Bitches Brew
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曲目リスト
ディスク 1:
- Pharaoh's Dance
- Bitches Brew
ディスク 2:
- Spanish Key
- John McLaughlin
- Miles Runs The Voodoo Down
- Sanctuary
- Feio
商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #33826 / ミュージック
- 発売日: 1999-06-10
- ディスク枚数: 2
- 形式: Extra tracks, Original recording remastered, Import, from US
- 寸法: .28 ポンド
エディターレビュー
Amazon.com essential recording
The revolution was recorded: in 1969 Bitches Brew sent a shiver through a country already quaking. It was a recording whose very sound, production methods, album-cover art, and two-LP length all signaled that jazz could never be the same. Over three days anger, confusion, and exhilaration had reigned in the studio, and the sonic themes, scraps, grooves, and sheer will and emotion that resulted were percolated and edited into an astonishingly organic work. This Miles Davis wasn't merely presenting a simple hybrid like jazz-rock, but a new way of thinking about improvisation and the studio. And with this two-CD reissue (actually, this set is a reissue of the original set plus one track, perfect for the fan who's not so overwhelmed as to need the four-CD Complete Bitches Brew box), the murk of the original recording is lifted. The instruments newly defined and brightened, the dark energy of the original comes through as if it were all fresh. Joe Zawinul and Bennie Maupin's roles in the mix have been especially clarified. With a bonus track of "Feio"--a Wayne Shorter composition recorded five months later that serves both as a warm-down for Bitches Brew and a promise of Weather Report to come--this is crucial listening. --John F. Szwed
カスタマーレビュー
とっつきにくいと思った人は、試しにDisc2から聴いて(経験して)みて
このアルバムは、初めて聴く時、素直に1曲目「ファラオズ・ダンス」から聴いてしまうと、おどろおどろしさやとっつきにくさが勝ってしまって、「ダメだ、生理的に受け付けない」と感じる人も少なくないかも。(僕は、何年か前にこのアルバムを買った時、そうなりました。)でも、そういう人でも、ためしに是非 Disc 2の「スパニッシュ・キー」から「サンクチュアリ」あたりまでを聴いてみて下さい。取り敢えず「ファラオズ・ダンス」やタイトルトラックの「ビッチェズ・ブリュー」は後回しにして。
すると?このアルバムの音楽が意外に、素直に熱く、素直にカッコ良く、素直に美しく聞こえ出したりします(不思議)。もし、それでもまだ「これのどこがいいんだろ?」と思っても、このアルバムをすぐに手放してしまわないで、ためしに、マイルス・デイヴィスが聴きまくっていたという、この時代の前後のジェイムズ・ブラウンやスライ&ザ・ファミリー・ストーン、ジミ・ヘンドリックスのアルバムを聴いてから、再びこのアルバムを聴いてみて下さい。自分の耳と心とで聴けば、「あっ」と気づくことが、きっとあるので。
自宅に居ながらインターネットで古今東西の音楽をラクに手に入れられるこの時代に、この「ビッチェズ・ブリュー」を一聴してすぐ「評判通りの名盤だ」と褒めちぎるのももったいないことなら、「それほど大したものじゃない」と切り捨ててしまうのももったいないことだと思います。
このアルバムの音楽は「ほかのリスナーや評論家さんやガイドブックがなんと言ってるか?」ではなくて、ひとりひとりの「あなた」や「私」がまず自分自身の耳(=身体)と心とで「経験」して「自分の中に入ってくるものがあるか?」「自分はこの音楽の中に入れられるものを持っているか?」それを、時間をかけて知る、という音楽に思えます。そして、1969年(の録音でしたっけ?)にこのミュージシャン達のした音楽上の冒険・挑戦に匹敵するようなスリリングな冒険・挑戦を、二十一世紀のこの世界で「あなた」や「私」(たとえミュージシャンでなくとも)がやれるかどうか?そんなことを問うているアルバムにも思えます。マイルス・デイヴィスとミュージシャン達はそんなことを意図しなかったとしても、時の流れの中でそういう「意味」や「存在感」を獲得してしまったアルバムに思えます。
マイルスは、共演するミュージシャンやこれを聴く「あなた」や「私」のひとりひとりにシンプルにして永遠の問いを突きつけているような気がします。
「オレはこの音を出して、こう生きる。きみは、どんな音を出して、どう生きるんだ?」と。
ここには、哀しみはあるけれど嘆きはなく −悩んで、闘って、勝ちたい。そういう音楽のように思えます。世界には、こういう美もある、と「経験」して知ることが出来るなんて、素晴らしいことに思えます。僕はノロマで五年くらいかかりましたが、きっと他の方はもう少し早くこのアルバムの良さを発見すると思います。
おどろおどろし過ぎる
本当にこのアルバムはおどろおどろしい。これとカインドオブブルーをよく聞いててどっちが好きかと言われたら悩むけど勧めるなら間違いなくカインド〜…でしょう。慣れるまで時間掛かったし。慣れたら心地いいけど。このおどろおどろしい音楽に慣れるのはいいのかと言われたら悩むけど。
ほとんどの曲が10分超える長尺演奏(しかもディスク1は2曲とも20分)。よく集中力がもつなと。そこらへんでも驚き。
肝心の曲の方は古い時代の彼は跡形も無く吹っ飛んで芸術は爆発みたいな感じ。裏音吹きまくりの弾きまくり、不協和音満載強制融合、オカルトチックミュージック、でアフリカが匂ってきたり。
長尺曲苦手な人にはお勧めしないけど、買ってよかったって思ってるし今でもたまに聞くわけでございましてな。
どこか歌舞伎調の大げささが好みの分かれるところ
このアルバムの支持者は多いですね。「マイルスはミュートでバラードだ、プレステッジだ!」という方々は別としてエレキマイルス積極肯定派でBitches Brewはダメという人はあまり聴きません。ところがワタクシがそうなんです。どうも、その後の他のアルバム群に比べてとりたてて「いいか?」と思うわけです。Jack Johnson、Live EvilやAt Fillmore、Get Up With It、Dark Magusよりも好きか?と問いつめられると、「いやあ、そんなには...」と気弱に答えてしまいそう。どうしてか?それは大げさすぎるから、はっきり言ってクサイ。盛り上がりが自然じゃない、作りすぎだよ、ということなんですね。特にタイトル曲のぎゃーん、どこどこどこ、ぱらぱらぱらぱーあ、だ、だだーん、どうですかね?やり過ぎと違うか。おそらくロック並みのド迫力サウンドを手に入れるにはどうしたらいいかが反作用で出てしまったのではないか?そもそも人数使いすぎである。ドラマーが3人いる効果は言われるほどには感じない。7人でやったフィルモアのがガッツンガッツン、クるではないか。言ってしまえば効率が悪いのである。マクラフリンも後のアガパンでのギター比重から比べるとちょっと無駄遣いな気がするなぁ。まぁ彼らとはスタイルが違うけどね。ただし、ベニーモーピンだけは良かった、入ってて良かったである。実にいい出汁が出ていて、このバスクラがいなかったら意外とスカスカだったんじゃない?
...と、思っていたけど、最近音の良くなったCDに買い直してみた(紙ジャケだったので)そしたらあんた!正直ごめんなさい。相当に錬られた音楽だったのね。大げさなところも、壮大なドロドロ絵巻にきこえてきた。





