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Prokofiev: Piano Concerto No. 3; Piano Concerto No. 1

Prokofiev: Piano Concerto No. 3; Piano Concerto No. 1
From EMI

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曲目リスト

  1. Piano Concerto No.1 In D Flat, Op. 10: Allegro Brioso
  2. Piano Concerto No.1 In D Flat, Op. 10: Andante Assai
  3. Piano Concerto No.1 In D Flat, Op. 10: Allegro Scherzando
  4. Piano Concerto No.3, Sz. 119: Allegretto
  5. Piano Concerto No.3, Sz. 119: Allegro Religioso - (Poco Piú Mosso) - Tempo I
  6. Piano Concerto No.3, Sz. 119: Allegro Vivace - (Presto)
  7. Piano Concerto No.3 In C, Op.26: Andante - Allegro
  8. Piano Concerto No.3 In C, Op.26: Tema (Andantino) And Variations
  9. Piano Concerto No.3 In C, Op.26: Allegro Ma Non Troppo - Meno Messo - Allegro

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  • Amazon.co.jp ランキング: #304845 / ミュージック
  • 発売日: 1998-06-15
  • ディスク枚数: 1
  • 形式: Import, from US
  • 寸法: .22 ポンド
  • 実行時間: 70 分

エディターレビュー

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   アルゲリッチとデュトワという組み合わせもさることながら、アルゲリッチにとってこれが初録音となったプロコフィエフの1番、バルトークの3番の各協奏曲に、彼女が得意とするプロコフィエフの3番というカップリングからも期待感十分の1枚だ。
   その期待に違わず、ここでのアルゲリッチはいつものように完璧なテクニックをもってスリリングなピアニズムを展開、円熟味の増した最近のアルゲリッチを知る上でも必携の1枚である。そのテクニックは、ともすれば冷たい印象を与えかねないプロコフィエフ、バルトークの斬新なロマンティシズムから、聴くたのしみを堪能できるように「暖かさ」を抽出するうま味に満ちているので、こういった近現代の協奏曲にあまりなじみのない人々に対しても聴きやすい内容となっている。
   一方デュトワの棒は手兵モントリオール響から透明感の高いサウンドを引き出しつつアルゲリッチを強力にサポート、特にバルトークにおいてスケール感の大きさが顕著である。(奈良与志雄)

内容(「CDジャーナル」データベースより)
プロコフィエフの1番とバルトークは,アルゲリッチにとって初録音。おはこのプロコ3番とともに,デュトワとの白熱した共演が魅力的。彼女独特のバネのきいたひらめきのあるリズム,的確かつ奔放な,スケールの大きい演奏は,変わらない。

内容 (「CDジャーナル・レビュー」より)
アルゲリッチ久々のスタジオ録音、得意のプロコフィエフ第3番以外は初録音、さらにはデュトワ=モントリオール響との共演で英デッカではなくEMIということで、音の面でも興味がつのる新録音。実は、いまさらアルゲリッチの“ピアニズム”を誉め讃えても仕方のないことと思い、皮肉の一つも書いてやるかとDATを聴き始めた。プロコフィエフ。これは先にフィリップスから発売されたトラーゼ/ゲルギエフの全曲録音にとどめを刺す、と思っていたのだが……。第1番、イントロのネバっこさ、表情たっぷりに細やかな表現でついてくるオーケストラ、ここでの“奔放”な演奏ぶりは十分に計算し尽くされたものであり、ピタリと追従するデュトワの棒も、さすがに年輪を感じさせるもの。8分音符から16分へと細かく定量的に刻まれていく音形が“血の通った機械”を思わせる音の美学を感じさせる。ピアノの打楽器としての素性を音としても破綻なく的確に打ち出し続けてくる迫力に圧倒される。もう一つのプロコ、第3番では、曲の出来も良い分さらに生き生きと跳ねる。驚くべきはバルトークで、これほどに詩情あふれる演奏は極めて稀。プロコではひたすら引き立て役としてピアノに寄り添っていたオケは、ここでは積極的に音楽をリードし始める。ピアノに呼応して小さな民族的リズムを刻むパーカッションから、テーマを大きく歌い込んでピアノに覆い被さるストリングスまで、デュトワの存在が大きくクローズ・アップされてくる。もちろん、バルトークのスコアリングの妙がこの違いを生んだ最大の要素とは言え、アルゲリッチとデュトワの間の緊迫したかけひきが、演奏を無類のものに仕上げた。この演奏に介在するのは“愛”だ、と言い切れるほどに、しかし、両者の愛は肝心なところでは必ずはじけて、結ばれようとはしない。曲目も共演者も不明だが、EMIからはさらに4点の新録音が発売予定とのこと、やはり素直に期待してしまおう! (田中成和) --- 1998年09月号


カスタマーレビュー

ライナー・ノートはアニー・デュトワ5
1997年10月、カナダ、モントリオール、聖ユスターシュ教会で録音。おそらくはマルタ・アルゲリッチが最も得意とする協奏曲であろう、プロコフィエフ第3番に初録音のプロコフィエフ第1番とバルトークの第3番という実に魅力的な構成のアルバムだ。

そして、ライナー・ノートは二人の実子、アニー・デュトワがとつとつとこのアルバム録音までの経緯を書いている。なかなか知ることができないこの録音までの深い深い経緯が書かれていて一読に値する。シャルル・デュトワとマルタ・アルゲリッチは1974年に離婚し、たった1枚チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番の録音だけを残していた。それがデュトワが60才にならんとする1996年に、再度二人は急接近し、デュトワはアルゲリッチの得意中の得意のピアノ協奏曲を二人の手で残す決意をした。そのレコーディングが本作のプロコフィエフ第3番であり、別録のラヴェルのト長調ピアノ協奏曲だ。

この時の二人の思い、そしてアニー・デュトワの想いがつまった素晴らしい演奏だ。

プロコフィエフの3番は旧盤に軍配4
アルゲリッチのプロコフィエフのピアノ協奏曲3番、アバド指揮ベルリンフィル(77年盤)と聴き比べると、
円熟という部分ではもちろん新盤が勝ってますが、
じゃじゃ馬ぶりが影を潜めて、妙に落ち着いた演奏になっている点でマイナスです。
アバドと共演した旧盤を、青春の中をひた走る二人をイメージすると、
元ダンナであるデュトワとのものは、離婚した二人がふと街角で出会い過去を語り合うという感じです。
それと、モントリオール響に一頃のきらめくサウンドが無くなりつつあるというのも
気になります。録音の悪いEMIだというのが、英デッカの鮮烈な録音と異なるということかなあ?

やっぱりいい!5
アルゲリッチによるプロコフィエフとバルトーク。バルトークは初めて聴いたしプロコの3番は過去グラモフォンに録音しているから再録音ということになる。指揮はもと旦那のデュトワ。離婚しているとはいえ今でもたまに共演しているから音楽家としていいパートナーなのかも。聴いてみるとやっぱりすごく迫力と即興性があり、いい演奏となっている。プロコ1番はアシュケナージの整った演奏に即興性とアタックをプラスした感じ。3番は旧録の荒っぽさがなくなり締まっていて音もクリア。プロコ1,3番の間にあるバルトークは聴けばすぐアルゲリッチが弾いているとわかる。快演だ。