市場づくりを忘れてきた日本へ。
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #3982 / 本
- 発売日: 2009-04-07
- 版型: 単行本(ソフトカバー)
- 312 ページ
エディターレビュー
内容紹介
サムスン・エレクトロニクスなど海外企業のグローバルマーケティングを手掛け、成功に導いてきた著者が、世界大不況の中であえぐ日本企業にそのノウハウを一挙に公開。
これまで日本企業が経験したことのない世界戦略の考え方・手法は斬新で且つ実用的である。
著者が過去に実践した具体的事例も数多く紹介され、グローバル戦略立案のヒントが満載。
これまでのサムスン研究本では知り得なかった、日本企業が一番知りたい、世界企業サムスン・エレクトロニクスの強さの秘密が、マーケティングという
視点で初めて解き明かされる。
企業の経営者・海外担当者・マーケティング担当者・営業担当者・人事担当者等必読のこれからの日本企業が進むべき方向性が解る一冊。
内容(「BOOK」データベースより)
日本企業よ、乗り遅れるな。世界7億人のお金持ちを、早く囲い込んだ者が勝つ!大不況時代のグローバル・マーケティング理論。
レビュー
「市場づくりを忘れてきた日本へ。」はじめにより
日本企業は、消費超大国・アメリカが失墜した後も、なおアメリカの復活を祈り続けるのか、行き先を失い迷走してしまうのか、あるいは新しいチャレンジをおこなうのか。日本は今、大きな大きな岐路に立たされている。「モノづくり」ばかりをして「市場づくり」をしてこなかった大きなツケが、今になって回ってこようとしているのだ。サムスン・エレクトロニクスは、実質5年間で今の地位を築いた。しかし、日本は10年間で、とても大きなものを失ってしまったのではないだろうか。失ったもの、それは、言うまでもなく、アメリカ以外の「海外市場」である。
カスタマーレビュー
ある意味、世界最先端のマーケティング暴露本です!
仕事柄、アル・ライズやコトラー、はてはマズローまで、マーケティングに関する本を読み漁ってきました。最近では「ガラパゴス化する日本の製造業」や「ブルーオーシャン戦略」も読みました。しかしどうも納得いかない、何か物足りないと感じていました。その足りなかったものが、この「市場づくりを忘れてきた日本へ」を読んではっきりとわかりました。
今まで理論だけの本は不毛と感じ、評論ばかりの本では「自分でやってみろ!」という印象しかもてなかったのです。
「市場づくりを忘れてきた日本へ」は、著者が実際に歩いて体験・体感した、生々しいほどのマーケティングの現場が書かれているので、説得力がすごい!文章も楽しく、読みやすいので一気に読みましたが、評論ではなく何をすればよいか「結論」がある本は、読後の爽快感も格別です。
特に韓国のサムソンへのプレゼンテーションについては、未知の世界を知り感動しました。他の著者の数年前に読んだサムソンについての本は、売り上げや組織の分析ばかりでまったく役に立たなかったので、今回、なぜサムソンがマーケティングで世界を席巻しているのか、その本質がわかって、まさに目からうろこです。
この「市場づくりを忘れてきた日本へ」はグローバル戦略について書かれていますが、その内容は、日本国内の企業が向かうべき新しいマーケティング戦略の具体的な手法にあふれています。これからは、常にそばに置いてマーケティングの辞書として使うつもりです。
まさか日本の会社がサムソンのマーケティングを支えたとは驚きです。
まず日本の小さなマーケティング会社があの世界のサムソンのマーケティングを支えていたとは驚きでした。マーケティングの本場であるアメリカの会社が後ろにいるのだと思っていました。日本ではまだそれほど知名度は高くないですが、日本以外の欧米・アジア・中南米では抜群の知名度です。はっきり言って日本のソニー以上です。どのようにしてサムソンが短期間でここまで来れたのかずっと疑問に思っていました。
そのサムソンのマーケティングを今回初めて著者は明らかにしてくれました。派手な宣伝よりも地道な現場に根ざしたマーケティングを真面目にサムソンは実行された。マーケティングに
経営トップがここまで絡んでいる日本の会社があるのでしょうか。確かに日本のメーカーが
米国に初めて進出したときは真面目販売網を築かれました。そのような努力を日本メーカーは
忘れているのではないかと、この本を読んで強く感じました。
広告戦略とマーケティングをごちゃごちゃにしている日本メーカーが多いのではないでしょうか?一方サムソンははっきりとこの二つを分離している。サムソンは現在では宣伝の絶対金額も多いでしょうが、販売に結びつく効果的なお金の使い方をしている。日本のメーカーもこの違いを理解しなければ、サムソンとの距離はこれから開くばかりでしょう。
良い商品があれば、自然に売れていくという考えの日本の経営者が非常に多い。その中で、
ここまでトップがマーケティングを重視しているサムソンという会社は脅威です。
是非とも日本の経営トップもこの本を読んでこれから如何に海外に伸びる市場を自ら開拓していくかということを真剣に考える必要があるのではないでしょうか。
経営戦略の見直しを本気で考える時期
国内における日本企業のイメージが海外では通用しない。その国内外のイメージギャップにいつも悩まされていたが、この本を読んでその原因がよくわかった。私も実際に海外を回って仕事をしているので、この本には非常に共感できることも多く、「そうなんだよ!」心の中でつぶやきながら読んでいた。著者の指摘通り、実際に海外ではサムスンやLGなど韓国企業の商品が幅をきかせている。その理由が、物作りより市場作りに重きを置いたマーケティングにあるというのは、「物作り大国日本」で育った我々の盲点だったという気がする。この本はグローバルマーケティングの本、と言うよりもこれからの日本企業のあり方を示す、経営戦略の指南書のように私は感じた。




