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本日の雑談〈2〉

本日の雑談〈2〉
By 小林 よしのり, 西部 邁

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  • Amazon.co.jp ランキング: #248774 / 本
  • 発売日: 2004-07
  • 版型: 単行本
  • 209 ページ

エディターレビュー

内容(「BOOK」データベースより)
イラク人質事件、田中家vs文春ウォーズから、「バカの壁」「世界の中心で、愛をさけぶ」、教育現場崩壊、小学生性教育、植草一秀事件…まで、世紀の大雑談、本日も舌好調!待望の第2弾。

内容(「MARC」データベースより)
イラク人質事件、田中家VS文春ウォーズから、「バカの壁」「世界の中心で、愛をさけぶ」、教育現場崩壊、小学生性教育、植草一秀事件まで、型にはまらない雑談で世相を一望できる一冊。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
小林 よしのり
1953年、福岡県の真言密教の寺で生まれる。1975年、福岡大学在学中、「東大一直線」でデビュー。「おぼっちゃまくん」などギャグ漫画に新風を起こし、89年、小学館漫画賞受賞。92年、「ゴーマニズム宣言」を「週刊SPA」で連載開始。95年からは「SAPIO」に舞台を移し「新・ゴーマニズム宣言」として現在も連載中。その特別篇「新ゴーマニズム宣言スペシャル」として発表した「戦争論」「戦争論2」「台湾論」は言論界を揺るがすベストセラーになった。現在、「わしズム」責任編集長

西部 邁
1939年、北海道で浄土真宗の家系に生まれる。社会科学・社会哲学の全貌を見渡した保守思想家としてここ四半世紀に及んで活躍中。横浜国立大学助教授などを経て東京大学教授に就くが、人事をめぐって88年に辞任。著書に「経済倫理学序説」(吉野作造賞)、「生まじめな戯れ」(サントリー学芸賞)など多数。93年、正論大賞を受賞。現在、秀明大学学頭、「発言者」主幹(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


カスタマーレビュー

笑えます5
「ああ言えばこう言う」的な所もあるが、なるほどこういうつっこみ方もあるのかと、感心してしまいます。これを言ったらあの人が怒るだろう、これを言えばあの組織から圧力を受けるだろうといった考えを全て取り払うと、こういう議論になるというお手本のようなものです。そう考えると日常、新聞紙上やテレビで繰り広げられる議論がいかに背後の組織に呪縛されているか、真の議論がいかに困難かを思い知らされるわけです。

「イラク人質事件」では「日本は侵略に加担したのだから敵国であり、敵国人を拘束したうえ処刑するのもやむをえない」とか、「尖閣諸島問題」では「右翼が尖閣諸島に上陸すると言ったら、わしは賛成するよ。それは是非ともやってほしいと思うわけよ」とか、まさにそのとおりと思ってしまいます。

西部氏の発言も冴えています。「イラク人質事件のうち2人は北海道出身ですからね。北海道にそんな立派な準備をしている人間がいるとは到底思えない(笑)」笑えます。このシリーズ、是非続けてほしいです。

パワーアップした?4
前作の雑談よりパワーアップしてる気がする。
西部氏の言う事が段々と難解に成ってきた。私如きの読書人では、西部氏の著作から門前払い受けてしまうので、わかり易くしてくれるこの雑談シリーズって本当に有り難い。

今回、変な所に感心してしまったのだが、一番興味深かったのは、植草一秀事件について西部氏が述べている点だ。

「今の知識人というのは、自分の脳細胞のほんの一部しか使えないという無自覚のフラストレーションがある。スペシャリストではなくジェネラリストをもって任じている僕でさえ、その空虚感から逃れるために、あなたの助けを受けながらいろんなことをやっているんですよ。」(抜粋)

二葉亭四迷の『浮雲』、夏目漱石の苦悩、芥川龍之介の漠然とした不安など、明治時代から知識人が近代日本は生きにくいと論じてきたが、西部氏までそうだったのかと思ってしまった。内容はそれぞれ微妙に違いますけどね。

一番面白くて笑える雑談本です5
 名著「本日の雑談」の2号です。今年読んだ本で、これだけ面白くて笑える本はありませんでした。普通、対談形式の本は真面目な語り口調でまとめられていますが、こちらは雑談だからかそんな雰囲気はなく、くだけた感じで、まさにお喋りそのものです。それでいて、内容は短いながらもどれも濃密で、考えさせられることばかりです。しかも、二人の感情豊かなユーモアたっぷりの語り口が笑いを誘います。活字本でこんなに大笑いしたのは初めてです。面白い本をお探しの人には是非とも読んでほしい名作です。