ロシア―迷走する技術帝国
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #708661 / 本
- 発売日: 1995-06
- 版型: 単行本
- 351 ページ
エディターレビュー
内容(「BOOK」データベースより)
人間は、科学・技術をどのように創り出してきたか科学・技術は、どこまでヒトを見つめているか。軍事技術・先端科学に突出し、民需技術を犠牲にし、自滅した旧ソ連・ロシアの失敗の本質を徹底究明。
内容(「MARC」データベースより)
人間は、科学・技術をどのように創り出してきたか。科学・技術は、どこまでヒトを見つめているか。軍事技術・先端技術に突出し、民需技術を犠牲にし、自滅した旧ソ連・ロシアの失敗の本質を徹底究明する。〈ソフトカバー〉*
カスタマーレビュー
人と技術
ゴルバチョフ政権のグラスノスチ(情報公開)、そしてソ連の崩壊。鉄のカーテンが開かれてから初めて訪れたロシア社会はいびつな様相を呈していた。
デパートに並んでいる製品はとてつもなく古い設計であり、冷戦期、優れた兵器を大量に保有し、脅威となっていた国とは思えなかった――
旧ソ連の持っていた技術は、軍事方面にのみ突出し、民間には全く活かされる事はなかった。そしてソ連が崩壊した現在、困窮するロシアの外貨獲得手段は優秀で安価な兵器の輸出が主な物となっており、また大量に生産された核兵器、原子力潜水艦の杜撰な処分など、大きな問題がこの国には山積みされている。
旧ソ連、そして現在のロシアの分析本。異なる設計思想の下に生まれた兵器に対する評価に苦慮している点が散見されながらも全体的に公正さと倫理観をもって書かれている労作であり、単に技術だけに目を向けてもその国家の性質が分かる事を示した新鮮な一著であります。ただその反面、随所に出てくるロシア・旧ソ連に対する疑問符がやや多く、所によっては効果的なのですが、全体的に冗長の感があるのが難点かもしれません。
国家と市民、人と技術のあり方を考える上でお勧めの一冊といえましょう。



