You Must Believe in Spring
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曲目リスト
- B minor waltz (for Ellaine)
- You must believe in spring
- Gary's theme
- We will meet again (for Harry)
- Peacocks
- Sometime ago
- MASH (theme)
商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #35265 / ミュージック
- 発売日: 2001-02-13
- ディスク枚数: 1
- 形式: Import, from US
- 寸法: .13 ポンド
エディターレビュー
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このビル・エヴァンスはどうしようもなく悲しい。悲しいだけでなく、悲しさを昇華した美しさに魅了される。エレイン夫人が亡くなったのは76年。翌77年には音楽教師だった兄ハリーが自殺している。そうした私生活上の不幸な出来事が本作に不安な影を投げかけているのだ。実際1曲目のワルツはエレイン夫人に捧げる曲だし、4曲目はハリー追悼曲で、その曲名は「フォー・オール・ウィ・ノウ」に登場する“ウィ・メイ・ネヴァー・ミート・アゲイン”という歌詞に由来する。なんでもエヴァンスはロバータ・フラック&ダニー・ハサウェイのデュエットによる「フォー・オール・ウィ・ノウ」をハリーに聴かせてもらったことがあるのだという。共演はエディ・ゴメスとエリオット・ジグモンドで、本作はゴメスが参加した最後のアルバムでもある。
エヴァンス・トリオというと一般に三位一体のインタープレイが有名だけど、本作はどちらかというとエヴァンス主導の演奏。録音は77年。ワーナーでの第1作ながら、発表されたのはエヴァンスの死後だった。(市川正二)
内容(「CDジャーナル」データベースより)
没後追悼盤として発表された後期エバンスの代表アルバム。タイトル曲を筆頭にバラードを中心にした選曲で,センチメンタルでかつ内省的な魅力を秘めたピアニズムが聴きとれる。ピアノ・トリオによる音楽表現に固執したエバンスの成果がここにある。
Album Details
Japanese-only SHM-CD (Super High Material CD) paper sleeve pressing of this album includes three bonus tracks. SHM-CDs can be played on any audio player and delivers unbelievably high-quality sound. You won't believe it's the same CD! Warner. 2008.
カスタマーレビュー
ジャズ・ピアノ・トリオ史上、燦然と輝く「世界遺産」
2曲目、マリーナ・ショウの名唱でも名高い、ミシェル・ルグラン作曲「ユー・マスト・ビリーヴ・イン・スプリング」で、トリオはありえないほどの高みを極めている。
ビルのピアノももちろんだが、本作をもって彼の元を巣立って行く、エディ・ゴメスのベースが、完全に「イッテ」しまっている。
2年後、ピアノ・ソロのショート・ピース・ヴァージョンで初リリースされることになる「ウィ・ウィル・ミート・アゲイン」も、第二の頂きを形成している。
「カインド・オブ・ブルー」と同じように、作品全体が一つの凛としたたたずまいを統一的に保持しており、間違いなくビル・エヴァンスの最高傑作アルバムだとおもう。
2003年のライノ盤より追加されたボーナス・トラックは、はっきり言ってウレシイようなメイワクなような複雑な存在。
この歴史的なセッションの未発表トラックが聞けるのは慶賀すべきことだろうが、アルバム全体の統一感はどうしてくれる!? ということになってしまう。
ただ、ライノ盤から折に触れボーナス・トラックも聴き続け、最近は、ま、これもありか、という心境になっている。
「カインド・オブ・ブルー」の未発表テイクとは違い、こちらは、まったく別の曲なのだから。
それにもともと、ラストの「マッシュのテーマ」はあまり好きになれなかったから(映画も意味がよくわからん)、クロージング・テーマとして、ちょっと雰囲気が変わる「ウイズアウト・ア・ソング」か「オール・オブ・ユー」がラストでも、大差無かったのでは? というのが最近の感想です。
音質についてだが、2003年のライノ盤と比べて、ウッド・ベースがくっきり太く、存在感豊かになり、また、ブラシやシンバルの繊細な音がよく表現されているように思う。(ヘッドフォンによる個人的な聴感ですが…)
ただ、ライノ盤を既にお持ちの方は、わざわざ買い換えることもないのでは?
ボーナス・トラック無しの古いプラケース盤しかお持ちで無い方は、これを気に買い換えてもよいのでは?
ただ、今回同時リイシューの他のタイトルがしっかり厚紙だったのに、本アイテムは薄い紙のジャケットで、大いに落胆しました。
ため息が出る程美しい
初期の4部作の評価は高いですが、一番多く聞いた回数では、やはりこれです。会社の人やお客さんの転勤の時、4曲目の入っているこのアルバムをよくプレゼントします。初めて聞いたときは、あまりの綺麗さにため息が出る程でした。ジャズという枠にとらわれず、全てのピアノファンや音楽ファンに聞いて欲しい人生のマストアイテムです。
すばらしい作品!
はじめて聴いた瞬間を思い出せる、そんな音楽があるとしたら、僕にとってはこれだ。
僕はその頃、まだビートルズやツェッペリンを聴きあさってた17歳のガキだった。このアルバムをレコード店で手に取ったのは単に感傷的なタイトルに子供らしく惹かれただけだったし、買って帰ったのも全くの偶然だった。
でも、ターンテーブルにレコードを乗せ、流れてきた一曲目の冒頭の清冽で澄んだその音の響きに一瞬で心を奪われたのを、今でも鮮烈に覚えている。凛とした、高貴な雰囲気さえ感じさせるその音楽は今でも比類のないものに聴こえるし、そのときから20年、CDになってもいまでも折に触れ聴き続けている。
この名盤に若い頃に出会えた偶然に心から感謝したい。感傷的にさせられるいくつかのエピ!ソードもあるが、そうしたことと無関係に、いつまでも心に残る傑作と思う。





