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ワイルド・マン・ブルース

ワイルド・マン・ブルース
ウディ・アレン

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おすすめ度:

曲目リスト

  1. ロンサム・ブルース
  2. ディッパーマウス・ブルース
  3. 君去りしのち
  4. マーサ
  5. リード・ミー・セイヴァー
  6. スイング・ア・ララバイ
  7. ラスト・ナイト・オン・ザ・バック・ポーチ
  8. シェイク・ザット・シング
  9. ヤッカ・フラ・ヒッキー・デュラ
  10. イン・ジ・イヴニング
  11. カム・オン・アンド・ストンプ
  12. ワイルド・マン・ブルース
  13. タイ・ミー・トゥ・ユア・エプロン・ストリングス・アゲイン
  14. パピーズ・ビー・フラット・ブルース
  15. ヒア・ミー・トーキン・トゥ・ヤ
  16. サリーはどうしているかしら

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  • Amazon.co.jp ランキング: #81388 / ミュージック
  • 発売日: 1999-02-24
  • ディスク枚数: 1
  • 形式: Soundtrack
  • 実行時間: 64 分

エディターレビュー

内容(「CDジャーナル」データベースより)
ウディ・アレンは25年以上もニューヨークのパブで演奏しており,現在は月曜に{カフェ・カーライル}に出演中。これは同題のドキュメンタリー映画のサントラとは別に録音した初アルバムだ。ウディのクラリネットはニューオーリンズ・ジャズ。プロ級の腕。

Album Description
Japanese Version featuring a Bonus Track.


カスタマーレビュー

ウディのもう一つの顔4
ウディ・アレンは映画監督であるのと同時に、クラリネット奏者でもある。彼のジャズ、特にニューオリンズなどのオールドジャズ造詣は深く、映画にも影響を与えている。本作はそんな彼のミュージシャンな一面が垣間見える一作。本人は最低の奏者だといってるが、かなりの腕前だ。ジャズ好きはもちろん、ウディ好きなら聞かずにおれないマストアイテムだ。

珠玉のジャズブルーズ4
あまり、TVというものを見ない。つかこうへい氏の説では、
 「TVからは、頭を悪くする電波が出ているので、自分の劇団の者には
 見せない。」とまで言われたそうである。
 確かに、自室に戻りゆっくりしたいのに、うるさく聞こえてくるCMのには
 閉口することが多い。私が好んで見るのはいくつかの芸人番組のくだらない
 ものばかりだ。

  などとかっこつけて書いてしまったが、なんと先ほどまで、月曜ミス
 テリー劇場なる殺人事件ものを全部見てしまった。

 晩ごほんを食べようと座ったら、その番組は流れていたのだか、いつもと
 違い、チャンネルを変えなかった。その一番の理由は、主人公の「いかり
 や長介」が着ているスーツに目がとまり、今こんなスーツは手に入らないなあ。

 とずっと見ていた。
 おとぼけ弁護士の役だったけれど、それも結構おもしろかった。

  さて、いかりや長介のスーツ姿だけれども、ノーアイロンの白いシャツに
 リボンタイ、スーツは今の生地ではなかなか出ない、襟元のしわ、これが
 最高によかった。このスーツ姿は、1930年~1950年ぐらいに流行
 したアメリカのファッションだと思う。

 細めのズボンに細いネクタイ。大体縦縞の模様が入っていて、太めのサスペ
 ンダーで靴は白と茶などのコンビの姿。頭には、いきなハットがおきまりの
 姿だ。
  ちょっと前までは夜中にTVをつけて見ると昔のB級映画をやっていて、
 ほとんど登場人物は、こんなかっこをしていた。これを見つけると私は映

 画は大好きなので、延々と見てしまう。そして、朝がつらいという悪循環
 になってしまっていた。
  このかっこうはまた、シカゴやミシシッピのブルーズマンのアルバム
 ジャケットにも多い。「う~ん、なんてかっこいいんだろう。」と
 私はついつい、ジャケットでレコードを買ってしまっていた。
  

  先のような映画の代表としてあげられるのはコットンクラブだろうか。
 私の大好きなスーツ姿、刑事や探偵、それに、チンピラやギャングやそのボス。
 みんなかっこよく見えてしまう。映画によっては、悪者のボスの方が
 かっこよいときも多い。
 そうして、場末のクラブの場面に流れているのは、けだるくて、やるせ

 ないように、心にしみいるジャズブルースや古いスィングジャズ。
 たばこの煙とグラスの音。なんとも言えない最高の場面だ。

  今回のアルバムはまったくこのような絵によく合う、ジャズブルーズで、
 こてこてのニューオーリンズサウンドを聞かせてくれるウッディアレン
 のアルバムである。

 映画俳優・映画監督などであまりにも有名なウッディアレンであるが、
 彼は30年近くもニューヨークの自分の店で毎週金曜日には見事なクラリネット
 演奏をやっていた。偶然学生時代に私の弟はこの場面を現地で見たらしく、
 当時すばらしかったと懸命に話していた様子を思い出した。

 アルバムは、やるせないようなクラリネットのソロからはじまる。
 もう、ここで、私は、映画の場面が見えてくる。胸をしめつけられる
 ようなジャズブルーズ。蒼い夜、たばこの煙、バーボンを注ぐ音、
 どうしようもない人生。こんなすべてのものがつまっている最高の
 アルバムだと思う。