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私家版 青春デンデケデケデケ

私家版 青春デンデケデケデケ
By 芦原 すなお

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  • Amazon.co.jp ランキング: #854977 / 本
  • 発売日: 1995-04
  • 版型: 単行本
  • 427 ページ

エディターレビュー

内容(「BOOK」データベースより)
直木賞受賞。永遠の青春小説、完全オリジナル版。

内容(「MARC」データベースより)
少年たちがバンドを作って、練習して、文化祭でコンサートを開いて、主人公が旅立って行く…文芸賞・直木賞受賞の作品は、もとの作品を約半分にカットしたものだった。本書は800枚のオリジナル版。著者の願いは実現した。*


カスタマーレビュー

「青春時代」とは…5
 第27回文藝賞&第105回直木賞W受賞作品。

 四国の田舎でロックに目覚めた高校生が仲間達と共にバンドを組み、ロックに明け暮れる。

 仲間達との友情、高校生ならではの背中がかゆくなるような恋愛、青春ならではの溢れんばかりの活力等々について、一つの高校生バンドの活動を通して綴られています。

 また、1960年代の洋楽の名前が所狭しと登場します。不朽の名曲ばかり。その名前を見ているだけでもワクワクします。そして、久しぶりにそれらを聞いてみたくなるでしょう。

 「青春時代」を経験しない方はいないと思います。本書では“「青春時代」がいつなのかということはその人の心が決める”ということを教えてくれているような気がしました。
 たとえ50歳になろうと80歳になろうと、その人が“今こそ「青春時代」”と思えば、それはまさしく「青春時代」なのです。

 これから「青春時代」を迎えるという人も、今まさに「青春時代」だという人も、「青春時代」なんてとっくの昔に過ぎ去ったと思っている人も、是非本書を手に取ってみてください。

 ソレデハ…

ああ、こんなときもあったなあ5
四国観音寺で生活する高校生たちが、ベンチャーズにあこがれてバンドを結成し、その活動を通して友達と心をふれあい、友情を深めていく様子がとても「直球」で描かれてます。私も、高校の時エレキギターを買って、バンドのまねごとをしてましたので、とても呼んでいて懐かしかった。はじめに映画を見た後に読みましたが、そのノスタルジックな感じは同質なものでした。気持ちが晴れないとき、時々読み返してにやにやしてます。

こちらもぜひ読んでみて5
名作「青春デンデケデケデケ」のオリジナル版。河出書房で刊行され、直木賞を受賞したのは、文藝賞応募のため約半分に短縮されたバージョンである。作者は授賞してくれた委員や読者を慮ってか、あえて「完璧版」という言葉は使ってない。ところがどっこい、恐らく後世に残るのはこちらであろう。確かにテンポの良さは劣るが、饒舌が徹底しているぶん魅力的なのだ。たとえば、三島敏夫というムード歌謡曲の歌手について二十頁も費やして語っている部分、本筋ともロックとも何の関係もない余談なのだが、この部分の面白さといったらどうだ。河出版では削られたエピソードもみな楽しい。特に主人公が年上のパートさんに誘惑されかかる話のおかしさ、切なさ。ここだけでも、新たに「私家版」を買う値打ちがある。