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まけた側の良兵器集

まけた側の良兵器集
By こが しゅうと

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  • 発売日: 2009-04-30
  • 版型: 単行本(ソフトカバー)
  • 258 ページ

エディターレビュー

内容紹介
季刊ミリタリー・クラシックスでおなじみのミリタリー漫画家、こがしゅうと氏の単行本第2弾が満を持して登場します。
本書では、前半にこが氏が発表した同人誌に加筆訂正した作品を掲載。どれもマイナー兵器、あるいは末期的な状況の中で生み出された兵器たちをマンガやイラストを交えて緻密に解説したもので、特二式内火艇カミ、一等輸送艦、機上作業練習機「白菊」、甲標的丁型「蛟龍」、九九式狙撃銃、地対空ミサイル「奮竜」、人間魚雷「回天」、ロケット特攻機「桜花」の8種類の兵器を収録。特に「回天」と「桜花」はごく小部数しか発行していない幻の作品です。
また、後半ではミリタリー・クラシックスや美少女ミリタリー雑誌MC☆あくしずで発表された作品を一挙50ページ以上掲載。こちらは前半とはうって変わって、戦艦「比叡」、重巡洋艦「高雄」、駆逐艦「雪風」、一式陸攻、三式戦闘機「飛燕」、九七式中戦車などメジャーな兵器を紹介します。
このように、ミリタリーファン、こがしゅうとファン、マイナー兵器ファン、末期兵器ファンならば見逃せない、特濃の一冊となっています。

内容(「BOOK」データベースより)
戦艦「大和」、零戦などの陰に隠れて顧みられることの少ない、特二式内火艇、一等輸送艦、機上作業練習機「白菊」、九九式狙撃銃などの地味な兵器たち。そして甲標的丁型「蛟龍」、対空噴進弾「奮竜」、人間魚雷「回天」、特別攻撃機「桜花」など、主に大戦末期に逆転を賭して開発された秘密兵器たち…。彼らに対するこがしゅうとの異常な愛情が濃縮された一冊がここに登場。加えて雑誌ミリタリー・クラシックス、MC☆あくしずに掲載されたコミック、図解イラストも一挙収録した。


カスタマーレビュー

変わった切り口の兵器解説本です5
同人活動をしているころから筆者の作品を知っていますが、この本は筆者のお気に入りの兵器に
対する愛情が溢れ出ています。

筆者の兵器に対する探究心はすばらしいもので、今まで見向きもされていなかった
一等輸送艦などの知られざる兵器たちに光をあてております。

派手な活躍はしなかったけれど、それなりに期待されて開発された兵器に興味のある方には
おすすめの本ですよ。


奇の人の本4
一言で言うと「別視点からの切り口」
いわゆる有名兵器はほとんど扱われていません。
約250ページ中200ページまでマイナー兵器の解説やイラスト、それに加えて作者の妄想マンガが付いてきます。
残り50ページ強はミリタリークラッシックス、MCあくしずに掲載された見開きイラスト物。

良くも悪くもアク強め。
つっこんで調べて『なるほど』と思うところも有れば、かなり端折って『他の本を読め』といっているような所もある。
イラストやマンガが多い割に初心者には向かない珍しい本なのではないだろうか?
『桜花』と聞いてどういう兵器で、何時、どの様に使われ、どうなったか。そして大まかな三面図くらい書ける人向け。
正直レビュアの私も作中の『白菊』と聞いて思い出せなかった。 というか『赤とんぼ』と混同していた。
それくらい前半部はマイナー兵器が多い。
 中級者にはどうしてこの兵器が作られたのか、どうしてこの仕様になったのか。
自分の中の知識とつながったときに、スポットライトが反対側から当たって別の面がよく見えるようになったかのような感覚が得られて面白い。
おそらくこの段階で読むと本書を一番楽しめる。
 上級者は内容に突っ込みを入れたり、自分の妄想と違うと意見したり好きにしてほしい。

個人的な感覚で言えば速水螺旋人先生と同じくいつまでもこういう本を書いていてほしい、オンリーワンの人。

独特の切り口で楽しく読める旧日本軍兵器ガイド第二弾4
本書を含む作者の著作の特徴は、語られる事の少ない題材をなるべく平易な形式にまとめて、知識の無い人にも興味さえあれば楽しんでもらえる様に工夫がされている点にあります。

題材の特徴を整理して、それをストーリーに生かした漫画を導入部に配置する事でつかみを取り、以後はイラストを交えた詳細解説に移るというのが主な形式となっています。

漫画の内容はコメディ調のものが中心ですが、「九九式狙撃銃」「百式司偵」のエピソードはシリアスにまとめられ、特攻兵器である「回天」と「桜花」については漫画部分がありません。
ストレートに人の命が関わる題材については、無理に茶化す事もなかろうという事でしょうか。(既刊中の「伏龍」についてはその限りではありませんが)

既刊の「末期の水物兵器集」とあわせておすすめです。
末期の水物兵器集