ブルースの巨人(15)
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曲目リスト
- ストンプ・ブギ
- フーズ・ビーン・ジャイヴィング・ユー
- ブラック・マン・ブルース
- プア・ジョー
- ナイトメア・ブルース
- レイト・ラスト・ナイト
- ワンダリング・ブルース
- ドント・ゴー・ベイビー
- デヴィルズ・ジャンプ
- アイム・ゴナ・キル・ザット・ウーマン
- モーニング・ブルース
- ザ・ナンバーズ
- ハート・トラブル・ブルース
- スリムズ・ストンプ
- シンキング・ブルース
- ドント・ユー・リメンバー・ミー
商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #275611 / ミュージック
- 発売日: 1995-10-25
- ディスク枚数: 1
- 形式: Best of
- 実行時間: 49 分
エディターレビュー
内容(「CDジャーナル」データベースより)
⑩⑪といった名作を含む40年代後期のキング時代のジョン・リー(テキサス・スリムなんていう変名で録音していた)はとにかくディープかつロンサムだ。この時期のジョン・リーを聴かずしては何も語れないといっていいほどに素晴らしいのだ。まさに漆黒のブルーズなり。
カスタマーレビュー
こういうのが分かる人と、知り合いになりたいですな
1948年12月から1950年8月の吹き込みで、テキサス・スリムなどという変名名義を用いて、当時の正式な所属レーベルだったモダーンではなく、キングから発売された音源を集めたCDである。出来映えに自信がないから変名でこっそり出した、という話とは全く違う。ジョン・リーの残した音源の中でも、最大級に度外れたパワーと破壊力を持つ作品の数々と言って良い。まさしくこれこそ素晴らしすぎるブルーズ、感情剥き出しの音楽の素晴らしさがここに凝縮されている。もしそれを感じないという人がいたら、修行し直して来いと言いたい。
全曲が、これ即ちジョン・リー・フッカーという人物の、表現におけるとてつもないまでの末恐ろしさをまざまざと示す。それは、単に歌声が大きいとか、ギターが上手だとか、ということから感じるのではない。例えば、“I'm Gonna Kill That Woman”の冒頭における「イエェェェェェェェェェェ」という歌声の、有無を言わさぬまでの磁力の強さだったり、“Moaning Blues”の冒頭の、地底から這い出てきそうなドロドロした唸り声の一発だったり、“Late Last Night”における鉈でバッサバッサと叩き切るような、ぐちぐちに歪んだギターの音色の感触だったり、そういった要素にこそある。ウンウン唸るなら誰でもできるって?とんでもない。それだけで深いフィーリングを感じさせることが、どれだけスゴいことか。言葉で説明するのは非常に困難なのだが、ブルーズの、いや、音楽の持つ原初的な力強さというものが、ここには確実に存在している。それは権威主義に堕落していった音楽からは、決して感じることのできないものだ。ジョン・リー、何てアンタは凄かったんだよ!


