遺産の1つということ。モーツァルトの宗教的声楽曲というものが,歌い手に極めつきの緊張を強要するのをひしひしと感じる高テンションの演奏ながら,暖かい。

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Leonard Bernstein's performance of this Mass is the finest available. Proof comes from a very unexpected source. A major French classical music magazine conducted a blind listening test of every available performance of this Mass--and this recording was the unanimous choice of the jury. No one was more surprised than they were, but one minute of this blazing performance confirms that they were right. A superb disc. --David Hurwitz


カスタマーレビュー

『アヴェ・ヴェルム・コルプス』これぞ名演4
『アヴェ・ヴェルム・コルプス』は名演です。モーツァルトが作ったもっとも美しい音楽ではないかと思われるこの作品はバーンスタインによって聴く者を別世界にいざなってくれます。テキストがもつ宗教的意味もよく頭の中に入ってきます。

『アレルヤ』で有名な『エクスルターテ・ユビラーテ』も同じ意味で名演です。ただソプラノのアーリーン・オジェーの歌唱は完璧なんですが声の性質が明るくないところが不満です。それは『大ミサ曲ハ短調』においてもいえると思います。

『大ミサ曲ハ短調』においてバーンスタインは、いかにも彼らしくバイエルン放送合唱団とバイエルン放送交響楽団を完全に掌握し細かいところまでコントロールしています。その意味でこの演奏は完璧ではあるのですが、私には、いま一つ満足できないところがあります。

バーンスタインの指揮はたしかに荘厳です。しかし、この作品はたしかモーツァルトが結婚を記念してコンスタンツェに歌わせるために書いたもの。よって私はこの作品に対して荘厳さだけではなく華やかさ明るさを期待します。バーンスタインの指揮は、それらに欠け、いささか力が入りすぎて肩がこる演奏ではないかと私は感じます。

『アヴェ・ヴェルム・コルプス』『エクスルターテ・ユビラーテ』ではリラックスできるのですが『大ミサ曲ハ短調』ではできません。

大ミサ曲はレクイエムに次ぐ名曲5
このCDは89年にバーンスタインがモーツァルトのレクイエムを録音して2年ほど後に同じバイエルン放送合唱団とバイエルン放送交響楽団を率いて録音したものです。

レクイエムで名盤とされるベーム盤に負けない名演を聴かせてくれたバーンスタインが2年後に大ミサ曲に挑戦。私はフリッチャイ盤、ガーディナー盤、カラヤン盤のある種の軽さにあきたらなさを感じていましたが、バーンスタイン盤でようやく満足のいく独墺系の重厚な演奏にめぐり合いました。

確かにKMさんのおっしゃるところも一理あるのですが、大ミサ曲のソリストの人選はバーンスタイン自身がおこなったでしょうし、彼の目指していた大ミサ曲はレクイエムに負けない重厚さだったのだと思います。ソリストの出てくる場面ではオケの演奏も抑えぎみにして、ソリストの持ち味を殺さないようにバーンスタインが配慮している様もうかがえます。オケと合唱団が一体となって繰り広げる音の絵巻は圧巻の一言ですね。

バーンスタインが残した不滅の演奏!5
正直、バーンスタインは私の好きな指揮者ではない。このCDを買ったのは、オジェーのファンだからだ。だが、これらの演奏を聴いて、本当に驚いた。そして、それ以上に感動した。特に、アヴェ・ヴェルムと大ミサ曲ハ短調は、心が揺さぶられるような、感動を与える名演奏だ。指揮者、オーケストラ、ソリスト、合唱団が心をひとつにして、同じ方向を目指したときに起こりえる奇跡だ。オジェーファンとしては、エクスルターテ・ユピラーテも気に入っている。想像力をかきたて、楽しい気分にさせてくれると思う。

このCDを聞いてから、バーンスタインに対して批判的だった自分自身に対して、恥ずかしさを覚えずにはいられなかった。やはり、彼は偉大な指揮者だった。

バーンスタインは、この録音から約半年後に急逝した。これだけの名演奏を聴かされると、彼は自分の死期が近いことを悟っていたのだろうか、と考えてしまう。オジェーはまだ若かったのに、録音から約3年後には天国へ行ってしまった。その意味では、私にとっては、このCDは、単に名演奏というだけでなく、特別な意味をもっている。