星座 (SDP Bunko)
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商品の詳細
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- 発売日: 2008-09-21
- 版型: 文庫
- 248 ページ
エディターレビュー
内容紹介
札幌農学校を舞台に繰り広げられる青春の物語。少女おぬいをめぐる感情の交錯、青年達の葛藤―欲望、野心、苦悩―そして大人への旅立ち。
彼らは一人ひとりが輝きを放つ星々だったのだ……。著者自身の同校での体験をもとに描かれた作品と言われている。未完の長編作品である。
内容(「BOOK」データベースより)
札幌農学校を舞台に繰り広げられる青春の物語。少女おぬいをめぐる感情の交錯、青年達の葛藤―欲望、野心、苦悩―そして大人への旅立ち。彼らは一人ひとりが輝きを放つ星々だったのだ…。著者自身の同校での体験をもとに描かれた作品と言われている。未完の長編作品である。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
有島 武郎
1878‐1923。東京都出身。学生時代を北海道・札幌農学校で過ごしたことを機に長く札幌での生活を始める。卒業後渡米、帰国後は英語教師を経て、同人誌「白樺」に参加した頃からリアリズムを追求し本格的に作家活動に入った(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
明治の理想高き学生たちを、複数視点で描いた名作
この作品は未完成であり、物語のその後がとても気になるのではあるが、美しい終わり方をしているので後味は悪くない。作者本人が過ごした札幌農学校の学生たちが、それぞれ誠実に生きようと思い悩む話である。特徴は、複数の人物の視点で語られていることだ。とくに、同じシーンを女と男のそれぞれを主観にしている部分は上手で、有島の力を感じさせる。
それから、この作品の主なテーマとしては、貧富の差が繰り返し語られる。有島はブルジョア階級だったのだが、下層階級の心情をこれほど本物らしく表現できることに驚いた。そして、貧しい者への同情が深かったのだなあと推察できる。それは同時に、自身への罪悪感の強さとなっただろう。有島が心中してしまったのも、この罪悪感が一因だったのだと思われる。




