男おひとりさま道
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #544 / 本
- 発売日: 2009-10
- 版型: 単行本
- 271 ページ
エディターレビュー
内容(「BOOK」データベースより)
死別・離別・非婚シングル、老後に生きる道はあるか。在宅ひとり死はこわくない。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
上野 千鶴子
1948年富山県生まれ。京都大学大学院社会学博士課程修了、平安女学院短期大学助教授、シカゴ大学人類学部客員研究員、京都精華大学助教授、国際日本文化研究センター客員助教授、ボン大学客員教授、コロンビア大学客員教授、メキシコ大学大学院客員教授等を経る。1993年東京大学文学部助教授(社会学)、1995年東京大学大学院人文社会系研究科教授。専門は女性学、ジェンダー研究。この分野のパイオニアであり、指導的な理論家のひとり(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
そろそろ介護の覚悟を決めるとき
本書の区分けによれば自分は「非婚シングル(オス「負け犬」)」に該当する。(非婚シングル・キヨシさんの場合)に笑えるほど当てはまる。しかし決定的に違うのはキヨシさんがまがりなりにも10年働いて自分の収入があるのに対して、自分は会社をリストラされ失業中であり無収入ということだ。ただでさえ年齢的に再就職が難しいのに、この大不況の中、適当な求人が無いという状況なのである。キヨシさんよりひどい状態なのだ。ここでもうすでに自分は本書から脱落する。本書を読んでも自分は救われないのである。他にも「男おひとりさま道10カ条」なるものが示されているが、「第1条 衣食住の自立は基本のキ」で早くもつまずく。若い頃一人暮らしをしていたが、掃除、洗濯は何とかやれても自炊はついに一度もしなかった。朝食はコンビニで買っておいたバターロール、昼食は社員食堂、晩御飯はほかほか弁当かコンビニ弁当といった具合で、孤独死した男性のエピソードを笑えないのである。さらに自分のような(オス「負け犬」)は非モテ系であると書いてあるがこれは全くその通り。だが非モテ系の男性が今後別にモテ系になる必要はないだろう。一人の女性と出会えれば良いのだから。「彼女いない歴40年ですが、それが何か?ソープも行ったことが無いので完璧童貞ですが、さらに何か?」と堂々と言っておこう。結局本書は介護の基礎知識から始まって老老介護の現状と親族の本音を明かし、ひとりの老人の在宅支援と在宅での死の可能性と方法を探った、老いた親を持つ中高年のための指南書である。
社会学者の視点がよい
売れに売れた『おひとりさま』の軽い二番煎じ本か、と思いながら、なんとなく手に取ってみたが、意外や、面白く読めた。「男おひとりさまについて書くのはイヤだって言ったでしょ。話がなかなか明るくならないからだ」(p.33)と言いながら、豊富な事例の紹介+その分析という流れで、男がいかに豊かに人生の終末期を過ごせるかを、徹底的に論じている。どこにいってもパワーゲームから降りられず、「弱さの情報公開」ができない男ってバカよね〜と言う書き方に反発する中高年は多いかもしれないが、それについて展望を示そうとする著者の視線はどこまでも暖かく、読後感もよい。パワーゲームには最初から関心を示さず、まったりと生きる団塊ジュニア以降の男にとっても、学ぶところの多い本だ。
全男性必読の書。
前著『おひとりさまの老後』のあとがきに対する回答の書。「女に愛されるかわいげのある男」になるための方法も述べられています。
前著に比べてより現実的な内容になっており、読んでいて暗くなることもありました。が、これは老後のことなんて考えたことがないであろう世の男性に向けた、「現実から目をそむけるな」という著者からの愛のムチだと思われます。中高年はもちろんのこと、今を楽しんでいる若い男性も必読の書です。




