Time Remembered
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曲目リスト
- Danny Boy
- Like Someone In Love
- In Your Own Sweet Way
- Easy to Love
- Some Other Time
- Lover Man
- Who Cares?
- What Is This Thing Called Love?
- How About You?
- Everything Happens to Me
- In a Sentimental Mood
- My Heart Stood Still
- Time Remembered
商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #6348 / ミュージック
- 発売日: 1999-11-02
- ディスク枚数: 1
- 形式: Import, from US
- 寸法: .20 ポンド
カスタマーレビュー
シェリーズ・マンホールの続編+珠玉ソロ
①~⑤がソロ、⑥から後がリヴァーサイド時代の最後を飾る"At Shelly's Manne-Hole"に収録しきれなかったTRIOでの演奏で、言わば「残り物」を集めたわけであるが、これほど強力な残り物もなかろう。
まずは、「シェリーズ・マンホール」の演奏が素晴らしい。この⑥~⑬は、'80年代にやはり同じ "Time Remembered" のタイトルでLPで出され、私もそのころから愛聴しているが、なぜそれまで未発表だったのだろうと首をかしげるような最高の演奏だ。今回CDで買い直して聴いてみたら、思ったより音がよいのでますます気に入ってきた。
それに加えてソロの5曲が素晴らしい。本人が気に入らずに80年代までオクラになっていたものだというが、どれも最上の演奏である。①~④は、ラファロの死後立ち直ろうとしていた'62年のもの、⑤のみが'58年の演奏。特に、10分を越す①の「ダニー・ボーイ」が、メロディが淡々と慈しむように紡がれ、胸を打つ。前半の5曲を目的に買ってもまちがいはない。
どちらから見ても、「最強の残り物」集だ。
静けさの中に溢れるインテリジェンス
中山康樹氏の「聴け」を読んで驚いた。ここでのエヴァンスの演奏は完全に破綻しているそうです。特にダニーボーイは...死後のリリースになる本作はエヴァンスのピアノソロ曲が頭から5曲続けて収録されている。「聴け」によれば、スコットラファロを失ってかなり落ち込んでいたいた頃の録音らしく、精神的にボロボロのエヴァンスをプロデューサーが無理やりスタジオに押し込んだらしい。よって長い間オクラ入りしていた音源だ。そんな事情を露知もらない脳天気な私は、長い間、だたただ流れてくる美しいピアノのメロディーに酔わされてきた。でも、やはりこれはいつ聴いても素晴らしいジャズだ。まるでエヴァンスがリスナーに何かを語りかけてくるかのように、親しみやすく、自由で、思慮深いプレイぶりなのです。これを聴けばあなったもきっと何かを発見できるはず。誰もいない静かな部屋で聞き流すと最高です。それと残りの6曲から13曲は、1965年5月録音の、あの「シェーリーズマンホール」でのライブからの貴重な未発表音源です。
悲しみのソロと、落ち着いたトリオ。しんみりくる1枚
ラファロの死という先入観なしに聴くつもりだったが、やっぱりダメだ。ダニーボーイの、最初の和音から悲しく響く。
すっかり肩を落としたまま、ピアノに向かうエヴァンスの姿が浮かぶ。
3. 4.あたりは、指のもつれが目立つイージーな演奏だから、聴いていて痛々しくなる。
このままライブに移るのはちょっと・・・という雰囲気なのだが、5.がうまく繋ぎの役割を果たしていて、アルバムとしてうまい部分だと思う。
6.以降は、シェリーズ・マンホールでのライブ。こちらはAt Shelly's Manne-Holeに収録できなかったもの。
全体的には感情控えめなクールな演奏だが、12.までだんだんと盛り上がるから、アルバム通して少しずつ元気になっていく感じがする。
最後のTime Rememberedが、ライブの余韻を味わう感じでまたいい。
静かな雨の日に一人で聴きたい1枚。





