母をたずねて三千里(3) [DVD]
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #46739 / DVD
- 発売日: 1999-03-25
- アスペクト比: 1.33:1
- ディスク枚数: 1
- 形式: Color, Dolby
- オリジナル言語: 日本語
- 実行時間: 100 分
エディターレビュー
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主人公はイタリアのジェノバに住む少年マルコ。アルゼンチンに出稼ぎに行った母親から音信が途絶えたのを不安に思ったマルコは一人、母親に会うための旅に出る…。1976年放送、日本アニメーション制作の「世界名作劇場」としては2作目。監督が高畑勲、画面設定・レイアウトとして宮崎駿という、後の「ジブリ組」がスタッフとして参加していたことでも有名な作品である。原作はエドモンド・デ・アミーチス。
マルコはいろいろな人に出会いながら成長し、そして出会った人にも影響を与えていく。マルコが最初に乗り込んだ船、フォルゴーレ号の乗組員たちとの間に芽生える信頼、お金を無くし途方にくれるマルコを救う旅芸人ペッピーノ一座の人情家ぶり、居酒屋「イタリアの星」で受ける多くの善意、そしてインディオの少年パブロとの友情…。どのエピソードもよくできていて、どこから見てもじんわりと心が熱くなる。
主人公がどちらかと言えば悲観的で、後期シリーズに多い「持ち前の明るさで苦境を切り開いていくタイプ」でないのは面白い。ちょっぴり暗めだが、ただひたすらに正直で、働き者で、信じたことにはまっすぐ。そんなキャラクターが魅力的な時代だったのかもしれない。
蛇足ながら、マルコとともに旅する猿のアメデオは筆舌に尽くしがたいほどの愛らしさ。「世界名作劇場」シリーズ中には多くのマスコット的動物がいたが、愛嬌という面ではこのアメデオがピカイチではあるまいか。(安川正吾)
内容(「Oricon」データベースより)
出稼ぎに出たまま帰らない母親を探すため、ジェノバからアルゼンチンまでの長い道程を旅する少年の姿を描いた感動の名作アニメ。声の出演には松尾佳子、信沢三恵子ほか。第9~12話収録。
カスタマーレビュー
ピエトロの信念
ジェノバでのマルコの日々の暮らしの中で、段々異変が起こってきます。母アンナからの手紙が滞ってきたのです。母の身を気使うマルコはいつしかアルゼンチンに母を行かせた父ピエトロへの反発を強めるようになり、時に感情を爆発させます。
この巻のBESTは何といっても第9話「ごめんなさいおとうさん」ですね。ここでマルコは、父ピエトロが、貧しくて医療も受けられない人の為に身を挺にして、働いている姿を目の当たりにします。瀕死の状態で病院に運ばれてきた若い女性のために、当時では、自分の身の危険さえ危ぶまれる「輸血」による治療をするのに、何の躊躇もする事無く献血者として名乗りを挙げます。そんな父親にそれまで父親の仕事が何であったかも知らず、ただダダをこねてきたマルコは衝撃を受けます。父の無事を祈り続けるマルコの姿が印象に残ります。
ピエトロという人は、演出者 高畑勲に似ています。
A プロレタリアっぽい左翼的な思想を信奉している。
B 下町のインテリであり、自分の理想を実現するためには身近な人間 の犠牲は厭わない。
C 温厚そうに見えるが時に冷たいものを感じる。
マルコの煉獄を歩む物語はもしかしたら、高畑勲の自分の理想の息子を描いた物語なのかもしれません。

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