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奇跡の営業所

奇跡の営業所
By 森川滋之

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  • 発売日: 2009-02-28
  • 版型: 単行本
  • 176 ページ

エディターレビュー

内容紹介
すべてのセールスパーソンに贈る
実話をもとにした感動の物語+解説
私の人生を変えた「決断」……
それは、
〝売ることをあきらめる〟
ことだった。
-本書の主人公のモデル 吉見範一
営業成績が全国最下位の営業所が日本一に!

売れないときほど目の前の小銭をつかみ取ることに夢中になりがちです。ところが、いつまでも拾い続けることに虚しさを感じる時期が必ずやってきます。やはり小銭集めの競争心だけでは営業は長続きしません。

むしろヒトを激しく突き動かすのは、自分だけが売れればいいとか、自分さえ評価を得られればいいという利己的な考えではなく、目の前で困っている仲間を助けようとする、より人間らしい気持ちに素直に従うことの方かもしれません。

仲間のためになるならやってやろうじゃないか。その気持ちの強さがそのまま善意のエネルギーに変換され無意識のうちにチーム全体の行動となって現れます。<中略>

この物語に登場する実在のモデルたちは、この心のスイッチをお互いに入れ始めていたのです。このスイッチが入った後の彼らの様子は、まるで熱病にでもうなされているような状態でした。感動と熱気が噴出していました。お互いがお互いを支えあっているという信頼感を共有した彼らは激変したのです。

誰だってひとりぼっちでは頑張れない時があるかもしれません。

でも、自分が人の役に立てると知った瞬間から、たったひとりでも頑張れることを知りました。―プロローグより

【ストーリー紹介】

吉田和人は、ある営業所の所長を派遣という立場でまかされました。
しかし、集められたメンバーで、営業の経験のある者はゼロ。しかも本部から権限も与えられず、全国100ヶ所の営業所で最下位の成績に・・・。
そんな営業所に奇跡が起こりました。
月のノルマを達成しないと営業所をつぶすと言われたときに、それまで全く営業経験のなかった若い女性が、ある会社から大きな契約を取ってきたのです。
彼女は帰国子女で、日本語もたどたどしく、法人営業は怖くて無理だから、個人向けの営業だけをやらせてくれと面接では言っていました。
いったい、彼女に何が起こったのか? 所長の吉田は、何をしたのか?

内容(「BOOK」データベースより)
全国最下位の営業所が日本一に!すべてのセールスパーソンに贈る実話をもとにした感動の物語+解説。

著者について
森川 滋之
株式会社ITブレークスルー(http://www.itbt.biz)代表取締役
金沢生まれ、本籍大阪、千葉育ち。
京都大学文学部卒業後、1987年東洋情報システム(現TIS)に入社。
20以上のプロジェクトのリーダーおよびITアーキテクトを歴任。2003年に営業企画部に配属。その後、転職してプロジェクトマネジメントツールのコンサル営業を経て、2005年独立。2008年法人化。
2007年、吉見範一氏と知り合い、営業企画部時代と営業時代に自分がいかに営業について間違った観念を持っていたかを痛感する。
そして、当時の自分のように営業の仕事が嫌いになる人をひとりでも救いたいと、彼のセミナーを主催するようになる。
2008年8月から本書の元になった小説をBiz.ID(http://www.itmedia.co.jp/bizid/)に連載開始。好評を博する。
他にSE向けに、『SEのための価値ある「仕事の設計」学』(技術評論社)、『ITの専門知識を素人に教える技』がある。


カスタマーレビュー

人の役に立てると知った瞬間から、たったひとりでも頑張れる4
 営業未経験者のよせ集め営業所が日本一の売り上げを達成するまでの物語です。

 ビジネス・ストーリーとしてありふれた設定のように見えますが、本書は読み応えのある短編に仕上がっており、読者を惹きつける要因がいくつも散りばめられています。

その1。実話に基づいていること。
 本書は吉見範一氏という実在の人物と、吉見氏が所長として赴任した実在の営業所をモデルにしています。

 吉見氏は「売ることをあきらめる」営業、肩の力を抜いた営業でトップセールスマンとなりました。
 その後「新規開拓の神様」として営業ツール専門のコンサルタントをしておられ、『「売れる営業」のカバンの中身が見たい!』という著書を2年前に出版しています。


その2。個人成績重視の営業ではなく、人の役に立てる、仲間の役に立てると確信した営業スタイルが成功をもたらしていること。


その3。主人公たちから熱意と感動が噴出していること。著者の森川さんがモデルの吉見さんの話を聞いて感動した様子が伝わってくること。もひとつおまけに、担当編集者までもが感動のあまり涙を浮かべながら本書を編集していたこと。

 そうです。本書は、感動の熱病にうなされた人々が世に送り出した熱風なのです。


 熱風には発生源があります。
 森川さんがエピローグで明かしている発生源は、あの人を励ます名人、福島正伸さんでした。
 福島さんは「日本を変える著者の一人です」と森川さんのことを絶賛しています。


 福島さんには、数々の名言がありますが、本書の主題のひとつは、福島さんの次の言葉です。

  「万策つきたとき、あきらめないという選択肢がある」


少し疲れた営業職の方にお勧め。
「あきらめない」ことを大切にしたい方にお勧め。
人の役に立てることやチームワークを大切にしたい方にお勧めです。

もちろん福島正伸ファンには必読の書です。

共感しました5
「靴をすり減らせば必ず売上が伸びた」成功体験を持つ幹部のもとで、お客に歓迎されない強引な営業を強いられるなどして仕事の仕方に疑問を感じている方が元気になる本です。

そういう方に限らず、営業という仕事の素晴らしさや豊かさを感じさせてくれます。ですので営業に不安がある方が読むとやる気にさせてくれます。

うちにもいろんな営業が来ますが、どうせ来るならこの本の登場人物のような、もしくは、内容に共感するような営業に来てもらいたいです。

暖かい話です4
本書は端的に言えば、「どうやって営業目標を達成したのか」について書かれた本なのですが、そんなノウハウを知りたい人には読んで欲しくありません。本書を読む事によって、「こころのあり方が、現実の世界を規定するのだ」と言う事が理解出来るはずです。そしてそこには理詰めのロジックで生きる世界とは対極にある、「こころが通い合う世界」が存在しています。
奇跡とは、この世界にいなければ起こせないのだなぁと言う事が分かれば、本書を読んだ値打ちがあるのでは無いでしょうか。