Insomnia (眠れない夜)キドン・クレーメル &吉野直子
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曲目リスト
- 春の海(宮城道雄)
- ノクターン(ルトスワフスキの思い出に)(サーリアホ)
- スタンザ2(ハープとテープのための)(武満徹)
- Insomnia(眠れない夜)(ヴァイオリンと声と箜篌(くご)のための版)(高橋悠治)
- 星たちの息子~第1幕への前奏曲「天職」(サティ/武満徹)
- 5つの小さな二重奏曲(フランセ)
- ダフネ練習曲(R.シュトラウス)
- 6つのメロディ(ジョン・ケージ)
- 鏡の中の鏡(ペルト)
- ゴッドファーザー(ニノ・ロータ)
- 古い儀式による組曲~パントマイム(シュニトケ)
商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #296873 / ミュージック
- 発売日: 1996-11-25
- ディスク枚数: 1
- 実行時間: 78 分
エディターレビュー
内容(「CDジャーナル」データベースより)
{テン,テケツクテケテン……}いきなりしょっぱなから宮城道雄の「春の海」。ミスマッチの極致だが,クレーメル,いたって真面目。聴いてるうちにトリップ系の現代音楽みたいに思えてくるのがまた不思議。全編アブナイ雰囲気,麻薬的効果充満。要覚悟。
From Amazon.com
This may be one of the least abrasive albums of contemporary music you'll ever hear. On this culture-melding disc, violinist Gidon Kremer and harpist Naoko Yoshino explore the dizzying roots and offshoots of modern compositions from the Far East and Europe. Every work on Insomnia--whether written by John Cage, Arvo Pärt, or Richard Strauss--seems to share influences and similarities with the next. While Japanese composer Michio Miyagi (1894-1956) was looking to France for influences on Haru no umi, Erik Satie (1866-1925) was looking to the East on the preludes to Le Fils des Étoiles. The comparisons are fascinating, and Kremer and Yoshino make this difficult music sound easy and hypnotic. Especially effective: Pärt's gorgeous Spiegel im Spiegel and Schnittke's almost New Age-sounding "Pantomime" (from Suite in the Old Style). Great stuff for modern lovers. --Jason Verlinde
カスタマーレビュー
クレーメルのアルバムで最も美しいアルバム
1996年5月、東京、紀尾井ホールにて録音。この時、二人はデュオ・リサイタルを開いていて、その一環として録音されたようだ。
どれも素晴らしい演奏なのだが、特に高橋悠治がクレーメルのために作曲した『Insomnia (眠れない夜)(1996)』が出色だ。元々、1987年にオシップ・マンデリシュタームの詩に、ヴァイオリンと箜篌(くご)のための版として作られたものだ。箜篌(くご)は紀元前25世紀のメソポタミアからユーラシア大陸にひろがった古代のリラやハープのうち、中央アジアや東アジアで使われた23弦のものを指している。ここで使用されているのは正倉院に伝わったものを国立劇場が復刻したものらしい。
曲は宮城道雄の春の海に始まり、武満・高橋悠治・サティ・ケージ・ペルト、果てはゴッド・ファーザーまでと多岐にわたるが素晴らしい。クレーメルの音色はハープと対峙しながら変幻自在で、未知の空間を創造する。最後のシュニトケに至るまで『美』の連続である。クレーメルのアルバムで最も美しいアルバムだと思う。

