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Two Blocks from the Edge

Two Blocks from the Edge
Michael Brecker

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おすすめ度:

曲目リスト

  1. Madame Toulouse
  2. Two Blocks from the Edge
  3. Bye George
  4. Niño
  5. Cat's Cradle
  6. Impaler
  7. How Long 'Til the Sun
  8. Delta City Blues

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  • Amazon.co.jp ランキング: #139103 / ミュージック
  • 発売日: 1998-05-12
  • ディスク枚数: 1
  • 形式: Import, from US
  • 寸法: .18 ポンド

エディターレビュー

内容(「CDジャーナル」データベースより)
ピアノのジョーイが登り調子で,彼がコ・プロデューサーも務めたレギュラー・コンボ録音。ラスト以外はメンバーのオリジナル。ブレッカーは全編でストレートアヘッドなインプロヴィゼーションに全力で挑み,成功をおさめた。真に迫った演奏が心を揺さぶる。

内容 (「CDジャーナル・レビュー」より)
自信に満ちていながら、それを「どうだ!!」とばかり押しつけない、清々しさすら感じさせるアコースティック路線の新作だ(この路線では、前作『テイルズ・フロム・ザ・ハドソン』に続く2枚目)。前作では、パット・メセニーやジャック・デジョネットなどのスーパー・スターを集めながら、一部に「果たしてこれでいいんだろうか」という、手さぐりの雰囲気が感じられたが、今回は、何も過剰に背負い込まない、スカッと突き抜けたメイン・ストリーマーとしてのマイケルがいる。結果的に、『テイルズ~』では昨年のグラミーを受賞、そして、アライアスを除く三人のレギュラー・メンバーを得て、世界を巡った。その成果の一端が、本作にショー・ケースされたと言えるだろう。
とにかく、ハイライト・ソングのひとつである(8)以外、ちょっと斜に構えてビ・バップをもてあそぶような、これまで誤解を招き続けてきたアプローチがほとんどない。その典型が、清楚なオリジナル・バラードの(7)だ。ここではなぜか、「わたし、髪を切ったの」とか、「オレ、煙草やめたんだ」などという会話が似合う、男女の場面を思い浮かべてしまったほど。さほどにマイケルは、粛然と現れる。そしてこのことは、アルバム全体のキーワードでもあり、メロディと丹念に向き合う技巧派の、虚飾をそぎ落とした美学が底流からわき上がるところこそ、新作の最大の魅力だ。
もちろん、清々しさの出所はそれだけではない。以前なら、もっと深く暗く潜行していた作風の自作も、ジャズとしての輪郭から飛び出さず、危ういところで踏みとどまっている。また、いかにも彼らしい中間的(黒っぽさと白っぽさとの対比で)な(2)も、リズムの伸張と圧縮を繰り返しながらも、音楽の上層にきちんとメロディが浮かび上がる、素晴らしい手際を聴かせる。そんな正統の構図の後、トリックの粋を尽くした(8)を躍動させて見せるのだから効果てき面だ。それも超絶技のお披露目でなく、トリックが楽曲の中に精密に組み込まれているのだ。バンドとの一体感とともに、新鮮なショックがいくつも訪れる佳作だ。 (成田正) --- 1998年05月号

Album Description
Japanese Release featuring the Bonus Track: Sylark.


カスタマーレビュー

特筆すべきはブレッカーのレギュラー・グループのメンバーで創り上げたこと5
1997年12月ニューヨークで録音。パーソナルはマイケル・ブレッカー(ts)、ジョーイ・カルデラッツォ(p)、ジェイムス・ジナス(b)、ジェフ・"テイン"・ワッツ(ds)、ドン・アライアス(perc)。ブレッカーの第5作目のリーダー作。

やはり特筆すべきはブレッカーのレギュラー・グループのメンバーで創り上げた、という点にあると思える。リーダー作でレギュラー・グループのメンバーをそのまま使うということがブレッカーの場合ここまで無かった。これは言ってみれば自らのレギュラー・グループの面子の成長を実感し、その面子とアルバムを残してみたくなった、という事になるだろう。ということもあってブレッカーは他のアルバムでは見られないくらいにのびのびと色々な珍しいアプローチを展開していて興味深い。

曲もボーナス・トラック(米盤は未収録)の『スカイラーク』以外は全てメンバーのオリジナルである。ブレッカーが5曲、カルデラッツォが3曲、ワッツが1曲とほぼメンバーとリーダーが互角の曲供給となっている。このあたりも見逃せない。

本格派テナーマンマイケルブレッカーの本性を見た5
まるで90年代のブルーノートサウンドだ。ピアノのコンピングはハービーハンコック、ドラムスの細かいリズムはトニーウイリアムス、緩やかな弦のベースはロンカーターを彷彿とさせる。ワンホーンのテナーはコルトレーンを大人しくしたようでもあり、ウェインショーターをあく抜きしたようでもある。50年代の新主流派を蘇らせた新鮮なサウンドだ。あのVSOPのリズムセクションにジョージコールマンをかぶせたようにも聞こえる。トレーン、ショーター、コールマンの系統に属し、50年代の香り漂わせる正統派ハードバップテナープレーヤーがここでのマイケルブレッカーだ。バックのサウンドにも一本筋の通ったスゥインウ感やコクがあって良い。突然のマイケルの訃報に接し、久しぶりに取り出した本アルバムを聴いた感想は意外にもオーセンティクなハードバップアルバムだった。50年代のブルーノートと聞き間違えそうなくらいに。

ジョーイ・カルデラッツォのコンポーザーとしての才能に注目!4
 当代随一のテナー奏者マイケル・ブレッカーのリーダー作。ブレッカーの力強い音色が全編に響く。ここで注目したいのは、ピアノのジョーイ・カルデラッツォ。③④⑤はカルデラッツォの作曲で、コンポーザーとしての才能を見せ付けている。

私は④エル・ニーニョが大好き。ぐっと盛り上がったブレッカーのソロの最後のメロディーをカルデラッツォが引き継いで自分のソロに入る所が実にカッコイイ!この曲だけでも、買う価値がある。また、⑥The Impaler のソロも当アルバム中屈指の力演。彼らしいソロが聴ける。

この2人に、ジェームス・ジーナス(B),ジェフ"テイン"ワッツ(Ds)がブレッカーのレギュラーメンバーで、ドン・アライアスがパーカッションで加わりアルバムに軽快なリズム感を醸し出している。

それにしても、カルデラッツォはどうして若い女性に人気があるの。青山のBlue Noteのライブでもサインの行列は主役のブレッカー以上だった。クリス・ミン・ドーキー(B)の方が背が高くて良い顔してるのにね。でもカルデラッツォと一緒に写真を撮ったけど素敵な笑顔でした。今話題の松永貴志もこんなピアニストになる事を期待しています。