ラスト・デイト
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曲目リスト
- エピストロフィー
- サウス・ストリート・エグジット
- ザ・マドリグ・スピークス,ザ・パンサー・ウォークス
- ヒポクリストマリーファズ
- ユー・ドント・ノウ・ホワット・ラヴ・イズ
- ミス・アン
商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #155155 / ミュージック
- 発売日: 1997-12-03
- ディスク枚数: 1
- 実行時間: 45 分
エディターレビュー
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文字通り晩年(Last Date)の作で、公式アルバムとしては遺作である。ブッカー・リトルやジョン・コルトレーンらとの共演作品でも独特な音使いによる非常に個性的なアドリブを展開する奇才、エリック・ドルフィがオランダを訪れ、現地の優れたジャズ・ミュージシャンらと共演したライヴ録音。
アルト・サックスのほか、フルートなども操るマルチ・リード奏者ドルフィのトレード・マークでもある、バス・クラリネットから始まる「エピストロフィー」の孤高のユーモア感。一方うって変わって美しい音色を聴かせるフルートは、バラード「ユー・ドント・ノー・ホワット・ラヴ・イズ」で堪能できる。ピアノのミシャ・メンゲルベルグもドラムのハン・ベニンクも、後のヨーロッパ・フリー・ジャズ界を背負って立つ逸材だが、ここではドルフィを立てる伴奏が素晴らしい。
ラストにはドルフィの肉声が。「音楽は空(くう)に消え、二度と捉えることは出来ない」と、ジャズの本質を語る。この27日後、ドルフィは祖国に帰ることなく、ベルリンにて死去。(高木宏真)
内容(「CDジャーナル」データベースより)
楽旅先のベルリンで急死する一ケ月位前に録音された,ラストアルバム。この64年頃は婚約者の居たパリを中心に活動を続け,オランダで放送用に録音されたものゆえ,サイド・メンは地元の連中である。前衛的ではあってもダーティでなく,影のある美しさだ。
カスタマーレビュー
劇的なドルフィーの最期の象徴
エリック・ドルフィーの才能についてはさまざまな意見があるだろう。フリージャズにも加担しながら一線を画し、モードでもバップでもない不思議な世界を飛翔したサックス奏者だった。コルトレーン、ミンガスとの共演では、主役に負けないくらいの個性を発揮し、灰汁のあるアルトサックスやバスクラリネットで周囲を圧倒する。かと思えばフルートでの見事な美しく素直な表現はジキル博士とハイド氏かと思っていしまう。そんなドルフィーのラストレコーディングがこれまた劇的過ぎる。まさに悲劇の天才として彼の残像が消えることはないほど強烈なアルバムである。初心者にはあまりお奨めできないが、いずれ避けては通れないジャズの一つの姿なのだといえるだろう。


