『赤毛のアン』を書きたくなかったモンゴメリ
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #589193 / 本
- 発売日: 2000-04
- 版型: 単行本
- 253 ページ
エディターレビュー
内容(「BOOK」データベースより)
『赤毛のアン』やプリンス・エドワード島だけではない、ルーシー・モード・モンゴメリの知られざる素顔と生涯。「もし、残りの人生がアンという暴走する馬車に引きずられてゆく運命だとしたら、アンを“創造した”ことを痛烈に後悔するでしょう…」―1908年9月、友人に宛てたモンゴメリの手紙より。
内容(「MARC」データベースより)
カナダに暮らす著者が、モンゴメリの足跡をたずね、親族に会い、アン研究者と交流。現代に生きる名作「アン」とモンゴメリの知られざる素顔と生涯をトロントから伝える。
カスタマーレビュー
素晴らしい良書
アンの人気に上塗りするようなアン関連の本、あるいは現地にほんの数ヶ月住んだだけの人が出す膨大で薄っぺらい出版物とは違い、腰を落ち着けてじっくり書かれた良書。 口で言うのはたやすいが、この本以上にモンゴメリーを知るのは難しいのが現実であろう。 また、著者は非常に謙虚な方なのも伝わり好感が持てた。 アンフリークを堂々のたまう作家などよりもずっと活躍するべき人だ、梶原由佳さんは!
伝説の作家の苦悩
梶原由佳さんはカナダの図書館に勤務し、モンゴメリ研究を専門とされている。作家松本侑子さんがアンの翻訳を出版されるにあたっても、梶原さんが資料などの協力をされたらしい。
世代に受け継がれる名作を書いたモンゴメリが、実は詩人になりたくて、小説は本意ではなかったというのが皮肉である。また作品のみからは想像できない、彼女の妻として、母としての日常の苦労を乗り越えて作品作りをした姿がよくわかり、日々の雑用に押し流される自分の姿と比較して、その意思の強さに感服した。
モンゴメリの影の世界を垣間見る
御伽噺のような暗闇のないアンの世界を書いた作者の影の世界を垣間見せてくれる。
作品との二面性に興味が持てる。
しかし、アンの世界(古き良き牧歌的な時代)に近い雰囲気を持つ本で、モンゴメリの人間くささが少し薄らいでいるような印象を受ける。
もう少し、人間像にせまってほしかったような気がする。





