商品の詳細
ミハイル・バフチン全著作〈第7巻〉「フランソワ・ラブレーの作品と中世・ルネサンスの民衆文化」他

ミハイル・バフチン全著作〈第7巻〉「フランソワ・ラブレーの作品と中世・ルネサンスの民衆文化」他
By ミハイル バフチン

価格: ¥ 10,500 1500円以上は送料無料 詳細

発送可能時期: 通常2~5週間以内に発送
販売、発送は Amazon.co.jp

2 新品/中古商品価格 ¥ 10,500

おすすめ度:

商品の詳細

  • Amazon.co.jp ランキング: #298099 / 本
  • 発売日: 2007-06
  • 版型: 単行本
  • 950 ページ

エディターレビュー

内容(「BOOK」データベースより)
厳粛なる恐怖や権威主義に対峙し、さかしまの世を到来させるカーニヴァル的な“笑い”。ラブレー文学に住まう陽気でグロテスクな民衆とそのイメージを斬新に読み解き、中世・ルネサンス文化の新たなる世界像を打ち立てた、著者の小説論の集大成にして彼の名を世に知らしめた代表作、待望の新訳決定版。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
杉里 直人
1956年、岐阜県生まれ。早稲田大学大学院露文専攻博士課程中退。現在、早稲田大学ほか非常勤講師。専攻、ロシア文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


カスタマーレビュー

なぜ文学はラブレーを必要とするか。4
バフチンはリテラル・クレイジーである。(アンビヴァレントな言い方をすれば)トルストイは現代、昨今、最近といった言葉をやたらに使いたがるのが凡人の悪癖だと言う。バフチンは現代とは常に罵倒されるのものだと言う。(ジョイス、スタインでなくプーシキンを例に出すところが彼らしい)耳が痛い人は多いのではないだろうか、本屋に行けば現代、ポストモダン、アーヴァンという言葉が氾濫している。何が言いたいのかというと、人間は自分の住んでる時代があたかも最も優れている(または優れていなければならない)と錯覚を犯しがちだということだ、それはドグマティズムで形式主義的な芸術の堕落を引き起こす、それは過度に保守的な老人なノスタルジアだろう。だからラブレーが必要なのだ、彼よりも自由で俗悪で野卑で神々しく、残虐なユーモアに富んでいて、天才的な文学はないからである。ソルジェニーチィンは小説ガン病棟のなかで登場人物にこう語らせる「ラブレーだって?あんなのただのエロ本だ」ソルジェニーチィンはラブレーを正しく理解していたのだ。