たゆたう春、夜 (ブーニン作品集)
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #653086 / 本
- 発売日: 2003-07
- 版型: 単行本
- 316 ページ
エディターレビュー
内容(「BOOK」データベースより)
崩れ去っていく美しいロシア、時代の波に押し流されていく異郷のロシア人の姿を、美しい旋律を奏でる物語が包み込む。失われゆくものの残像を永遠に刻み込む円熟期の中短編集。作家自信が愛した作品集。『暗い並木道』からも精選したブーニン文学の到達点。
内容(「MARC」データベースより)
失われゆく美しいロシア、時代に押し流されてゆく異郷のロシア人の姿を美しい旋律を奏でる物語が包み込む。愛と死を描く円熟期の中短編を厳選したブーニン文学の到達点。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ブーニン,イワン・アレクセーエヴィチ
1870‐1953。中部ロシアの貴族の家系に生まれ、ほとんど独学で作家となる。貴族社会の崩壊や農村の荒廃を描く中短編小説でチェーホフの後継作家とも目されて高く評価され、豊かで美しいロシア語の伝統を引き継ぐ作品を生みだしていったが、ロシア革命による社会の激変をまのあたりにし、祖国を去ってフランスに渡った。その後、ナボコフの一世代上の亡命作家を代表する存在として独自の作品世界を作りあげ、1933年にロシア人で最初のノーベル文学賞作家となった
岩本 和久
専門は現代ロシア文学。現在、稚内北星学園大学情報メディア学部助教授
吉岡 ゆき
通訳・翻訳家
橋本 早苗
翻訳家
田辺 佐保子
翻訳家。現在、成蹊大学などで講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
「暗い並木道」の方をお勧めします
「暗い並木道」と重複する作品が多くありますが、両方を読むと、訳者によって雰囲気が変わると言うことが実感できます。
個々に収録されている短編のほとんどが、恋愛のための恋愛をテーマとしていて、日本の私小説を思わせる雰囲気です。スケッチのように一場面を切り取った雰囲気の作品もあり、立原道造の詩も思い出されました。悪く言えば、表層のみを切り取った小説です。良く言えば、そのときわいてくる(すぐに消えてしまう)感覚を上手につづった小説といえるでしょう。


