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The Quest

The Quest
Mal Waldron / Eric Dolphy

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曲目リスト

  1. Status Seeking
  2. Duquility
  3. Thirteen
  4. We Diddit
  5. Warm Canto
  6. Warp and Woof
  7. Fire Waltz

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  • Amazon.co.jp ランキング: #156047 / ミュージック
  • 発売日: 1991-07-01
  • ディスク枚数: 1
  • 形式: Import, from US
  • 寸法: .20 ポンド

エディターレビュー

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   マル・ウォルドロンとエリック・ドルフィー。この2人の異才の顔合わせは、ジャズ史上に残る名演とされるファイヴ・スポットのステージを否が応にも思い出させる。その前哨戦ともいうべき作品が、この『クエスト』である。メンバーとしてエリック・ドルフィー、ブッカー・アーヴィン、ロン・カーター、ジョー・ベンジャミン、チャーリー・パーシップが起用されている。
   本作では、ピアニストとしてのすばらしさはもちろん、全7曲がオリジナルという作曲の才にも注目してほしい。ドルフィーの圧倒的に熱を帯びたプレイはもちろん、彼と緊迫したプレイをくり広げるブッカー・アーヴィンの熱演にも耳が離せない。
   「孤高のピアニスト」と称されるウォルドロンならではのアクの強い仕掛けには、戸惑うリスナーも多いかもしれない。だが、ファイヴ・スポットでも演奏された7曲目『ファイアー・ワルツ』は、彼の代名詞ともいえる『レフト・アローン』や『スイート・ラブ・ビター』と並ぶ名演である。(坂本良太)

内容(「CDジャーナル」データベースより)
マルの暝想的なプレイは,この時期非常に多彩な広がりを示していた。ドルフィーとアービンという斬新なスタイルのホーン奏者と邂逅したことで,マルの演奏は一層の奥行きを獲得した。ミニマル・ミュージック的美しさを湛えた会心の1枚だ。

Album Details
Digitally remastered using 20 bit K2 technology, this is a Japanese reissue of a classic album this jazz great cut for the Prestige label in a miniaturized LP sleeve limited to the initial pressing only & with the original cover art intact.2000 release.


カスタマーレビュー

マルの試み5
この時代のジャズは実験的なものが少なくないが、マルもこのアルバムでいくつかの試みを行っている。そのひとつが十二音というか無調(音楽用語として厳密には違うが)音楽だ。ジャズで無調といえばドルフィー。無調にはコードというものがないし、モードもない。12の音を自由に使うことができる。しかしいわゆるフリーとは別物と考えるべきだろう。

面倒な話はさておき、さすがにドルフィーは凄い。他のメンバーがかすんでしまいかねないほど独創的で刺激的なソロを展開する。それに触発されてかブッカー・アーヴィン、ロン・カーター(チェロ)も熱い演奏を繰り広げる。リーダーのマルも朴訥ながら個性的で面白いソロを聴かせる。このころのマルはよかった!

このアルバムはマルの作曲家としての魅力が味わえる。ドルフィーがクラリネットを吹く(5)は抒情的な美しい曲だし、サスペンスドラマのテーマに使えそうな曲もある。

やっぱりドルフィー4
 アット・ザ・ファイブ・スポットでのファイアー・ワルツも入っています。ここでのドルフィーもまた最高です。さらに、ブッカー・アーヴィンの暑苦しいテナーがまたよく、ドルフィーととても相性があっているように思われます。もちろん、リーダーのマル・ウォルドロンのモールス信号ソロもたまらなく哀愁に満ちていてとてもいいです。

マルの冒険4
比較的地味な作品だが、必聴。それは何も「ファイブ・スポット」で有名な「ファイア・ワルツ」の初演が収録されているからではない。そもそもこのヴァージョンでは、ドルフィーのソロはない。マルの作曲の才能、アレンジの見事さ、そして何よりもハード・ボイルドなピアニズムが、充分に発揮されていれば、こそだ。収録曲全てを自作で固め、最強の面子を揃えていることから見て、マルも相当気合がはいっていたのだろう。名曲①のベース・イントロからして、違う。シンバルが入り、テーマが示され、先発はドルフィー。このソロだけですでに八割がたヤられるが、続くアーヴィンも太い音色でノリまくる。ロン・カーターのチェロも、少し不気味な感じがあっていい。そして、マル。ちょっと元気がないかな、と思ってしまうが、さにあらず。この知的な黒っぽさがたまらない。時間にして約九分。充実したジャズというのは、こういう演奏を言うのだ。